ブリッジネットワークはリング状に形成して、物理的に複数のブリッジを相互に接続できます。次の図は、ブリッジネットワークリング構成を示しています。
図 4-3 ブリッジネットワークリング
図は、リング状に構成されたブリッジネットワークを示しています。この構成では、3 台のブリッジがあります。2 台のシステムが物理的に westminister ブリッジに接続されています。1 台のシステムが物理的に waterloo ブリッジに接続されており、もう 1 台のシステムが物理的に tower ブリッジに接続されています。ブリッジは、物理的にブリッジポートを介して相互に接続されています。
このタイプの構成では、古いパケットがリングの周りをエンドレスにループすることによってネットワークリンクが飽和状態になる問題が発生する可能性があります。このようなループ状況から保護するために、Oracle Solaris のブリッジには STP と TRILL の両方のプロトコルが実装されています。大部分のハードウェアブリッジでは、STP ループ保護も実装されています。