既存の顧客のために、このセクションでは、このリリースの次の主要な変更を強調表示します。
データリンクマルチパス (DLMP) アグリゲーションのプローブベースの障害検出 – DLMP の集約リンクと構成ターゲットの間の接続損失を検出します。このタイプの障害検出はリンクベースの障害検出メカニズムの制限に対処し、データリンクと 1 ホップ目のスイッチの間の直接接続の損失が原因で発生する障害のみを検出できます。詳細は、DLMP アグリゲーションの障害検出を参照してください。
ピアへの拡張伝送選択 (ETS) の推奨値の送信 – データセンターブリッジング (DCB) の ETS 機能は、DCB ネットワークにある次のホップのスイッチに対して Oracle Solar ホストが帯域幅共有を推奨できるように拡張されています。詳細は、ピアに対する ETS 構成の推奨、ETS 関連データリンクプロパティーの設定およびExample 6–8 を参照してください。
データリンクプロパティーの有効値の表示 – dladm show-linkprop サブコマンドは一部のデータリンクプロパティーに対する EFFECTIVE フィールドを表示するように拡張されています。EFFECTIVE フィールドの値はリソースの可用性、ベースとなるデバイスの機能、またはピアとのネゴシエーションに基づいてシステムによって決定されます。有効な値は構成した値と同じである必要はありません。データリンクプロパティーは、値が構成されていない場合でも有効な値を持つことができます。EFFECTIVE フィールドを表示する方法の例については、データリンクプロパティーの表示とExample 6–7 を参照してください。
ブリッジ統計情報の表示 – dlstat show-bridge サブコマンドはブリッジの統計情報や各ブリッジに接続されたリンクの統計情報を表示し、ブリッジ統計情報のネストされたビューも表示します。詳細は、構成されているブリッジに関する情報の表示を参照してください。