プロファイルベースのネットワーク構成を使用すると、複数の代替構成を定義でき、それぞれが単一のプロファイル (ネットワーク構成プロファイル (NCP) と呼ばれる) で識別されます。たとえば、静的 IP アドレスおよび DNS サーバー場所を使用してシステムを構成する、ノートブック PC 用の office という名前のプロファイルを作成できます。代替の home プロファイルでは、DHCP を使用してこの情報を取得できます。単一のコマンドで、あるプロファイルから別のプロファイルに数秒間で切り替えることができます。有効化の可能なさまざまなタイプのプロファイルでは、固定とリアクティブの 2 つのネットワーク構成モードがサポートされます。デフォルトモードは、システムでどのプロファイルが現在アクティブになっているかで決まります。
Oracle Solaris のインストール時にシステム上でプロファイルをアクティブにする方法については、Oracle Solaris 10 から Oracle Solaris 11.3 への移行 の インストール時のネットワークの構成動作を参照してください。
現在システムでアクティブなプロファイルが不明な場合は、netadm list コマンドを使用してこの情報を表示します。詳細は、プロファイルを有効および無効にするを参照してください。
Oracle Solaris でサポートされるさまざまなタイプのプロファイルの詳細は、Oracle Solaris でのプロファイルベースのネットワーク構成の管理についてを参照してください。