Oracle Solaris オペレーティングシステムでは、プロセスごとのリソース制限という概念が、タスクおよびプロジェクトのエンティティーに拡張されています (Chapter 2, プロジェクトとタスクについてに記載)。この拡張機能は、リソース制御 (rctls) 機能によって提供されます。また、割り当ては /etc/system 調整可能パラメータを通して設定していましたが、これもリソース制御メカニズムを通して自動的に行われるか、手動で構成するようになりました。
リソース制御には、接頭辞 zone、project、task、または process が付きます。リソース制御はシステム全体に適用できます。動作中のシステム上のリソース制御値を更新できます。
このリリースで使用できる標準のリソース制御のリストについては、使用可能なリソース制御を参照してください。使用可能なゾーン規模のリソース制御については、使用可能なリソース制御を参照してください。