Oracle® Solaris 11.2 でのリソースの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

poolstat の出力

デフォルトの出力形式では、poolstat は、見出し行を出力したあと、プールごとに 1 行ずつ表示されます。各プールの行は、プール ID とプール名で始まります。それに続く列は、プールに接続されているプロセッサセットに関する統計データです。複数のプールに接続されているリソースセットは、各プールで 1 回ずつ表示されるので、複数回表示されます。

列見出しは次のとおりです。

id

プール ID。

pool

プール名。

rid

リソースセット ID。

rset

リソースセット名。

type

リソースセットの種類。

min

リソースセットの最小サイズ。

max

リソースセットの最大サイズ。

size

リソースセットの現在のサイズ。

used

リソースセットのうちで現在使用されている部分のサイズ。

この値は、リソースセットの使用効率にリソースセットのサイズを乗算して計算されます。前回のサンプリング間隔でリソースセットが再構成されている場合、この値は報告されないことがあります。報告されなかった値はハイフン (-) で示されます。

load

リソースセットに加えられている負荷の絶対値。

このプロパティーの詳細については、libpool(3LIB) のマニュアルページを参照してください。

poolstat の出力では、次のことを指定できます。

  • 列の順序

  • 表示する見出し