Oracle® Solaris 11.2 でのリソースの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

FSS をデフォルトのスケジューラクラスにする方法

CPU 配分割り当てを有効にするには、FSS をシステムのデフォルトのスケジューラにする必要があります。

priocntldispadmin コマンドを組み合わせて使用することにより、FSS はただちにデフォルトのスケジューラになり、この設定はリブート後も有効です。

  1. root になるか、同等の役割になります。
  2. システムのデフォルトのスケジューラが FSS になるように設定します。
    # dispadmin -d FSS

    この変更指定は次のリブートで有効になります。リブート後は、システムのすべてのプロセスが FSS スケジューリングクラスで実行されます。

  3. リブートを行わずに、この構成をただちに有効にします。
    # priocntl -s -c FSS -i all