システム上で構成済みのリソースプールにゾーンを関連付ける代わりに、zonecfg コマンドを使用して、ゾーンの稼働中に有効になる一時プールを作成することもできます。詳細は、Oracle Solaris ゾーンの作成と使用 を参照してください。
ゾーンが有効になっているシステムの場合、1 つの非大域ゾーンにはリソースプールを 1 つだけ関連付けることができますが、特定のゾーンに割り当てたプールをそのゾーン専用にする必要はありません。また、大域ゾーンから poolbind コマンドを使用して、非大域ゾーンの個々のプロセスを別のプールに結合することもできません。非大域ゾーンとプールを関連付けるには、Oracle Solaris ゾーンの作成と使用 を参照してください。
プールに対してスケジューリングクラスを設定した場合は、そのプールに非大域ゾーンを関連付けると、そのゾーンではそのスケジューリングクラスがデフォルトで使用されます。
動的リソースプールを使用している場合、実行中の poold インスタンスの有効範囲は大域ゾーンに制限されます。
poolstat ユーティリティーを非大域ゾーンで実行すると、そのゾーンに関連付けられているプールの情報だけが表示されます。非大域ゾーンで引数なしで pooladm コマンドを実行すると、そのゾーンに関連付けられているプールの情報だけが表示されます。
リソースプールのコマンドについては、リソースプール機能で使用するコマンドを参照してください。