SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル

POST を構成する

1. Oracle ILOM にログインします。

   Oracle ILOM (サービス) へのログインを参照してください。

2. 仮想キースイッチを、実行する POST 構成に対応する値に設定します。

   次の例は SPARC M7-8 の場合です。仮想キースイッチを normal に構成しており、POST はその他のパラメータの値に従って実行します。

   -> set /HOST keyswitch_state=normal
   Set 'keyswitch_state' to 'Normal'

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   注 -  個々の POST パラメータが変更される場合は、keyswitch_state の値を normal にする必要があります。

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   keyswitch_state パラメータに使用可能な値については、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド、ファームウェアリリース 3.2.x』を参照してください。

3. 仮想キースイッチが normal に設定され、level または verbosity を定義する場合は、それぞれのパラメータを設定します。

   構文:

   set /HOST/diag property=value

   例:

   -> set /HOST/diag default_level=max
   -> set /HOST/diag default_verbosity=max

4. 現在の設定値を表示します。

   例:

   -> show /HOST/diag
   
   /HOST0/diag
      Targets:
    
      Properties:
           default_level = max
           default_verbosity = max
           error_level = max
           error_verbosity = max
           hw_change_level = max
           hw_change_verbosity = max
   
      Commands:
           cd
           set
           show
   ->

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   注意  -  verbosity の値を max に設定すると、POST でサーバーのテスト完了までにかかる時間が長くなることがあります。一部の構成では、verbosity の値を none に設定すると、POST 出力が一定の期間コンソールに表示されなくなります。

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関連情報

• POST の概要

• POST の動作に影響を与える Oracle ILOM プロパティー