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SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル

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更新: 2015 年 11 月
 
 

SP の取り外し

この手順は、サーバーの稼働中にお客様自身で実行できます。SP を取り外す場合も、SPP を取り外す場合も手順は同じです。


注 -  SP または SPP 上の青色の取り外し可能 LED が点灯していることを確認している場合にのみ、その SP または SPP を取り外します。

Caution

注意  -  この手順では、静電放電に弱いコンポーネントを取り扱う必要があります。この静電放電は、サーバーコンポーネントの障害の原因となる可能性があります。交換用の部品を梱包から取り出すときは、接地された静電気防止用マットの上でパッケージを開いてください。ハードウェア交換用の静電気防止用リストストラップを常に着用します。


  1. 最初の手順を確認します。
    1. SP にアクセスできない場合は、Step 2 に進みます。
    2. SP にアクセスできる場合、ここに示すように構成情報をバックアップし、Step 2 に進みます。
      -> cd /SP/config
      -> dump -destination uri target

    ここでは:

    • uri は、tftpftpsftpscphttp、および https です

    • target は、構成情報を格納するリモートの場所です

    例:

    -> dump -destination tftp://129.99.99.99/pathname
  2. 必要な ESD 対策を行います。

    ESD による損傷を防ぐを参照してください。

  3. 点灯している青色の取り外し可能 LED を特定します。

    コンポーネントはサーバーの背面にあります。SP の一般的なステータス LEDを参照してください。

  4. 障害のある SP を交換する場合、既存の NET MGT および SER MGT ポートプラグを再配置します。

    NET MGT ポートおよび SER MGT ポートに取り付けられているすべてのポートプラグを取り外し、交換用 SP または SPP 上の同じポートに取り付けます。

  5. NET MGT ポートおよび SER MGT ポートに接続されているケーブルにラベルを付けて、ケーブルを取り外します。

    CMIOU シャーシ背面のコンポーネントスイッチシャーシ背面のコンポーネント (SPARC M7-16)、および SER MGT および NET MGT ポートの位置および番号付けを参照してください。

  6. 取り外しラッチをつまんで、取り外しアームを開きます。
    image:SP 取り外しアームを開く方法を示す図。
  7. SP を SP トレイから途中まで引き出します。

    8 (1 つの PDomain) SP および SPP はそれぞれのベイにしっかりと固定されています。取り外しラッチを強く引き出し、ベイから SP または SPP を解除します。


    image:トレイから SP を取り外す方法を示す図。
  8. 取り外しアームを閉じます。

    これにより、コンポーネントを引き出すときにアームの損傷を防ぎます。


    image:取り外しアームを閉じる方法を示す図。
  9. 両手を使って SP トレイからコンポーネントを慎重に取り外し、背面のコネクタにぶつからないようにします。
  10. SP を静電気防止用マットの上に置きます。
  11. 次の手順を特定します。

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