スイッチユニットを取り外す準備をする

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交換用スイッチユニットを利用できる場合にスイッチユニットを交換します。

スイッチユニットを取り外す前に次の手順を済ませます。

注 - スイッチユニットの交換用キットには、スイッチユニットのコネクタを保護するためのプラスチック製カバーが含まれています。これらのカバーは Oracle に返却してください。

保守を必要とするスイッチユニットを特定します。
障害が発生したコンポーネントの特定およびスイッチユニットの LEDを参照してください。
スイッチユニットを交換する場合、静電気防止用マットの上で新しいスイッチユニットを梱包から取り出します。
ESD による損傷を防ぐを参照してください。
スイッチユニットがサービスから削除されていることを確認します。
```
-> show /System/Other_Removable_Devices/Scalability_Switch_Boards
    /Scalability_Switch_Board_x health  
    Properties:
      health = Offline
```
次の手順を特定します。
- health で Service Required の値が返された場合は、Step 4 に進みます。
- health で Offline の値が返された場合は、Step 5 に進みます。

必要な場合にのみ、サーバーを停止します。

-> stop /System
    Are you sure you want to stop /System (y/n) ? y
    Stopping /System 
    ->

スイッチユニットを取り外す準備を行い、準備できたことを確認します。
```
-> set /System/Other_Removable_Devices/Scalability_Switch_Boards
    /Scalability_Switch_Board_x action=prepare_to_remove
```
スイッチユニットを取り外す準備ができると、青色の取り外し可能 LED が点灯します。

注 - prepare_to_remove コマンドを発行したが、スイッチユニットを取り外さないことにした場合は、コンポーネントをサービスに戻す必要があります。これを行うには、return_to_service コマンドを発行するか、物理的にスイッチユニットをサーバーから取り外して再度取り付けます。
プラスチック製カバーを新しいスイッチユニットのコネクタから取り外し、システムから古いスイッチユニットを取り外したあとでそのコネクタに取り付けるために取っておきます。

SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル