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SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル

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更新: 2015 年 11 月
 
 

PDU を取り付ける


注 -  必ず元の PDU と同じ位置に、交換用 PDU を取り付けます。ラックの中心近くに取り付けた場合、PDU は、取り付けられているコンポーネントと干渉します。ラックの背面の近くに取り付けた場合、PDU は、ケーブル管理フックに干渉し、PDU 回路遮断器にアクセスできません。
  1. 回路遮断器がラックの背面に向いていることを確認しながら、交換用 PDU を持ち上げ、交換用 PDU のスタンドオフボルトを上部および下部ブラケットのキーホールスロットに取り付けます。
    image:PDU を取り付ける方法を示す図。

    Caution

    注意  -  PDU を持ち上げラックに固定するには、2 人の人員が必要です。


    PDU は重量によってラックに保持されており、スタンドオフボルトは固定部品のキーホールスロットに取り付けられています。


    注 -  回路遮断器は、遮断した場合にリセットできるように、ラックの背面に向ける必要があります。
  2. (オプション) T-25 トルクスレンチと 4 本の M5 輸送用ねじおよびワッシャーを使用して、交換用 PDU を固定部品に固定します。

    耐久性を高めるために、輸送用ねじおよびワッシャー (固定部品ごとに 2 本のねじとワッシャー) を使用して PDU を固定部品に固定します。ラックを別の場所に運搬する場合、これらの輸送用ねじを使用して PDU を固定する必要があります。


    image:必要に応じて、輸送用ねじを取り付ける位置を示す図。
  3. 背面の RETMA レールとサイドパネルの間に電力入力リードコードを通します。

    交換用の PDU には 3 本の電力入力リードコードがありますが、これらは、サイドパネルと背面 RETMA レールの間を通す必要があります。電力入力リードコードをメイン電源に接続する位置に応じて、ラックの下部を通して下に、またはラックの上部を通して上にコードを配線します。ラックの下部を通してケーブルを配線する場合、床の安全器の寸法については、『Sun Rack II の配電盤のユーザーズガイド』を参照してください。


    Caution

    注意  -  電力入力リードをひねったり、ねじったり、曲げすぎたりしないでください。


  4. タイラップを使用して、交換用の PDU 入力リードケーブルをケーブル配線ブラケットに固定します。
  5. 交換用 PDU ですべての PDU 回路遮断器をオフにしていることを確認します。

    PDU の取り外しの準備を行うを参照してください。

  6. 交換用の PDU 入力リードコードコネクタを探します。

    PDU を取り付けたときのコードの配線方法に応じて、ラックの下部または上部のとちらかからコードを配線します。

  7. 交換用 PDU の電力リードコードを、施設の AC 電源に接続します。

    ラックに 2 台の PDU が含まれる場合、各 PDU が別の AC 電源の回路に接続していることを確認し、取り外した同じ位置にジャンパコードを再度取り付けます。ジャンパコードの取り付け位置の詳細は、SPARC M7 シリーズサーバー設置ガイドを参照してください。

  8. 遮断器を次の順序でオンにします。
    • SPARC M7-8 の場合:

      • L2、L1、L0

      • R6、R7、R8

    • SPARC M7-16 の場合:

      • R4、R5、L5、L4

      • R0、R1、R2、L8、L7、L6

      • R6、R7、R8、L2、L1、L0

    ここで、R はサーバーの背面から見て右側の PDU (PDU B) を示し、L はサーバーの背面から見て左側の PDU (PDU A) を示し、数字は PDU グループ番号を表します。


    注 -  PDU の回路遮断器がオンになるとすぐにスタンバイ電源が供給され、SP がブートします。

    PDU 回路遮断器をオンにする順序については、PDU 回路遮断器のスイッチオンを参照してください。

  9. サーバーを再起動します。
    -> start /System

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