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SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル

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更新: 2015 年 11 月
 
 

フロントインジケータパネルのコントロールおよび LED

SPARC M7-8 サーバーでは、フロントインジケータパネルは CMIOU シャーシ上にあります。

SPARC M7-16 では、フロントインジケータパネルはスイッチシャーシ上にあります。

image:フロントインジケータパネルを示す図。

番号
LED
アイコンまたはラベル
説明
1
ロケータ LED およびボタン (白色)
image:ロケータボタン/LED のアイコン
ロケータ LED をオンにすると、特定のサーバーを識別できます。点灯時に、LED はすばやく点滅します。ロケータボタンを押すか、Oracle ILOM で次のように入力して、ロケータ LED を点灯します。
set /System locator_indicator=on
テスト時にすべてが点灯する: 前面および背面のパネル LED および Oracle ILOM の制御下にあるその他のサーバー LED の機能をテストするには、位置特定ボタンを 2 秒以内に 3 回押します。LED は 15 秒間点灯してから通常の動作に戻ります。

注 -  Oracle ILOM の制御下にないコンポーネント LED は、テスト中に点灯しません。

2
保守要求 LED (オレンジ色)
image:保守要求 LED のアイコン
fmadm faulty コマンドは、このインジケータが点灯する原因である障害に関する詳細を示します。障害が発生したコンポーネントの特定を参照してください。
ほとんどの障害の状況では、保守要求インジケータに加えて、個々のコンポーネントの LED も点灯します。
3
AC OK LED (緑色)
image:AC OK LED のアイコン
これらの状況を示します。
  • 消灯 - サーバーは正常に動作していません。電源が入っていない可能性があります。

  • 常時点灯 - サーバーの電源が入っており、正常に動作しています。保守アクションは必要ありません。

  • 3 秒に一度短く点滅 - サーバーは待機モードで動作していて、すぐに完全な機能に戻れます。

  • ゆっくり点滅 - 通常の状態ですが、遷移的な動作が行われています。ゆっくりした点滅は、システムの診断が実行されているか、サーバーがブート中であることを示している可能性があります。

4
SP LED
SP
これらの状況を示します。
  • 消灯 – サーバーは電力を受けていません。たとえば、電源コードが接続されていないか、施設の電力網のサーキットブレーカーがオフになっています。

  • 常時点灯 (緑色) – SP のいずれかまたは両方が初期化されており、Oracle ILOM CLI または Web インタフェースを介してアクセスできます。

  • 点滅 (緑色) - SP が Oracle ILOM ファームウェアを初期化しています。

5
システム温度超過 LED (オレンジ色)
image:温度超過 LED のアイコン
これらの状況を示します。
  • 消灯 – 通常状態を示し、保守アクションは必要ありません。

  • 常時点灯 – 温度に関する障害イベントが確認され、保守アクションが必要であることを示します。

6
背面障害 LED (オレンジ色)
これらの状況を示します。
  • 消灯 – 通常状態を示し、保守アクションは必要ありません。

  • 常時点灯 – サーバーの背面からアクセスするコンポーネントで障害イベントが確認され、少なくとも 1 つのモジュールで保守アクションが必要であることを示しています。

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