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SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル

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更新: 2015 年 11 月
 
 

POST の概要

POST は、ホストの電源投入時またはリセット時に実行される、PROM ベースの一連のテストです。POST は、サーバーの重要なハードウェアコンポーネントの基本的な完全性を確認します。

その他の Oracle ILOM プロパティーを設定して、POST 処理のその他のさまざまな面を制御することもできます。たとえば、POST を実行するイベント、POST 実行のテストのレベル、および POST で表示する診断情報の量を指定できます。これらのプロパティーは、POST の動作に影響を与える Oracle ILOM プロパティーで説明します。

POST で障害のあるコンポーネントが検出された場合、そのコンポーネントは自動的に無効になります。無効になったコンポーネントがない状態でサーバーが動作可能な場合、POST でテストが完了するとサーバーがブートします。たとえば、POST で障害のあるプロセッサコアが検出された場合、そのコアは無効になり、POST でそのテストシーケンスが完了すると、サーバーが残りのコアを使用してブートします。

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