CMIOU の取り外し
この手順は、サーバーの稼働中に実行できます。
![Caution Caution](graphics/electrical.gif) | 注意 -
この手順では、静電放電に弱いコンポーネントを取り扱う必要があります。この静電放電は、サーバーコンポーネントの障害の原因となる可能性があります。交換用の部品を梱包から取り出すときは、接地された静電気防止用マットの上でパッケージを開いてください。ハードウェア交換用の静電気防止用リストストラップを常に着用します。
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注 -
CMIOU 交換用キットには、CMIOU コネクタを保護するプラスチック製カバーが含まれています。これらのカバーは Oracle に返却してください。
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CMIOU が取り外し可能であることを確認します。
CMIOU の取り外し準備を参照してください。
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CMIOU を装着解除します。
CMIOU の装着解除を参照してください。
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サーバーから CMIOU を取り外します。
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両方の取り外しアームを、カチッと固定されるまで CMIOU の中心の方向に折りたたみます (図 1)。
これにより、CMIOU を引き出した際にレバーの損傷を防ぎます。
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両手で CMIOU をサーバーからていねいに取り外します (図 2)。背面コネクタが飛び跳ねないようにしてください。
![Caution Caution](graphics/caution.gif) | 注意 -
ユニットの背面は重量があります。CMIOU の重量は 25 lb (11.3 kg) です。シャーシから CMIOU を取り外すときは、両手を使用してください。
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CMIOU を静電気防止用マットの上に置きます。
新しい CMIOU のコネクタから取り外したプラスチックカバーを、交換している CMIOU のコネクタに取り付けます。
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DIMM、障害のある eUSB ディスク、または障害のある CMIOU を交換している場合は (新しい CMIOU に取り付けるための DIMM を取り外す場合を含む)、CMIOU の上部カバーを取り外します。
保守する別のコンポーネントにアクセスするために CMIOU を取り外している場合は、上部カバーを取り外さないでください。
カバー上部の緑色のボタンを押しながら、CMIOU からカバーを外します。ボタンを押したまま、カバーの背面端を持ち、CMIOU の背面方向に停止するまでスライドさせます。カバーを持ち上げます。
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次の手順を特定します。
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障害のある CMIOU を交換している場合は、すべての DIMM および PCIe キャリアを取り外し、新しい CMIOU に移動します。
DIMM の保守、および PCIe カードの保守を参照してください。
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障害のある DIMM を交換している場合は、DIMM の保守を参照してください。
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別のコンポーネントの交換準備で CMIOU を取り外している場合は、関連する交換手順を参照してください。
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交換したコンポーネントを Oracle に返却します。