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SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル

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更新: 2015 年 11 月
 
 

SP ファームウェアおよび構成

システムファームウェアは、SP コンポーネントとホストコンポーネントの 2 つのコンポーネントで構成されます。SP ファームウェアコンポーネントは、SP 内の SPM 上にあります。ホストファームウェアコンポーネントは SP ボード上にあり、ホストが起動したときに、CMIOU にダウンロードされます。サーバーが正しく動作するために、これらの 2 つのコンポーネント内のファームウェアには互換性が必要です。

SP を交換する前に、Oracle ILOM バックアップユーティリティーを使用して構成を保存します。Oracle ILOM の構成のバックアップ作成および復元方法については、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。


注 -  サーバーで TPM が初期化されている場合は、「tpmadm failover」コマンドを使用すると TPM データおよび鍵がスタンバイ SP に自動的にバックアップされます。新しい SP 上のバックアップされた TPM データおよび鍵を、システム移行またはハードウェア交換に使用できます。TPM を初期化するときにフェイルオーバーを有効にする方法については、「Oracle Solaris 11.3 のシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護」を参照してください。

SP の交換後、SP ファームウェア、ホストファームウェア、および構成は、既存のアクティブ SP から新しい SP に復元されます。


注 -  このコンポーネントを交換したあとに必要になる可能性があるファームウェアの更新および関連する .pkg ファイルについては、My Oracle Support https://support.oracle.com に移動します

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