SPARC M7 シリーズサーバーサービスマニュアル

カードキャリアをサーバーに取り付ける

M7 シリーズサーバーでは、フェースプレート上に「x16 CAR」というラベルが物理的に付いた PCIe x16 ホットプラグカードキャリアのみを取り付けます。Oracle サーバーの以前の世代からの PCIe x8 カードキャリア (フェースプレート上に「CAR」というラベル付き) は取り付けないでください。サポートされる PCIe カードキャリアおよび PCIe カードを参照してください。

1. 現在、静電気防止対策が取られているか確認します。

   ESD による損傷を防ぐを参照してください。

2. プライマリドメインで Oracle Solaris プロンプトが表示されていることを確認します。

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   注 - プライマリドメインでオープンブートプロンプトが表示されているときの PCIe カードキャリアの取り付けは、サポートされていません。

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3. キャリアと I/O カードを CMIOU スロットに取り付けます。
   
   1. キャリアの両側のハンドルを均等に押し、キャリアをスロットにまっすぐスライドして入れます (パネル 1)。

      キャリアをスロットに正しくスライドさせて入れると、キャリアがコネクタに固定されるわずかな抵抗が感じられます。

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      注意  -  キャリアをスロットに挿入している間に、引き抜きレバーを押さないでください。キャリアが斜めに入り、コネクタが破損することがあります。

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   2. キャリアの引き抜きレバーをロックします (パネル 2)。
4. カードに I/O ケーブルを取り付けます。

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   注 -  PCIe カードケーブルの管理および配線の手順については、SPARC M7 シリーズサーバー設置ガイドを参照してください。

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5. キャリアの ATTN ボタンを押して、PDomain 内で PCIe カードを再構成します。

   PDomain によって PCIe カードが使用可能になるまで、数秒間キャリアの LED が点滅します。カードが使用可能になると、カードの LED はアクティビティーを示します。

6. カードの取り付けを確認します。

   PCIe カードを検証するを参照してください。

関連情報

• PCIe カードをカードキャリアに取り付ける

• I/O ドメイン上で PCIe カード構成を復元する