I/O ドメインで使用できる CPU、メモリー、および I/O リソースの量は、SuperCluster のモデルと、初期インストール時に設定されたドメイン構成によって決まります。
この図は、CPU およびメモリーリソースがどのように I/O ドメインの作成に使用可能になるかを示しています。この図は、SuperCluster T5-8 上の 1 つの計算ノード、または SuperCluster M6-32 上の 1 つの PDomain を表しています。
I/O ドメインは、リポジトリから割り当てられたリソースです。これによって I/O ドメインでは、計算ノードのリポジトリから使用できる十分な CPU およびメモリーリソースがあるかぎり、単一のルートドメインから使用できる量より多くの CPU およびメモリーで構成できます。
I/O ドメインが削除された場合、リソースはリポジトリに戻されます。
リポジトリ内のリソースは、次のアクティビティーの影響を受けます。
インストール時 – ルートドメインが構成されている場合、ルートドメインの CPU およびメモリーリソースの大部分は、自動的に CPU およびメモリーリポジトリでパーク状態になります。
少数の CPU およびメモリーリソースがルートドメイン自体のために予約されます。
IB および 10GbE インタフェースは、各ルートドメインの物理デバイスから作成された仮想機能 (VF) の形式で、I/O ドメインで使用できるようになります。このような物理デバイス (IB HCA および 10GbE NIC) は物理機能 (PF) と呼ばれます。I/O ドメインで使用するために各 PF から複数の VF が作成され、各 VF はその作成元である基本の物理デバイスと同じように動作します。
その後の構成時 – osc-setcoremem ユーティリティーを使用して、専用ドメインから CPU およびメモリーリソースをパーク状態にすることを選択できます。パーク状態のリソースは、CPU およびメモリーリポジトリに配置され、I/O ドメインで使用できるようになります。