この手順では、I/O ドメインへのリソース量の割り当ておよびネットワークパラメータの構成をレシピを使用して行うか、リソースとネットワークパラメータをその場で定義することができます。レシピを使用する計画がある場合、この手順を実行する前にそのレシピが存在している必要があります。I/O ドメインの作成方法の選択を参照してください。
I/O ドメインを作成すると、指定された量のリソースが I/O ドメイン用に予約されますが、I/O ドメインは配備するまで使用できません。
ツールでは、使用できるよりも多くのリソースを割り当てることはできません。
I/O ドメイン作成ツールへのログインを参照してください。
最初の「新しい I/O ドメインの作成」画面が表示されます。
ドメインタイプ – Oracle データベースドメインを選択します。
リソースレシピ – プルダウンリストでいずれかのオプションを選択します。選択肢は、次のとおりです。
「Small」、「Medium」、「Large」などのレシピ、および作成されるその他のレシピの 1 つ。レシピとテンプレートの管理を参照してください。
カスタムレシピ – ツールによって、コア、メモリー、および 10GbE インタフェース用のリソース割り当てを入力するように求められます。Step 5 に進みます。
ネットワークレシピ – プルダウンリストでいずれかのオプションを選択します。選択肢は、次のとおりです。
ネットワークのレシピの 1 つ。ネットワークレシピの作成を参照してください。
カスタムレシピ – ツールによって、ネットワークパラメータを入力するように求められます。
コア数
メモリー
10GbE インタフェースの数
ドメイン名 – このレシピで作成される I/O ドメインに適用するドメイン名 (company.com など) を指定します。
ネームサーバー – このレシピで作成される I/O ドメインに適用するネームサーバーの IP アドレスを、コンマまたはスペース区切りのリストで指定します。
タイムサーバー – このレシピで作成される I/O ドメインに適用するタイムサーバーの IP アドレスを、コンマまたはスペース区切りのリストで指定します。
タイムゾーン – プルダウンリストからタイムゾーンを選択します。選択したタイムゾーンは、このレシピで作成される I/O ドメインに適用されます。
これらのパラメータを構成します。
RAC ID – プルダウンリストからいずれかの RAC クラスタを選択します。RAC ID はユーザーごとに一意です。
物理ホスト – I/O ドメインが存在することになる計算ノードを選択します。RAC を作成している場合、冗長性のために I/O ドメインごとに別の計算ノードを選択します。
管理ネットワーク – ツールがどのように構成されているかにより (IP アドレスの割り当て方法の構成 (管理者)を参照)、IP アドレスが自動的に割り当てられる場合と、使用可能な IP アドレスをドロップダウンリストから選択できる場合があります。
管理ホスト名 – この I/O ドメインの管理ネットワークに一意の名前を割り当てます。この名前が I/O ドメインの名前になります。
クライアント (10Gb) ネットワーク – ツールがどのように構成されているかにより (IP アドレスの割り当て方法の構成 (管理者)を参照)、IP アドレスが自動的に割り当てられる場合と、使用可能な IP アドレスをドロップダウンリストから選択できる場合があります。
クライアント (10Gb) ホスト名 – デフォルトを使用するか、この I/O ドメインのクライアントネットワークに一意の名前を割り当てます。
ストレージ IB ネットワーク – ドロップダウンリストから、使用可能なネットワークを選択します。
ストレージ IB ホスト名 – このホスト名は自動的に割り当てられます。
Exadata IB ネットワーク – デフォルトを使用するか、この I/O ドメインの最初の Exadata IB ネットワークに一意の名前を割り当てます。
Exadata IB ホスト名 – デフォルトを使用するか、この I/O ドメインの最初の Exadata IB ネットワークに一意の名前を割り当てます。
VIP ホスト名 – この I/O ドメインの仮想 IP に一意の名前を割り当てます。
I/O ドメイン作成ツールはシステムリソースを予約しますが、構成を使用のために配備しません。選択時に I/O ドメインを配備します。I/O ドメインの配備を参照してください。
割り当てプロセス中に追加の SCAN ホスト名および IP アドレスが割り当てられます。あとで、必要に応じて SCAN ネットワークの名前を変更できます。
ツールが構成の問題を検出した場合、ツールは次のメッセージを表示します。
リソースが不足しています。例:
Insufficient Unallocated Cores available on the chosen Compute Node. 10 Requested, 8 Remaining
パフォーマンスの問題がある可能性がある構成。例:
Error: VF allocation requires dedicated core in the same locality group for performance reasons requested core count: 1 optimal core count based on number of requested VFs: 2
そのようなメッセージを受け取った場合、「取消し」をクリックして、より少ないリソースまたは別のリソースを要求するレシピを使用して新しい I/O ドメインを構成します。
「I/O ドメイン」画面の上部に確認パネルが表示されます。
割り当てのステータスが「状態」列に表示されます。
「I/O ドメイン」画面の確認パネルに、ネットワークのホスト名と IP アドレスが表示されます。これらは、I/O ドメインの詳細を表示すると表示されます。
I/O ドメインを配備します。
I/O ドメインの配備を参照してください。
「I/O ドメイン構成タスクの概要」に移動します。
I/O ドメイン構成タスクの概要を参照してください。
アクティビティーをモニターします。
アクティビティー、リソース変更、およびツールの健全性のモニタリングを参照してください。
データベース I/O ドメインの SCAN ネットワークの名前を変更します。
SCAN ネットワークの名前の変更を参照してください。