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Oracle I/O ドメイン管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

I/O ドメイン作成ツールの概要


注 -  このガイドでは、ブランチ 2.2.0.873 で識別されるバージョンのツールについて説明します。ツールのバージョンの確認を参照してください。

I/O ドメイン作成ツールでは、SuperCluster システム上のI/O ドメインのライフサイクルを管理できます。I/O ドメインの作成と削除、および CPU、メモリー、I/O リソースの割り当てと割り当て解除を必要に応じて行うことができます。ツールは事前に定義されたストレージ量を自動的に計算し、選択された CPU およびメモリーリソースに基づいてスワップとダンプのための追加リソースを計算します。

管理者アカウントから、完全または限定された権限および無制限または制限されたリソースを持つ、追加のユーザーアカウントを作成できます。その後、ユーザーは自分の I/O ドメインを作成できます。

管理者とユーザーはリソースとネットワークのレシピを作成できます。これらは、I/O ドメインに特定量のリソースを自動的に割り当てるために使用されます。

管理者とユーザーはツールを使用して、Oracle Solaris とアプリケーションを実行する I/O ドメイン (アプリケーション I/O ドメイン)、または Oracle データベースを実行する I/O ドメイン (データベース I/O ドメイン) を作成できます。ドメインの詳細については、SuperCluster ドメインの概要を参照してください。

ツールを使用して I/O ドメインを配備するとき、ツールはいくつかの複雑なアクティビティーをバックグラウンドで実行して、I/O ドメインを構成し OS をインストールします。また、OVM テンプレートを使用して I/O ドメインを作成することにより、特定のアプリケーションのインストールと構成も自動化できます。

管理者はツールを使用して、配備アクティビティーとツールアクティビティーをモニターしたり、I/O ドメインの健全性のステータスを取得したりできます。