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Oracle I/O ドメイン管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

用語集

A
アプリケーションドメイン

Oracle Solaris およびクライアントアプリケーションを実行するドメイン。

ASMM

自動共有メモリー管理。

ASR

自動サービスリクエスト。特定のハードウェア障害が発生した場合に自動的にサービスリクエストを開始する、Oracle または Sun のハードウェア機能。ASR は MOS と統合されており、サポート契約が必要です。MOSも参照してください。

B
ベース構成 PDomain

2 つまたは 4 つの PDomain で構成される SuperCluster M6-32 構成で、各 PDomain には 1 つの DCU が関連付けられています。ベース構成 PDomain は、1 つの計算サーバー上に存在させるか、2 つの計算サーバーに分散させることが可能です。計算サーバーDCU拡張構成 PDomain、および PDomainも参照してください。

C
Cisco Catalyst Ethernet スイッチ

SuperCluster 管理ネットワークを提供します。このドキュメントでは、短縮名「Ethernet 管理スイッチ」を使用して示します。Ethernet 管理スイッチも参照してください。

CMP

チップ多重処理。

CMU

CPU メモリーユニット。

COD

キャパシティーオンデマンド。

計算サーバー

SuperCluster の主要コンポーネントである SPARC サーバーの短縮名。

D
データベースドメイン

SuperCluster データベースが含まれているドメイン。

DB

Oracle データベース。

DCU

ドメイン構成可能ユニット。SuperCluster M6-32 PDomain の最小構成単位。計算サーバーの各 DCU には、2 つまたは 4 つの CMU と 1 つの IOU が含まれています。PDomain も参照してください。

専用ドメイン

データベースドメインまたはアプリケーションドメイン (Oracle Solaris 10 または Oracle Solaris 11 OS を実行) のいずれかとしてインストール時に構成されたドメインを含む SuperCluster LDom カテゴリ。専用ドメインは 10GbE NIC および IB HCA (および存在する場合にはファイバチャネルカード) に直接アクセスします。データベースドメインおよび アプリケーションドメインも参照してください。

DHCP

動的ホスト構成プロトコル。TCP/IP ネットワーク上のクライアントに自動的に IP アドレスを割り当てるソフトウェア。TCPも参照してください。

DIMM

デュアルインラインメモリーモジュール。

E
EECS

Oracle Exalogic Elastic Cloud ソフトウェア。

Ethernet 管理スイッチ

Cisco Catalyst Ethernet スイッチの短縮名。Cisco Catalyst Ethernet スイッチも参照してください。

拡張ラック

SuperCluster に追加できるオプションの Oracle Exadata Storage Expansion Rack の短縮名。Oracle Exadata Storage Expansion Rackも参照してください。

拡張構成 PDomain

2 つの PDomain で構成される SuperCluster M6-32 構成で、各 PDomain には 2 つの DCU が関連付けられています。拡張構成 PDomain は、1 つの計算サーバー上に存在させるか、2 つの計算サーバーに分散させることが可能です。ベース構成 PDomain計算サーバーDCU、および PDomainも参照してください。

F
FMA

障害管理アーキテクチャー。Oracle Solaris サーバーの機能で、エラーハンドラ、構造化されたエラー遠隔測定、自動化された診断ソフトウェア、応答エージェント、およびメッセージングが含まれています。

フル配置 DCU 構成

計算サーバー内の各 DCU に 4 つの CMU を含む SuperCluster M6-32 構成。DCUおよび 半数配置 DCU 構成も参照してください。

G
GB

G バイト。1G バイト = 1024M バイト。

GbE

ギガビット Ethernet。

GNS

グリッドネーミングサービス。

H
半数配置 DCU 構成

計算サーバー内の各 DCU に 2 つの CMU を含む SuperCluster M6-32 構成。DCUおよび フル配置 DCU 構成も参照してください。

HCA

ホストチャネルアダプタ。

I
IB

InfiniBand。

IB スイッチ

Sun Datacenter InfiniBand Switch 36 の短縮名。リーフスイッチスパインスイッチ、および Sun Datacenter InfiniBand Switch 36も参照してください。

ILOM

Oracle ILOMを参照してください。

I/O ドメイン

ルートドメインがある場合、選択時に希望のリソースを使用して I/O ドメインを作成できます。I/O ドメイン作成ツールでは、CPU およびメモリーリポジトリから I/O ドメインにリソースを割り当てたり、ルートドメインによってホストされた仮想機能から I/O ドメインにリソースを割り当てたりできます。I/O ドメインを作成する際、これを Oracle Solaris 11 OS を実行するデータベースドメインまたはアプリケーションドメインとして割り当てます。ルートドメインも参照してください。

IPMI

Intelligent Platform Management Interface。

IPMP

IP ネットワークマルチパス。

iSCSI

Internet Small Computer System Interface。

L
リーフスイッチ

IB スイッチのうち 2 台はリーフスイッチとして構成され、3 台目はスパインスイッチとして構成されます。IB スイッチも参照してください。

LDom

論理ドメイン。リソースの個別の論理グループで構成される仮想マシンであり、単一のコンピュータシステム内に独自のオペレーティングシステムと識別情報を保有します。LDom は Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアを使用して作成されます。Oracle VM Server for SPARCも参照してください。

M
MIB

管理情報ベース。

MOS

My Oracle Support。

N
NET MGT

SP 上のネットワーク管理ポート。SPも参照してください。

NIC

ネットワークインタフェースカード。

NUMA

不均一メモリーアクセス。

O
OBP

OpenBoot PROM。プラットフォームに依存しないドライバをサーバーがデバイスから直接ロードできるようにし、計算サーバーの起動と低レベルの診断を実行できるインタフェースを提供する、SPARC サーバー上のファームウェア。

OCM

Oracle Configuration Manager。

OEDA

Oracle Exadata デプロイメントアシスタント

ONS

Oracle Notification Service。

Oracle ASM

Oracle Automatic Storage Management。Oracle データベースをサポートするボリュームマネージャーおよびファイルシステム。

Oracle Exadata Storage Expansion Rack

追加のストレージが必要になった SuperCluster M6-32 システムに追加できるオプションの拡張ラック (フル、半数、または 4 分の 1 構成)。このドキュメントでは、短縮名「拡張ラック」を使用して示します。拡張ラックも参照してください。

Oracle ILOM

Oracle Integrated Lights Out Manager。サーバーをオペレーティングシステムから独立して管理できるようにする、SP 上のソフトウェア。SPも参照してください。

Oracle Solaris OS

Oracle Solaris オペレーティングシステム。

Oracle SuperCluster

すべての Oracle SuperCluster モデルを指します。

Oracle VM Server for SPARC

SPARC サーバーの仮想化およびパーティション技術。LDomも参照してください。

Oracle ZFS ZS3-ES ストレージアプライアンス

ストレージラック内にあり、SuperCluster M6-32 に共有型ストレージ機能を提供します。このドキュメントでは、短縮名「ZFS ストレージアプライアンス」を使用して示します。ZFS ストレージアプライアンスも参照してください。

OS

オペレーティングシステム。

P
パーク状態のリソース

CPU およびメモリーリポジトリで確保されている CPU およびメモリーリソース。パーク状態のリソースは、I/O ドメイン作成ツールを使用して I/O ドメインに割り当てます。

PCIe

Peripheral Component Interconnect Express。

PDomain

物理ドメイン。計算サーバー上の各 SuperCluster M6-32 PDomain は、障害の切り分けとセキュリティーのためにハードウェア領域が完全に隔離された、個別に構成および起動できるエンティティーです。

PDU

配電盤。

PF

物理機能。IB HCA、10GbE NIC、PCIe スロットに取り付けられたファイバチャネルカードなどの物理 I/O デバイスによって提供される機能。論理デバイスまたは仮想機能 (VF) は PF から作成されます。

POST

電源投入時自己診断。計算サーバーに電源が投入されたときに実行される診断。

Q
QMU

四半期ごとの保守アップデート。

QSFP

Quad Small Form-factor Pluggable (クワッドスモールフォームファクタプラガブル)。10GbE テクノロジ用トランシーバの仕様。

R
RAC

Real Application Cluster。

RCLB

実行時接続の負荷分散。

rKVMS

リモートのキーボード、ビデオ、マウス、およびストレージ。

ルートコンプレックス

PCIe I/O ファブリックに基礎を提供する CMP 回路。各 PCIe I/O ファブリックは、ルートコンプレックスに関連付けられた PCIe スイッチ、PCIe スロット、およびリーフデバイスで構成されます。

ルートドメイン

インストール時に構成される論理ドメイン。ルートドメインは、I/O ドメインの構成を計画している場合に必要です。ルートドメインは、I/O ドメインが VF を取得する元となる PF をホストします。ルートドメインの CPU およびメモリーリソースの大部分は、あとで使用できるように I/O ドメインによってパーク状態にされます。

S
SAS

Serial Attached SCSI。

SATA

シリアル ATA。

SER MGT

SP 上のシリアル管理ポート。SPも参照してください。

SCAN

単一クライアントアクセス名。RAC 環境で使用される機能で、クラスタで実行されているすべての Oracle Database にアクセスするクライアント用の単一名を提供します。RACも参照してください。

SDP

Session Description Protocol。

SFP および SFP+

スモールフォームファクタプラガブル標準。SFP+ は 10GbE テクノロジのトランシーバの仕様です。

SGA

システムグローバル領域。

SMF

サービス管理機能。

SNMP

Simple Network Management Protocol。

SP

サービスプロセッサ。ホストから切り離されていて、ホストの状態に関係なくホストをモニターおよび管理するプロセッサ。SP はリモートの Lights Out 管理を提供する Oracle ILOM を実行します。SuperCluster M6-32 では、計算サーバー、ストレージサーバー、ZFS ストレージアプライアンスコントローラ、および IB スイッチ上に SP があります。Oracle ILOMも参照してください。

SPARC サーバー

主要な計算リソースを提供する SuperCluster の主要コンポーネント。このドキュメントでは、短縮名「計算サーバー」を使用して示します。計算サーバーも参照してください。

スパインスイッチ

SuperCluster の IB スイッチのうち、スパインスイッチとして構成されたもの。IB スイッチおよび リーフスイッチも参照してください。

SR-IOV ドメイン

シングルルート I/O 仮想化ドメイン -- ルートドメインおよび I/O ドメインを含む SuperCluster 論理ドメインカテゴリ。このドメインのカテゴリは、シングルルート I/O 仮想化をサポートします。I/O ドメインおよび ルートドメインも参照してください。

STB

Oracle Services Tool Bundle。

ストレージラック

ストレージサーバーを含む Oracle SuperCluster M6-32 ストレージラックの短縮名。

ストレージサーバー

SuperCluster 内のストレージサーバー。

Sun Datacenter InfiniBand Switch 36

プライベートネットワーク上の SuperCluster M6-32 コンポーネントを相互接続します。このドキュメントでは、短縮名「IB スイッチ」を使用して示します。IB スイッチリーフスイッチ、および スパインスイッチも参照してください。

T
TCP

Transmission Control Protocol (伝送制御プロトコル)。

TNS

Transparent Network Substrate。

TPM

Trusted Platform Module。

U
UPS

無停電電源装置。

V
VF

仮想機能。PF から作成された論理 I/O デバイス。

VIP

仮想 IP。

VLAN

仮想ローカルエリアネットワーク。

VNET

仮想ネットワーク。

Z
ZFS

ボリューム管理機能が追加されたファイルシステム。ZFS は Oracle Solaris 11 のデフォルトのファイルシステムです。

ZFS ストレージアプライアンス

Oracle ZFS Storage ZS3-ES ストレージアプライアンスの短縮名。Oracle ZFS ZS3-ES ストレージアプライアンスも参照してください。

ZFS ストレージコントローラ

Oracle ZFS ZS3-ES ストレージアプライアンス内のサーバーで、ストレージアプライアンスを管理します。ZFS ストレージアプライアンスも参照してください。