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Oracle I/O ドメイン管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

データベースのインストール (install.sh)

  1. データベース I/O ドメインとクラスタを設定したときに OEDA プロセスの最後に生成された構成ファイルを見つけます。

    作成した新しいクラスタの構成ファイルの名前は、customer-name-name-prefix-cluster-clucluster-number.xml にするとよいでしょう。

  2. install.sh というデータベースのインストールスクリプトを見つけます。

    デフォルトでは、OEDA の最新バージョンの入手で説明されているように、Jinstall.sh スクリプトは、OneCommand パッチをダウンロードしたディレクトリ内にあります。

  3. 新しいクラスタ構成ファイルを使用して、install.sh スクリプトで実行できる機能のリストを表示します。
    ./install.sh -cf /path-to-config-file/customer-name.name-prefix.xml -l
    

    例:

    ./install.sh -cf /path-to-config-file/Acme-osc01-cluster-clu1.xml -l
    

    次のような情報が表示されます。

    1. Validate Configuration File
    2. Setup Required Files
    3. Create Users
    4. Setup Cell Connectivity
    5. Verify IB and Calibrate Cells
    6. Create Cell Disks
    7. Create Grid Disks
    8. Install Cluster Software
    9. Initialize Cluster Software
    10. Install Database Software
    11. Relink Database with RDS
    12. Create ASM Diskgroups
    13. Create Databases
    14. Apply Security Fixes
    15. Create Installation Summary
    16. Resecure Machine
    

    表示される出力と、各ステップに割り当てられている番号は、OEDA で行なった構成の選択によって異なります。

  4. 重要 – 次に示すステップはどれも実行しないでください。
    • IB を検証してセルを測定します (前の出力例のステップ 5)

    • セルディスクを作成します (前の出力例のステップ 6)

    • セルアラートを構成します (前の出力例では示されていません)

  5. OEDA プロセスの最後に生成されたクラスタ構成ファイルを入力として使用して、適切なステップを実行します。
    ./install.sh -cf customer-name.name-prefix.xml -s step-number
    

    ここで、step-number は、順番に実行する各ステップの番号です。例:

    ./install.sh -cf Acme-osc01-cluster-clu6.xml -s 1
    

    次のものを除くすべてのステップを実行します。

    • IB を検証してセルを測定します

    • セルディスクを作成します

    • セルアラートを構成します

    -r オプションを使用して一連のステップを実行することもできます。たとえば、ステップ 1 - 4 を実行する場合は、次のように入力します。

    ./install.sh -cf Acme-osc01-cluster-clu6.xml -r 1-4
    
  6. OEDA プロセスの最後に生成した新しいクラスタ構成ファイルごとにStep 3 - Step 5 を繰り返します。
  7. (プラチナモニター対象システム) 新しく作成する各 I/O ドメインに、プラチナインフラストラクチャーサービスを作成します。

    手順については、https://support.oracle.com にサインオンし、プラチナインフラストラクチャーサービス SR の作成方法 (ドキュメントID 1958476.1) という MOS ナレッジ記事を参照してください。その指示に従います。エンジニアドシステムとターゲットには「SuperCluster」を選択します。問題タイプには「エージェント管理」を選択します。