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Oracle I/O ドメイン管理ガイド

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更新: 2016 年 9 月
 
 

ネットワークの設定

ツールの初期化 (ツールの初期化を参照) 後に、I/O ドメインで使用される追加のネットワークを追加する必要があります。Oracle 担当者が、SuperCluster の初期構成中にこのタスクを実行した場合もあります。

すでに割り当てられているアドレスと重複しないかぎり、事前構成されたアドレスの範囲内に入る IP アドレスを使用できます。

各 I/O ドメインで必要な最小の IP アドレスについては、IP アドレスの最小数を参照してください。


Caution

注意  -  正しくないネットワークパラメータは、ネットワーク環境に悪影響を与える問題を発生させる可能性があります。必要に応じて、ネットワーク管理者に問い合わせて、IP アドレス情報を入手してください。


  1. 「ネットワークリソース」画面で、各ネットワークに割り当てられたネットワークパラメータを確認します。

    上部の表にあるネットワークは、SuperCluster のインストール時に作成された SuperCluster ネットワークです。これらのネットワークパラメータは変更できません。

    下部の表にあるネットワークは、ツールを使用して追加した、I/O ドメインで使用される追加のネットワークです。


    image:「ネットワークリソース」画面を示すスクリーンショット。

    「ネットワークリソース」画面には、XML 構成ファイル内の情報に基づいてツールによって作成されたネットワークが表示されます。これらのネットワークは変更できません。

    ネットワークタイプは次のとおりです。

    • 管理ネットワーク

    • 10GbE クライアントネットワーク

    • ストレージ IB ネットワーク

    • Exadata IB ネットワーク

    • Versaboot ネットワーク (IPoIB を使用して iSCSI デバイスをサポートします)。各 I/O ドメインに Versaboot IP アドレスが 1 つ必要です。

    • (一部の SuperCluster では) スタンドアロン Exadata クライアントネットワーク

    ネットワークタイプごとに追加の IP 範囲を作成する必要があります。作成した追加のネットワークは、I/O ドメインにネットワークリソースを提供します。

    同じタイプのネットワークを複数追加できます。たとえば、複数の管理ネットワークを追加し、それぞれに独自のネットワークパラメータセットを指定できます。

  2. 「追加済みネットワークリソース」で、「追加」をクリックします。

    「新しいネットワークの追加」画面が表示されます。


    image:ネットワークの追加の画面を示すスクリーンショット。

    次のネットワークパラメータを定義します。

    • ネットワーク識別子 – プルダウンリストからネットワークタイプを選択します。

    • デフォルトルート – このネットワークのデフォルトルートを指定します。このパラメータは、ストレージ IB、Exadata IB、または Versaboot ネットワークタイプには適用されません。

    • ネットマスク – このネットワークのネットマスクを指定します。

    • 開始 IP アドレス – 開始 IP アドレスを指定します。

    • 終了 IP アドレス – (オプション) 終了 IP アドレスを指定します。これを空白のままにした場合、このネットワークにはフル補完の IP アドレスが構成されます。

  3. フォームに入力します。
  4. 「追加」をクリックします。

    サマリーが表示されます。

  5. すべてのネットワークに IP アドレスを追加するまで、Step 2 からStep 4 を繰り返します。

    例:


    image:「ネットワークリソース」画面を示すスクリーンショット。
  6. ネットワークの IP アドレスをすべて表示する場合は、「詳細」の下の「表示」をクリックします。
  7. リソースが使用可能であることを確認するには、ナビゲーションパネルで「物理ホスト」をクリックします。

    システムリソースの表示を参照してください。

  8. 次のアクションを検討します。