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Oracle® Fabric OS 1.0.2 管理ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

IB パスの概要

show ib-path コマンドでは、全体的な IB パスを構成する個々のリンクを含む、IB パス全体を表示します。一般的な IB パスには次の項目が含まれていることがあります。

  • ホストとファブリックの間に置かれている、ホストサーバーの HCA から IB スイッチへのリンク。

  • IB スイッチからファブリックへのリンク。

  • ファブリックボード上のハードウェア間のリンクに対応する各ファブリック内の 1 つ以上のリンク。

こうした個々の各リンクで、パフォーマンス統計およびエラーカウンタがトレースされてテーブルに表示されるため、IB パスの機能をさまざまなポイントで確認できます。CLI では、show ib-path stats コマンドに次の構文を使用します。

show ib-path stats physical-server1 physical-server2

注 -  IB パスを表示する I/O カードに仮想リソースを配備する必要があります。このコマンドを発行したときに何も表示されない場合は、vNIC または vHBA がサーバー上に構成されていません。

統計のその他の情報には、次があります。

  • 統計は定期的にポーリングまたはリフレッシュされないため、更新された統計セットを表示するときは常に、コマンドを明示的に発行する必要があります。

  • オプションの –clear オプションを使用することで、統計をゼロにリセットして統計が累積されるようにできます。

  • ファブリックボードがリセットされると、統計もリセットされます。たとえば、ファブリックの電源を再投入した場合です。

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