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Oracle® Fabric OS 1.0.2 管理ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

システムパスワードの強度を設定する

ファブリックにログインしたデフォルト以外のローカルユーザーには、認証用のパスワードを要求するプロンプトが表示されます。Oracle Fabric OS では、set system password-strength コマンドを使用してパスワードの条件を指定することによってパスワードの強度を設定できます。

これらの各属性の最小文字数に関する次の条件を設定します。

  • パスワード文字列に許可される文字

  • ファブリックのパスワードに含める必要がある小文字

  • ファブリックのパスワードに含める必要がある数字

  • ファブリックのパスワードに含める必要がある特殊文字

  • ファブリックのパスワードに含める必要がある大文字

この機能は、ユーザーにファブリックへのログインを許可するパスワードであるローカルパスワードでサポートされます。次のパスワードは、パスワード強度機能の影響を受けません。

  • Oracle Fabric Manager のログインパスワード。

  • このコマンドでサポートされない AD または別の IMS で認証されるパスワード。

  • デフォルトユーザーの管理パスワード (root または admin)。

この手順は CLI 用です。

  1. パスワード強度の方針を決定します。
  2. パスワードの強度を設定します。

    たとえば、デフォルト以外のローカルユーザーアカウントのこのパスワードは、少なくとも 8 文字にし、そのうちの少なくとも 3 つを小文字、2 つを数字、2 つを特殊文字、そして 1 つを大文字にする必要があります。

    [OFOS] set system password-strength -min-length=8 -min-lower-case=3 -min-number=2 -min-special=2 -min-upper-case=1

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