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Oracle® Fabric OS 1.0.2 管理ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

LAG について

LAG を構成するときは、スロット番号と LAG ID (1 - 5) から成るグループ名を指定して、そのグループにポートを割り当てます。LAG を最初に作成するときは、少なくとも 1 つのポートを指定する必要があります。Oracle Fabric OS ソフトウェアによって自動的に検査が行われ、不適切な重複した操作はブロックされます。

偶数のポートが含まれるように LAG を構成します。LAG に奇数のポートが含まれている場合は、トラフィックの負荷分散が均一になりません。たとえば、LAG に 3 つのポートが含まれている場合、トラフィックの負荷分散は各ポートで 33.3% ではなく、25%、25%、50% になります。


ヒント  -  vNIC を作成した場合は、その vNIC を LAG にバインドできます。LAG 内に vNIC を構成する場合は、最初に LAG を構成する必要があります。こうすることで、LAG が選択可能なオブジェクトになります。

LAG はファブリックとピア Ethernet デバイスの間に 1 対 1 で割り当てられます。そのため、同じポートを複数の LAG に割り当てることはできません。たとえば、ポート 1 - 5 を LAG 2 と LAG 4 に割り当てることはできません。

LAG は 10-GbE ポートと 40-GbE ポートでサポートされています。LAG の構成時に、同じ速度のポートを選択します。Oracle Virtual Networking での LAG の実装は、IEEE 802.3ad の LAG 標準のガイドラインを考慮して設計されています。

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