ホストで管理される VLAN をサポートするには、vNIC を trunk モードで作成する必要があります。すべての vNIC は GUI を使用して作成および構成します。
このモードでは、VLAN がホスト側から構成されていて、ファブリックはホストから来る VLAN の構成要求を受け入れるべきであることがシャーシの vNIC 構成ソフトウェアに通知されます。ファブリックはこのようにタグ付きパケットがこの vNIC を通過することを許可できますが、vNIC が access モードの動作の場合は破棄されます。
ホストで管理される VLAN は、ネイティブな OS ツールを使用してホストサーバーから構成および管理します。この方法では、管理者が従来の管理ツールおよび方法を使用して vNIC を構成できます。
正常な VLAN 構成では、次のパラメータを構成する必要があります。
Ethernet ポートのパラメータ – Ethernet ポートのパラメータを最初に設定します。
VNIC のパラメータ - vNIC のパラメータはポートパラメータのあとに設定します。
VLAN を構成する場合は、Ethernet ポートおよびそのポートで終端されるすべての vNIC の VLAN プロパティーを設定する必要があります。Ethernet ポートと vNIC の VLAN プロパティーの名前と定義は同一です。構文については、Oracle Fabric OS 1.0.2 コマンドリファレンス の lagを参照してください。
これらのプロパティーによってルールが一括して定義され、それに従ってファブリックが VLAN のタグ付きフレームおよびタグなしフレームを操作および処理します。
VLAN を最初に構成した場合は、vNIC を割り当てる前に、Ethernet ポートに VLAN プロパティーを設定します。構成に不一致がある場合は、データトラフィックが不適切に処理されます。