LAG はいつでも削除できます。LAG を削除するときは、ファブリックのピア Ethernet デバイス上の LAG も削除します。
ポートが含まれている LAG を削除する場合、確認の警告が表示されます。LAG からポートを削除すると、そのポート上に構成されている vNIC でパケットの送信と受信に遅延が発生する可能性があります。このような遅延の可能性は、トラフィックフローが LAG 内の別のポートに再マップされるとき、また TCP がパケットを再送信している間に一時的に発生します。空の LAG を削除する場合、確認の警告は表示されません。
CLI か GUI のどちらを使用しても、このタスクを実行できます。GUI の手順については、Oracle Fabric Manager 5.0.2 管理ガイド の LAG の削除を参照してください。この手順は CLI 用です。
[OFOS] remove lag * Removing LAGs may disrupt virtual network traffic. Remove all LAGs (y/n)?y
LAG 名は、スロットと LAG ID から構成され、ドットで区切られます。たとえば次の場合、LAG 0.4 がファブリックから削除されます。
[OFOS] remove lag 0.4 Removing LAGs may disrupt virtual network traffic. Remove LAG 0.4 (y/n)?y
ポートの状態に関係なく、いつでも LAG からポートを削除できます。LAG から最後のポートを削除した場合、LAG 自体は空のオブジェクトとして構成されたままになります。たとえば次の場合、LAG 0.4 からポート 8 が削除されます。
[OFOS] remove lag 0.4 port 8 Removing LAG ports may disrupt virtual network traffic. Remove port 8 from LAG 0.4 (y/n)?y
[OFOS] show lag