LAG を最初に作成するときは、少なくとも 1 つの 10 GbE ポートを指定する必要があります。LAG の作成が終わると、個々のポートを LAG に追加できます。
LAG に複数のポートが含まれている場合は、LAG 内の vNIC から発信されたパケットの次のパラメータを考慮するハッシュアルゴリズムに基づいて、トラフィックが適切なポートにマップされます。
ソースおよび宛先の MAC アドレス (該当する場合)
IPv4 ソースおよび宛先アドレス (該当する場合)
TCP および UDP ソースおよび宛先ポート (該当する場合)
LAG に割り当てられているポートは、その状態に関係なく、LAG の一部であり続けます。ポートが up/up 状態から up/down 状態に遷移した場合、そのポートは LAG に残ります。その代わり、ポートは LAG のメンバーのままですが、up/up 状態に戻るまでトラフィックをサポートしません。ポートが up/up 状態に戻ると、LAG での操作を再開できます。ただし、このポートに割り当てることができるのは新しいトラフィックフローのみです。既存のトラフィックフローは、ポートが up 状態に戻っても再マップされません。
LAG 内に静的ポートメンバーシップを割り当てます。ピア Ethernet スイッチ上の LAG の変更に基づいて、ポートが動的に追加または削除されることはありません。そのため、ギガビット Ethernet リンクの一端にあるピアデバイス上で LAG の変更を行なったときは常に、ファブリック上の LAG にも対応する変更を行う必要があります。