DB VM グループまたはアプリケーション VM グループにネットワークファイルシステム (NFS) を追加するには、この手順を使用します。
NFS サービスは NFSv4 である必要があります。
追加できる NFS は、ディレクトリツリーの全体または一部、あるいはファイル階層です。これには、NFS サーバーによって共有される 1 つのファイルも含まれます。
グループに外部 NFS を追加すると、リモートファイルシステムはすぐにグループ内のすべての VM からアクセス可能になります。
共有ストレージが有効になっている場合、外部 NFS はグループ内の VM でのみ使用可能になります。共有ストレージを有効または無効にする (BUI)を参照してください。
MCMU CLI にログインするを参照してください。
サーバーのタイプに応じて、このステップを実行するにはさまざまな方法があります。これは、サーバーが共有しているファイルシステムを表示する Oracle Solaris コマンドの例です。
% /usr/sbin/showmount -e NFSserver_name_or_IPaddress
% rpcinfo -p NFSserver_name_or_IPaddress | egrep nfs 100003 4 tcp 2049 nfs
2 番目の列にバージョン番号が表示されます。複数の行が出力されることもあります。そのいずれかにバージョン 4 と報告されている必要があります。
MCMU BUI にログインするを参照してください。
DB VM グループの場合は、「データベース」->「仮想マシングループプロファイル」ページを選択します
アプリケーション VM グループの場合は、「アプリケーション」->「仮想マシングループプロファイル」ページを選択します
仮想マシングループプロファイルの編集ページが表示されます。次のセクションを探します。
サーバー IP – NFS サーバーの IP アドレスを指定します。
共有 – NFS サーバーによって共有されている NFS ファイルシステムを指定します。例: /my_nfs
マウント – マウントポイントを指定します。例: /my_mountpoint MCMU によってマウントポイントが作成され、グループ内の VM で使用できるようになります。
VM へのアクセスを参照してください。
% su root password: **************
この例では、マウントポイントは my_mountpoint です。アクセス権は、root ユーザーに対しては読み取り、書き込み、実行で、ほかのユーザーのアクセスは許可されていません。
# ls -ld /my_mountpoint drwx------ 2 root root 6 Oct 25 17:20 my_mountpoint
# chmod 774 /my_mountpoint # ls -ld /my_mountpoint drwxrwxr-- 2 root root 2 Oct 27 09:03 my_mountpoint