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Oracle MiniCluster S7-2 管理ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

DB VM のパラメータ

このセクションでは、DB VM グループプロファイルの作成時に定義する DB VM パラメータについて説明します。この情報は次のアクティビティーで使用します。

VM パブリックホスト名

各 VM の一意のホスト名を指定します。これは DNS に追加する名前です。これは、VM へのクライアントアクセスに使用されるホスト名です。

ホスト名には 25 文字までの英数字を指定でき、ハイフン (-) 記号を含めることができます。

パブリック IP アドレス

DB VM グループの作成時に、各 DB VM のパブリック IP アドレスが自動生成されます。MCMU は、システムに追加された IP アドレスのプールから次に使用可能な IP アドレスを適用します。

自動生成された IP アドレスを使用できます。そのような場合は、DB VM グループを配備する前に必ずこのアドレスを DNS に追加してください。

DB VM グループの作成後でも、グループを配備する前であれば IP アドレスを変更できます。DB VM グループプロファイルを編集する (BUI)を参照してください。IP アドレスを変更したあとは、グループを配備する前に、アドレスを DNS に追加します。

仮想パブリックホスト名と IP アドレス

MCMU は、各 DB VM の仮想パブリックホスト名と IP アドレスを自動的に生成します。

自動生成された IP アドレスとホスト名を使用できます。そのような場合は、DB VM グループを配備する前に必ずこれらを DNS に追加してください。

DB VM グループの作成後でも、グループを配備する前であれば IP アドレスとホスト名を変更できます。DB VM グループプロファイルを編集する (BUI)を参照してください。IP アドレスまたはホスト名を変更したあとは、グループを配備する前に、これらを DNS に追加します。

コア数

各 VM のコア数を指定します (0 - 12)。VM の作成前は、使用可能なコアが 24 個あります (各ノードで 12 個が VM に使用可能)。MCMU は VM に割り当てられているコアの数を追跡しているため、ユーザーは使用可能な数までしか選択できません。コア数 0 (ゼロ) を選択した場合、その VM は使用可能なコアを共有します。

VM に割り当てられていないコアはまとめてプールされ、共有コアとして使用できます。

DB VM グループの配備後に VM のコア数を変更できます。DB VM グループプロファイルを編集する (BUI)を参照してください。

SCAN 名

データベースクラスタを作成するときは、両方のコンピュートノードの VM がまとめてクラスタ化されます。クラスタ作成画面のほとんどの部分は、前の画面で指定した情報に基づいて自動的に表示されます。ただし、設定しているデータベースクラスタの SCAN 名を指定する必要があります。

単一クライアントアクセス名 (SCAN) 機能は Oracle RAC 構成で使用されます。SCAN により、クライアントはクラスタ内で実行されているすべてのデータベースに単一の名前でアクセスできます。MCMU で生成されるデフォルトの SCAN を使用するか、または独自の名前を指定できます。SCAN は長さ 15 文字までの名前にする必要があります。小文字の英字、数字、およびハイフン (-) 記号を使用できます。