このセクションでは、DB VM インスタンスの作成時に定義するパラメータについて説明します。この情報は次のアクティビティーで使用します。
DB VM の計画 (DB VM 計画ワークシート (オプション)を参照)
インスタンスの作成 (MCMU BUI を使用する場合は DB インスタンスを作成する (BUI)、CLI を使用する場合は DB インスタンスを作成する (CLI)を参照)
ドロップダウンリストからオプションを選択します。新しいインスタンスの作成を選択した場合は、MCMU でインスタンスが作成されます。既存のインスタンスのインポートを選択した場合は、インスタンスを作成するために使用する別のインスタンスを指定します。後者の場合は、次の情報の入力を求められます。「インポート」をクリックします。
インスタンス名
インスタンスのユーザー名
インスタンスのパスワード
各 DB インスタンスの DB タイプを、プルダウンメニューからタイプを選択することによって定義します。
DW — 分析ワークロードに一般的に使用される、データウェアハウスタイプのデータベースを作成します。
OLTP — ビジネストランザクションワークロードに一般的に使用される、オンライントランザクション処理タイプのデータベースを作成します。
カスタム — 選択すると、用意した DB テンプレートを指定するよう求められます。
各 DB インスタンスのインスタンスタイプを、プルダウンメニューからタイプを選択することによって定義します。
単一 — 1 つのコンピュートノード上の 1 つの VM に単一のデータベースインスタンスを作成します。Oracle Database 12c Standard Edition の場合は、これが唯一の選択肢です。
RAC — アクティブ/アクティブでクラスタ化されたデータベースインスタンス (2 つの VM) を両方のコンピュートノードにまたがって作成します。
RAC One Node – アクティブ/パッシブでクラスタ化されたデータベースインスタンス (2 つの VM) を両方のコンピュートノードにまたがって作成します。
次の図にいくつかの例を示します。
図 1 単一インスタンスの例
図 2 RAC インスタンスの例
複数のホームが作成された場合は、このインスタンスの Oracle データベースのバージョンを選択します。ホームが 1 つだけ作成された場合、MCMU は自動的に使用可能なデータベースバージョンを使用します。
この機能により、複数の別個のプラガブルデータベースを 1 つのコンテナデータベースでホストできます。Oracle Database 12c をインストールする場合は、このオプションを選択できます。
PGA (インスタンスのサーバープロセス用メモリー) のサイズを指定するか、デフォルト値を受け入れることができます。
SGA (インスタンスのプロセスで共有されるメモリー) のサイズを指定するか、デフォルト値を受け入れることができます。
インスタンスのデータベース文字セットと各国語文字セットを割り当てることができます。「推奨」オプションを選択した場合、MCMU が文字セットを割り当てます。
各インスタンスに名前を付ける必要があります。長さ 8 文字までの一意の名前を指定します。英字と数字を使用できます (特殊文字は使用できません)。