Oracle Engineered Systems Hardware Manager は、Oracle サービス担当者または担当者の指示下で使用される BUI ベースのシステムレベルハードウェア管理ユーティリティーです。
このユーティリティーでは、次の機能がサービス担当者に提供されます。
ハードウェアダッシュボード/健全性ビュー
ハードウェアインベントリのサマリー
ハードウェアコンポーネントの詳細
その他の Oracle MiniCluster ツールを起動する機能
Oracle ILOM および MCMU への簡単なアクセス
すべてのコンポーネントにわたる問題のサマリー
システムレベルの問題履歴と、ハードウェア障害および警告を手動でクリアする機能
サポートファイルバンドルの自動および手動収集
My Oracle Support (MOS) へのサポートファイルバンドルの手動配信
インストール後に Oracle ILOM root パスワードを変更する場合は、新しいパスワードで Oracle Engineered Systems Hardware Manager の構成を更新する必要があります。システムの最適な問題解決および健全性を確保するには、サービス担当者がツールを使用できるように、このアクションを実行する必要があります。
Oracle Engineered Systems Hardware Manager には、次の 2 つのアカウントがあります。
admin - このアカウントは、Oracle Engineered Systems Hardware Manager を構成する際に使用します。
service - Oracle サービス担当者が使用するアカウントです。
さらに、システム内のすべての Oracle ILOM で root アカウントのパスワードを使用して Oracle Engineered Systems Hardware Manager が構成されている必要があります。