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Oracle MiniCluster S7-2 管理ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

構成計画の概要

DB VM とアプリケーション VM はいつでも作成、編集、および削除できます。ただし、システム全体の構成を計画する場合は、次の決定を行います。


注 -  作成するべき VM の数が正確にわからない場合は、計画をスキップし、VM を作成して様子を見ます。その後、ニーズを満たす構成が得られるまで、VM を編集、削除、再作成できます。
  1. システム上に VM がすでに作成されているかどうかを確認します。

    MiniCluster のインストールプロセスは、自動的にインストーラに VM を作成するよう指示します。

  2. 次の点を考慮して、作成する DB VM およびアプリケーション VM の数を決定します。

    • 合計 VM 数 – 各ノードに最大 12 個の VM を作成できます (合計 24)。

    • DB VM 数 – 各ノードに最大 4 つの DB VM を構成できます (合計 8)。

    • アプリケーション VM 数 – ノードあたりのアプリケーション VM の最大数は、作成する予定の DB VM の数を 12 から引いた値です。

      1 つの例 – 各ノードに 4 つの DB VM を作成する場合、ノードあたり合計 8 つのアプリケーション VM を作成できます。

      別の例 – 各ノードに 1 つの DB VM を作成する場合、ノードあたり合計 11 個のアプリケーション VM を作成できます。


    注 -  VM の作成時、MCMU は使用済みのリソースを追跡しているため、ユーザーは VM を作成して使用可能なコアだけを割り当てることができます。

    一度にすべてのリソースを使用するように計画する必要はありません。使用可能なリソースがある場合は、あとで VM を追加できます。

  3. VM をどのようにグループ化するかを決定します。

    グループ内の VM は、データベースのインストールや共有ストレージなどの特定のリソースを共有します。詳細は、DB VM グループのパラメータおよび アプリケーション VM グループのパラメータを参照してください。

    • DB VM – すべての DB VM は自動的に 1 つの DB VM グループ内に作成されます。サポートされるグループは 1 つだけです。

    • アプリケーション VM– 1 つのグループに 1 つまたは 2 つ (各ノードに 1 つ) のアプリケーション VM を含めることができます。アプリケーション VM グループは、それをサポートできるリソースがあるかぎりいくつでも作成できます。

  4. 各 VM の詳細を決定します。

    詳細には、コア数、ホスト名、データベースバージョン、インスタンス構成などの項目があります。構成の詳細のリストについては、次の計画ワークシートを確認してください。