このセクションでは、DB VM グループプロファイルを作成するときに定義するパラメータについて説明します。この情報は次のアクティビティーで使用します。
DB VM の計画 (DB VM 計画ワークシート (オプション)を参照)
DB VM グループプロファイルの作成 (MCMU BUI を使用する場合は DB VM グループプロファイルを作成する (BUI)、CLI を使用する場合は DB VM グループプロファイルを作成する (CLI)を参照)
VM は論理的にグループ化されます (MiniCluster の VM グループおよび VM の概要を参照)。構成プロセスで、任意のグループプロファイル名を指定します。名前には 12 文字まで指定でき、小文字の英字、数字、およびハイフン (-) 記号を含めることができます。あとで、この VM グループ名は自動的に VM ホスト名の接頭辞として使用されます。したがって、短い名前を指定すると VM 名を短くできます。
DB VM グループの構成時に、データベース VM に適用する冗長性レベルを定義します。グループ内のすべての VM が同じタイプの冗長性で構成されます。選択肢は次のとおりです。
標準 – 1 台のディスクの障害に対する保護を提供します。
高 – 2 台のディスクの障害に対する保護を提供します。
グループ内の VM に適用されるセキュリティープロファイルを定義します。セキュリティープロファイルは、225 を超えるセキュリティーコントロールによってシステムを自動的に構成します。選択肢は次のとおりです。
CIS 相当プロファイル – CIS (Center for Internet Security) およびセキュリティー技術導入ガイドライン (STIG) の評価で示されたベンチマークに匹敵する要件を満たします。
PCI-DSS プロファイル – Payment Card Industry Security Standards Council によって定義された Payment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS) 標準に準拠します。
DISA STIG プロファイル – CIS 相当セキュリティープロファイルのすべてのセキュリティー機能を含み、75 の追加セキュリティーコントロールを提供します。このプロファイルには、FIPS-140-2 暗号化も含まれています。注記 – このプロファイルは現在確認中です。このプロファイルは、本番環境以外で実験的に使用するだけにしてください。
各ノードの VM 数は 0 から 4 の間で選択します (最大 8 つの DB VM)。Oracle RAC 構成の場合は、必ず各ノードに VM を指定してください。
VM 数はあとでいつでも変更できます。グループに DB VM を追加する (BUI)を参照してください。
すべての DB VM にストレージ領域が割り当てられます (ストレージの量は、VM 内に構成されているインスタンスのタイプによって異なります)。共有ストレージを有効にすると、追加のストレージが提供されます。
各ストレージアレイの 6 台の HDD が追加のストレージ領域のために確保されています (MiniCluster ストレージの概要を参照)。
有効になっている場合 – グループ内のすべての VM が共有ストレージにアクセスできます。
無効になっている場合 – VM は 6 台の HDD 内の共有ストレージ領域にアクセスできません。
注記 - VM の作成後、いつでも共有ストレージへのアクセスを有効または無効にできます。共有ストレージを有効または無効にする (BUI)を参照してください。
DB VM グループのオプションの説明を指定できます。