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Oracle MiniCluster S7-2 管理ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

DB VM グループのパラメータ

このセクションでは、DB VM グループプロファイルを作成するときに定義するパラメータについて説明します。この情報は次のアクティビティーで使用します。

VM グループプロファイル名

VM は論理的にグループ化されます (MiniCluster の VM グループおよび VM の概要を参照)。構成プロセスで、任意のグループプロファイル名を指定します。名前には 12 文字まで指定でき、小文字の英字、数字、およびハイフン (-) 記号を含めることができます。あとで、この VM グループ名は自動的に VM ホスト名の接頭辞として使用されます。したがって、短い名前を指定すると VM 名を短くできます。

ASM 冗長性

DB VM グループの構成時に、データベース VM に適用する冗長性レベルを定義します。グループ内のすべての VM が同じタイプの冗長性で構成されます。選択肢は次のとおりです。

  • 標準 – 1 台のディスクの障害に対する保護を提供します。

  • – 2 台のディスクの障害に対する保護を提供します。

セキュリティープロファイル

グループ内の VM に適用されるセキュリティープロファイルを定義します。セキュリティープロファイルは、225 を超えるセキュリティーコントロールによってシステムを自動的に構成します。選択肢は次のとおりです。

  • CIS 相当プロファイル – CIS (Center for Internet Security) およびセキュリティー技術導入ガイドライン (STIG) の評価で示されたベンチマークに匹敵する要件を満たします。

  • PCI-DSS プロファイル – Payment Card Industry Security Standards Council によって定義された Payment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS) 標準に準拠します。

  • DISA STIG プロファイル – CIS 相当セキュリティープロファイルのすべてのセキュリティー機能を含み、75 の追加セキュリティーコントロールを提供します。このプロファイルには、FIPS-140-2 暗号化も含まれています。注記 – このプロファイルは現在確認中です。このプロファイルは、本番環境以外で実験的に使用するだけにしてください。


    注 -  システムが DISA STIG プロファイルで構成されている場合は (インストール時に実行されます)、そのあとに作成するすべての VM も DISA STIG プロファイルで構成するようにしてください。

各ノードの VM 数

各ノードの VM 数は 0 から 4 の間で選択します (最大 8 つの DB VM)。Oracle RAC 構成の場合は、必ず各ノードに VM を指定してください。

VM 数はあとでいつでも変更できます。グループに DB VM を追加する (BUI)を参照してください。

共有ストレージ

すべての DB VM にストレージ領域が割り当てられます (ストレージの量は、VM 内に構成されているインスタンスのタイプによって異なります)。共有ストレージを有効にすると、追加のストレージが提供されます。

各ストレージアレイの 6 台の HDD が追加のストレージ領域のために確保されています (MiniCluster ストレージの概要を参照)。

  • 有効になっている場合 – グループ内のすべての VM が共有ストレージにアクセスできます。

  • 無効になっている場合 – VM は 6 台の HDD 内の共有ストレージ領域にアクセスできません。

注記 - VM の作成後、いつでも共有ストレージへのアクセスを有効または無効にできます。共有ストレージを有効または無効にする (BUI)を参照してください。

グループの説明

DB VM グループのオプションの説明を指定できます。