Go to main content

Oracle® ZFS Storage Appliance Analytics ガイド、Release OS8.8.x

印刷ビューの終了

更新: 2020 年 8 月
 
 

プロトコル: FTP バイト数

この統計は、クライアントからアプライアンスにリクエストされる秒あたりの FTP バイト数を表示します。FTP リクエストのクライアント、ユーザー、およびファイル名を示す、さまざまな有用な内訳が使用できます。

FTP

FTP バイト数をチェックするタイミング

秒あたりの FTP バイト数は FTP 負荷を示すために使用でき、ダッシュボードに表示できます。

パフォーマンスを向上させる最善の方法は不要な作業を除去することで、これはクライアント、ユーザー、およびファイル名内訳とファイル名の階層ビューを使用すると識別できます。これらの内訳は、短い期間だけ有効化することをお勧めします。ファイル名別内訳は、記憶および実行のオーバーヘッドの観点ではもっとも負荷が大きいものの 1 つで、FTP アクティビティー量の多いアプライアンス上で常時有効にしておくことは適切でない場合があります。

FTP バイト数の内訳

表 45  FTP バイト数の内訳
内訳
説明
操作タイプ
FTP 操作タイプ (get/put/...)
user
クライアントのユーザー名
ファイル名
FTP 操作のファイル名で、アプライアンスから認識されキャッシュされている場合に限られます。ファイル名が不明の場合、「<unknown>」と報告されます。
シェア
この FTP リクエストのシェア。
プロジェクト
この FTP リクエストのプロジェクト。
クライアント
FTP クライアントのリモートのホスト名または IP アドレス。

これらの内訳を組み合わせて強力な統計情報を生成できます。たとえば、特定のクライアントがアクセスしているファイルを表示するには、「プロトコル: ファイル名別のクライアント hostname.example.com への秒あたりの FTP バイト数」を使用します。

追加の分析

FTP 読み取りワークロードがキャッシュからどのように返されるかを表示するには Cache: ARC Accessesを、発生するバックエンドディスク I/O については Disk: I/O Operationsを参照してください。