この統計は、ネットワークデバイスのアクティビティーを秒あたりのバイト数で測定します。ネットワークデバイスとは物理ネットワークポートのことです (Network Configuration in Oracle ZFS Storage Appliance Administration Guide, Release OS8.8.xを参照)。この統計によって測定されるバイト数には、すべてのネットワークペイロードヘッダー (Ethernet、IP、TCP、NFS、SMB など) が含まれます。
ネットワークバイト数はアプライアンス負荷のおよその指標として使用できます。また、ネットワークデバイスがボトルネックになっている場合にパフォーマンスの問題を調査するとき、特に 1G ビット/秒のインタフェースについて調査するときは、常にこれをチェックするようにしてください。速度に基づくネットワークデバイスの最大実効スループット (着信または発信) は、次のとおりです。
1G ビット/秒の Ethernet: デバイスのバイト数が 120M バイト/秒以下
10G ビット/秒の Ethernet: デバイスのバイト数が 1.16G バイト/秒以下
ネットワークデバイスがこれらよりも高い速度を示す場合、方向内訳を使用してインバウンドおよびアウトバウンドのコンポーネントを調べます。
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デバイスレベルでなくインタフェースレベルでのネットワークスループットについては、Network: Interface Bytesも参照してください。