メモリーパフォーマンスの問題の識別 (BUI)
アプライアンスのメモリーハードウェアのボトルネックを特定して解決するには、次の手順を使用します。分析データセットの結果に基づき、追加の DRAM を取り付けてメモリーパフォーマンスを向上させるための修正アクションを提案します。
-
Creating a Worksheet (BUI)の説明に従ってワークシートを作成します。
-
「統計を追加」の横にある追加アイコン
をクリックします。
-
「キャッシュ」>「ARC アクセス」>「ヒット/ミス別」に移動します。
-
少なくとも 10 分待ちます。
注 -
10 分は一般的なガイドラインです。メモリー負荷の高い短期間のワークロードがある場合、この時間の長さを調整できます。
-
グラフを調べます。
次の表の条件がすべて存在する場合は、追加の DRAM を取り付けることをお勧めします。
|
|
データまたはメタデータに対する ARC アクセスのヒットがミスに比べ、75-97% 以上になっている
|
ARC は、アプリケーションに必要なデータまたはメタデータを格納することによりメリットを提供しています。
|
データまたはメタデータに対する ARC アクセスのヒットが先読みのヒットより大幅に高い
|
大部分の ARC アクセスが先読みメカニズムだけでなく、実際のアプリケーションのために使用されています。
|
ARC が少なくとも 1 秒あたり 10,000 回アクセスされている
|
アプライアンスが DRAM をヒットしていますが、これはアイドル状態のシステムの標準的な使用率ではありません。
|
ほぼすべてのメモリーが ARC によって消費され、未使用のメモリーがほとんど残っていない
|
アプライアンスは、すでに存在する DRAM の小さなサブセットからホットなワークロードを処理しているだけでなく、ARC で可能性のあるすべての DRAM を利用しています。
|
|