この統計は、予約以外のデータ、メタデータ、スナップショットを含む、ストレージ容量の使用済みパーセンテージを表示します。これは、しきい値アラートとして使用され、グラフには表示されません。これは、ほかの統計とは異なり、毎秒ではなく 5 分ごとに更新されます。さまざまな内訳を使用して、使用済みのプール、プロジェクト、およびシェア容量を表示できます。
シェアの場合、ストレージ容量は割り当て制限であるか (存在する場合)、動的 LUN 上の最大サイズです。これらのどれも存在しない場合は、親プロジェクトの容量になります。プロジェクトの場合、容量は割り当て制限であるか (存在する場合)、または親プールの raw サイズです。データプールの場合、容量は raw プールサイズです。
CLI でデータセットの容量アラートを作成するには、analytics datasets コンテキストに移動します。次に、create コマンドを使用して、アラートを設定します。
hostname:> analytics datasets hostname:analytics datasets> create cap.percentused[name]
ワークシートを使用している場合は、analytics worksheets コンテキストに移動し、目的のワークシートを選択して、dataset コンテキストに移動します。次に、set name コマンドを使用して、アラートを設定します。最後に、変更をコミットします。次の例では、「\」文字は改行を表します。
hostname:> analytics worksheets hostname:analytics worksheets> select worksheet-000 hostname:analytics worksheets worksheet-000> dataset hostname:analytics worksheets worksheet-000 dataset \ (uncommitted)> set name="cap.percentused[name]" hostname:analytics worksheets worksheet-000 dataset \ (uncommitted)> commit
cap.percentused では、次の表に従って、[name] を適切なパラメータに置き換えます。
|
この統計は、使用済みストレージ容量のパーセンテージに基づくしきい値アラートとして使用できます。しきい値を超過してアラートがトリガーされた場合は、ストレージがいっぱいになりすぎてパフォーマンスが影響を受ける前に、状況を軽減できます。
pool - アラートを設定するプールの名前。
project - アラートを設定するプロジェクトの名前。
share - アラートを設定するシェアの名前。
ストレージの使用済み容量のバイト単位のしきい値アラートについては、Capacity: Capacity Bytes Used (CLI)を参照してください。