重点領域別の新機能

この項では、重点領域別に分類された新機能のリストを示します。

インストールとアップグレード

この項では、インストールとアップグレードの新機能および拡張機能について説明します。

  • Oracle Management Service (OMS)の自動移行: 新しいデプロイメント・プロシージャおよびいくつかのガイド付き構成ステップを使用して、OMSを別のホストに移行できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』「Oracle Management Serviceの移行」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新24 (13.5.0.24)以降で使用可能です。

  • SYS以外のユーザー・サポート: インストール、パッチ適用およびプラグインのデプロイ中に、SYS以外の管理ユーザーでOracle Enterprise Managerを構成できるようになりました。SYSユーザーへの依存性を削除すると、組織は引き続きSYSデータベース・ユーザーなどの特権資格証明をロックし、Enterprise Manager管理者が別のユーザーであるSYS以外のユーザーを使用してそれらのアクティビティを実行できるため、管理者はこれらのタスクに管理ユーザーを使用できるようになります。
    詳細については、以下を参照:

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • SSL/TLSサポート: ソフトウェアのみの方法を使用して、インストール中またはアップグレード中にSSL対応のリポジトリ・データベースでOracle Enterprise Managerを構成できるようになりました。既存のOracle Enterprise Manager 13.5デプロイメントを再構成して、OMSとEnterprise Managerリポジトリ間のより安全なTLSv1.2通信を実行することもできます。
    詳細については、以下を参照:

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新8 (13.5.0.8)以降で使用可能です。

  • 高速プラットフォーム更新: 高速プラットフォーム更新では、ほとんどのパッチ適用アクティビティでシステムが稼働している状態でOMSにパッチを適用する新しい方法が導入されています。これにより、以前のリリースと比較した場合のパッチ適用のメンテナンス・ウィンドウが縮小されるため、計画メンテナンス中の重要なターゲットの監視が増加します。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド高速プラットフォーム更新を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)以降で使用可能です。

  • エージェントのパッチ適用の簡略化: エージェント・システム・パッチは、プラットフォームおよびプラグインのすべてのパッチが単一のシステム・パッチに統合されるようになり、それにより、パッチの追跡およびデプロイメントが簡略化されました。

    詳細は、Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドエージェント・システム・パッチを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • Enterprise Managerフェデレーション・グループ・フィルタリング: グループ・フィルタリングを使用して複数のEnterprise Managerデプロイメントを統合できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイドEnterprise Managerフェデレーションの構成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • ソフトウェアのみオプションの拡張: Oracle Enterprise Manager 13cリリース5のインストールおよびアップグレード・プロセスのソフトウェアのみオプションが拡張されました。Oracle Enterprise Manager 13cリリース5のインストール・ウィザードでは、ソフトウェアのみのインストールまたはアップグレードを実行するオプションが提供されるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイドソフトウェアのみの方法を使用したEnterprise ManagerのインストールおよびOracle Enterprise Manager Cloud Control アップグレード・ガイドソフトウェアのみ方式を使用したプラグインを伴った13cリリースへのOMSおよび管理リポジトリのアップグレード(グラフィック・モード)を参照してください。

  • WebLogic証明書管理: Oracle Enterprise Manager 13cリリース5では、アップグレードの実行時に既存のカスタムWebLogic証明書を引き継ぐことができるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアップグレード・ガイドEnterprise Manager Cloud Control 13cにアップグレードした後のOMSおよび管理エージェント用に構成されたカスタム証明書の再利用を参照してください。

  • EM前提条件キットの改善: インストール時またはアップグレード時に環境がすべてのリポジトリ要件を満たしていることを確認します。次に改善点を示します。
    • 統合リポジトリ・データベース関連チェックを単一ペイン・ビューで利用可能
    • HTML形式の前提条件チェック結果
    • 手動で適用する作業を削減するAutoFixオプション
    • インストールまたはアップグレード・プロセス前の前提条件キットのスタンドアロン実行

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイドOracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイドおよびOracle Enterprise Manager Cloud Controlアップグレード・ガイドを参照してください。

  • 簡易インストールとフットプリントの削減: レポート・フレームワークは、Oracle Enterprise Managerインストールの外部で設定されるようになり、インストール・プロセスが簡素化されました。BI Publisherのサポートは、Oracle Analytics Server (OAS)のスタンドアロン設定に置き換えられました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドスタンドアロンOracle Analytics Serverを参照してください。

「構成」、「セキュリティ」および「メンテナンス」

この項では、「構成」、「セキュリティ」および「メンテナンス」の新機能と拡張機能について説明します。

  • RepMigrateユーティリティを使用したクロス・プラットフォームのEnterprise Managerリポジトリ・データベースの移行: 移行プロセスの複雑さを軽減するRepMigrateユーティリティを使用して、クロス・プラットフォームのEnterprise Managerリポジトリ・データベースの移行を実行できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』「クロス・プラットフォームのEnterprise Managerリポジトリ・データベースの移行」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新22 (13.5.0.22)以降で使用可能です。

  • 総合的なパッチ適用: Enterprise Managerのセキュリティ・アップデート(CPUパッチ)を効率的な方法で管理し、総合的なパッチ適用を使用して停止時間を最小限に抑えることができるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』「総合的なパッチ適用」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新22 (13.5.0.22)以降で使用可能です。

  • FIPS 140-2規格準拠のサポート: 米国連邦情報処理規格140-2 (FIPS 140-2)に準拠したOracle Enterprise Manager 13cリリース5を実行できるようになりました。

    すべてのEMコンポーネントがFIPSモードで実行されるようにする方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイド』「Oracle Enterprise Manager FIPS140-2の設定」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • EMコンソールでのPAMベースの名前付き資格証明のサポート: PAMプロバイダをEMに登録し、EM資格証明属性を使用して資格証明マッピングを作成した後に、Enterprise ManagerコンソールでPAMベースの名前付き資格証明を作成できるようになりました。これにより、ワークフローが簡略化され、Enterprise Managerコンソール内でPAMベースの名前付き資格証明を管理するためのわかりやすいアプローチが提供されます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイド』PAM構成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新20 (13.5.0.20)以降で使用可能です。

  • プロキシ資格証明: クラウドへの接続時にプロキシ資格証明を指定してデータを転送できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』ステップ1: Enterprise ManagerデータのOCIへのエクスポートを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • Oracle Enterprise Managerとの特権アクセス管理の統合: 特権アクセス管理(PAM)ソリューションを使用して、高レベルのアクセスを実行するアカウント、資格証明および操作への特権アクセスのリスクを軽減できるようになりました。オンプレミス・ソフトウェア、Software-as-a-Serviceまたはハードウェア・アプライアンスとしてデプロイされたPAMソリューションは、Enterprise Managerと統合されているため、フリート・メンテナンスを使用したデータベース・パッチ適用、ホスト・コマンドおよびジョブの実行、セキュリティ要件に準拠した管理タスクを実行できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイド』特権アクセス管理の統合を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新14 (13.5.0.14)以降で使用可能です。

  • データベース・ターゲットの優先資格証明としてKerberos/RADIUSベースの名前付き資格証明の設定: 新しい即時利用可能な優先資格証明セット(標準データベース資格証明(拡張)およびSYSDBAデータベース資格証明(拡張))を使用すると、Kerberos/Kerberos KeytabまたはRADIUSの名前付き資格証明を、Oracle Database、RACおよびプラガブル・データベース・ターゲット・タイプのこれらの資格証明セットに関連付けることができます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイド』Kerberos/RADIUSベースの名前付き資格証明の設定に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新9 (13.5.0.9)以降で使用可能です。

  • JET UIのユーザーおよびロール作成ページ: 「ユーザーの作成」およびロールの作成ページがOracle JET UIで更新されました。これらのページにアクセスするには、「設定」メニューから「セキュリティ」を選択します。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新9 (13.5.0.9)以降で使用可能です。

  • KerberosおよびRADIUS認証を使用したデータベースの監視: KerberosおよびRADIUS認証をOracle Database、プラガブル・データベースおよびRACデータベースのターゲット・タイプに使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイドKerberosおよびRADIUS認証を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • 認証でのSecurity Assertion Markup Language (SAML)のサポート: SAMLを使用するようOracle Enterprise Managerを構成できるようになりました。SAMLは、シームレスなシングル・サインオン・ログインを可能にするオープン・スタンダードです。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイドサポートされている認証スキームを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

エンタープライズ・モニタリング

この項では、エンタープライズ・モニタリングの新機能および拡張機能について説明します。

  • 動的グループでの間接メンバーの追加/除外のサポート: 集約ターゲットが動的グループに追加されると、その集約ターゲットのすべてのメンバーも、デフォルトで、そのグループに追加されます。「間接メンバー」ドロップダウン・メニューを使用して、間接メンバー・ターゲットを動的グループに対して含めることや除外することができるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』動的グループの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23).以降で使用可能です。

  • メトリック・ステップの関連ターゲットからのメトリックのサポート: メトリック・ステップを使用して、他のターゲットからのメトリック時系列データを表示できるようになりました。たとえば、インシデントがデータベースにある場合、データベース・インシデントのランブックで、基礎となるホストから関連するメトリックを表示できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』「動的ランブックの作成」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • メトリックのランブック・サポート: メトリックの動的ランブックを作成および使用できるようになりました。これにより、メトリックがアラートしきい値を超える前であっても、パフォーマンス、容量およびロードに関連する問題をトリアージするための手順を格納して使用できるようになります。この機能には、ターゲット・ホームページの「すべてのメトリック」ページからアクセスできます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』「動的ランブックの操作」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • ステップの指示およびノート・ステップでのEMページへのリンクのサポート: ランブックに、任意のEnterprise Managerページへのリンクを含めることができるようになりました。これにより、ランブックのユーザーは、トリアージ・ステップのコンテキストでこれらのページにすばやくアクセスできるようになります。リンクは、常に特定のページに移動するように指定することも、ランブック・コンテキストから値が移入される変数を使用してパラメータ化することもできます。たとえば、リンクを使用すると、インシデントが発生したターゲットのホームページに移動できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』「動的ランブックの作成」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • ターゲット・サマリー・ダッシュボード: ターゲット・サマリー・ダッシュボードは、Enterprise Managerの即時利用可能なダッシュボードの一部として使用できるようになりました。このダッシュボードには、ターゲットのヘルス、メトリック、インシデント、コンプライアンスおよびジョブの概要が表示されます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』デフォルトのEnterprise Managerダッシュボードに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • メトリック・アラートの自動再評価の有効化: 次の収集スケジュールを待たずに、修正処理の実行後にEnterprise Managerでメトリック・アラートを自動的に再評価できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』修正処理実行後のメトリック・アラートの再評価の有効化を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新19 (13.5.0.19)以降で使用可能です。

  • ステップ出力をランブック変数に保存: ステップを定義するときに、ステップの出力からデータを動的に割り当てて、作成者が定義したランブック変数の値を移入できるようになりました。これにより、作成者は、セッション・ユーザーによるさらなる介入なしに(作成したステップに基づいて)値を動的に入力できるため、ランブックは作成者にとってより強力になり、セッション・ユーザーにとって使いやすくなります。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』動的ランブックの使用に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • イベント圧縮ポリシーの複数イベント・タイプのサポート: 様々なイベント・タイプ(ターゲット可用性、メトリック・アラートなど)のイベントを圧縮するイベント圧縮ポリシーを定義できるようになりました。これにより、より広範なイベント・セットを圧縮できるため、アクション可能なインシデントのセットが少なくなります。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドイベント圧縮ポリシーを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • ダッシュボード・ページでのウィジェットおよびフィルタの表示: ダッシュボード・ページでは、次のことができるようになりました:
    • 「ウィジェットの表示」をクリックして、「ウィジェット」ページで使用可能で即時利用可能なカスタム・ウィジェットのリストを表示し、ウィジェットのリストのフィルタリングやカスタム・ウィジェットの複製または削除などのタスクを実行します。
    • 「フィルタの表示」をクリックして、「フィルタ」ページで使用可能なフィルタのリストを表示します。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ダッシュボードの使用に関する項を参照してください。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • 「ウィジェット」タブおよび「フィルタ」タブのウィジェット/フィルタ表ビューの起動オプション: 「ウィジェット」タブおよび「フィルタ」タブで、ウィジェット/フィルタ表ビューの起動(ウィジェット/フィルタ表ビューの起動)アイコンを使用できるようになりました。

    ダッシュボードを作成または編集するときに、「ウィジェット」タブの「ウィジェット表ビューの起動」アイコンをクリックして、ウィジェット・ライブラリを表形式で表示します。「ウィジェット・ライブラリ表ビュー」ページでは、ウィジェットのリストをフィルタし、「ウィジェット・ライブラリに変更を適用」をクリックして、フィルタされたリストを「ウィジェット」タブに表示できます。「フィルタ」タブの「フィルタ表ビューの起動」アイコンをクリックして、フィルタに対して同じタスクを実行できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』カスタム・ダッシュボードの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • 動的ランブックの拡張機能: 次の動的ランブック機能が使用可能になりました:
    • ランブック・セッションのユーザーは、ランブック・セッション・レベルで、またはランブック内のステップごとにコメントを追加できます。これらのコメントには、ユーザーがステップに関連する監視やノートを含めることができます。ランブック・セッションが作成されたインシデントにアクセスできる他のEMユーザーも、そのコメントを追加できます。これらのコメントは、ランブック・セッションでステップを現在実行しているユーザーに役立つヒントまたは提案を提供するために使用できます。
    • ランブック変数はSQLのバインド・パラメータとして使用できますが、DDL文では使用できません。これにより、ランブック変数を使用して、REST APIで実行するために発行される前にDDL SQL文の値を置換できます。
    • 動的ランブックのメトリック・ステップには、ランブックで使用されるメトリックの時系列チャートが表示されます。このチャートは、メトリックの現在の警告およびクリティカルのしきい値を表す線を表示するように拡張されました。これにより、警告およびクリティカルのしきい値に対してメトリック・トレンドを評価できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』動的ランブックの使用に関する項を参照してください。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • ダッシュボードのエクスポートとインポート: ウィジェットおよびフィルタを含むカスタム・ダッシュボードをJSON形式でエクスポートし、別の環境にインポートできるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ダッシュボードのエクスポートとインポートを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • ウィジェット入力の自動構成: 集計ターゲット名などの一部のウィジェット入力は、集計ターゲット名フィルタに自動的にリンクされ、<ウィジェット名>に対する<名前>入力の構成(必須)ダイアログは表示されません。この機能拡張により、使いやすさが向上し、ウィジェットをダッシュボードに追加する場合、複数のダイアログは表示されません。フィルタに自動的にリンクされるウィジェット入力を変更する場合は、ウィジェットの編集タブで変更できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』カスタム・ダッシュボードの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • 「グループ - メトリック- 折れ線」ウィジェットのオプション入力: 新しいオプションのウィジェット入力「キー集計関数」を使用して、「グループ - メトリック- 折れ線」ウィジェットの入力を構成できます。このウィジェット入力オプションを使用して、ターゲットの複数のキー・メトリック値を集計できます。「平均」はデフォルトの関数ですが、「キー集計関数」入力を編集して、「最小」「最大」または「合計」関数を選択できます。

    また、「グループ - メトリック- 折れ線」ウィジェットの「ロールアップ列」ウィジェット入力オプションを編集でき、「最小」および「最大」関数を選択することもできます。以前は、このウィジェット入力オプションに使用できたのは「平均」機能のみでした。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』即時利用可能なメトリック・ウィジェットの使用を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • 自動ライセンス名のデフォルト設定への変更: 「Management Packのアクセス権」ページの「自動ライセンス」パック・アクセス・オプションの名前が「デフォルト設定」に変更されました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlライセンス情報ユーザー・マニュアル』Oracle Enterprise ManagerでのManagement Packの有効化および無効化を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • ユーザー定義の圧縮ポリシーのエクスポート/インポート: あるOracle Enterprise Managerサイトで作成したユーザー定義のイベント圧縮ポリシーをエクスポートし、別のEnterprise Managerサイトにインポートできるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドイベント圧縮ポリシーを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • インシデントのSNMPトラップ通知サポート: サードパーティの管理ツールにインシデントのSimple Network Management Protocol (SNMP)トラップを送信するルールを作成できるようになりました。インシデントには、圧縮されたイベントを含めることができます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』インシデントのSNMPトラップをサード・パーティ・システムに送信するルールの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • ダッシュボードのカスタムSQL問合せへの入力パラメータの追加: Oracle Enterprise ManagerでカスタムSQL問合せを使用してウィジェットを作成するときに、入力パラメータを構成できるようになりました。これを行うには、カスタムSQL問合せの一部を入力パラメータのプレースホルダとして機能するバインド変数マーカーに置き換え、カスタム入力値を構成します。通常の入力パラメータまたは時間入力パラメータをSQL問合せに追加できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドカスタムSQLを使用したウィジェットの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • ダッシュボードの事前定義済SQL問合せのカスタマイズ: 提供されている事前定義済のSQL問合せを編集して、問合せベースのウィジェットを作成し、要件に合せてカスタマイズできるようになりました。これを行うには、SQLセレクタ・ドロップダウン・リストから事前定義済のSQLを選択し、カスタムSQLに変換チェック・ボックスをクリックします。事前定義済のSQL問合せはカスタマイズ可能になり、カスタムSQL問合せと同様に変更できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』事前定義済SQLを使用したウィジェットの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • 新しい高可用性ロール・ターゲット・プロパティ: ユーザー定義の"高可用性ロール"のターゲット・プロパティを使用すると、データベースのロール(プライマリまたはスタンバイ)を区別できます。データベース・ロールの変更が発生すると、Oracle Enterprise Managerは、このユーザー定義のターゲット・プロパティ値(定義されている場合)を新しいデータベース・ロール(プライマリまたはスタンバイ)で自動的に更新します。このプロパティを動的グループまたは管理グループに適用できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』管理グループの計画を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • WebフックおよびSlack通知メソッド: Oracle Enterprise Managerの汎用Webフックを使用して、SlackなどのWebフック・リクエストを受け入れ、ペイロード固有のコンテンツを解析できる任意のアプリケーションにイベントおよびインシデント通知を送信できます。Webフック・ペイロードの形式は、イベントのタイプによって異なります。Enterprise Managerを外部ソフトウェアにマップするには、ペイロードの構造を指定する必要があります。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』WebフックとSlackを使用した通知の送信を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • エージェント優先接続文字列: 新しいデータベース・ターゲット・インスタンスの追加または検出が行われるすべての領域で、データベース接続に使用するサービス名を指定できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』エージェント優先接続文字列を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • ジョブ・システムのデータ・ウェアハウス: データ・ウェアハウス機能を使用すると、ジョブ・システムで履歴ジョブ・サマリー・データをEM_JOB_FINISHED_EXECSという新しい表に保持できるため、次のことができます:
    1. 問題の迅速な診断
    2. 障害のトリアージ
    3. 履歴トレンドの分析

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ジョブ・システム・データ・ウェアハウスを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • ランブックの新機能:
    1. Oracle提供のランブック: これらは、様々なタイプの事前定義済ランブックであり、様々なインシデントの診断および解決に役立ちます。
    2. インシデントの動的ランブックを指定するルールの作成: イベント・ルール・アクションの一部としてランブックを作成して公開した後、インシデントに使用する特定のランブックを指定できます。
    3. 新しいOSコマンド・ステップ: OSコマンド・ステップは、ランブックがステップの一部としてスクリプトまたはコマンドを実行できる最初の新しいステップ・タイプです。この機能により、コマンドラインで実行するため、またはステップ定義の一部として入力されるスクリプトの実行にインタプリタの指定を使用できるため、単一の操作を実行できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』動的ランブックの使用に関する項を参照してください。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • Oracle提供のOracle Enterprise Managerヘルス概要の動的ランブック: Oracle提供の動的ランブックを使用して、Enterprise Manager環境での様々なインシデントを診断および解決できるようになりました。「ヘルス概要」の下にランブックがあります。このランブックには、OMSおよびリポジトリの操作とパフォーマンスの包括的な概要が表示されます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』ヘルス概要を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • 新しいresync_target EMCLI動詞: resync_target動詞は、ターゲット・データ収集、メトリック拡張アタッチメントおよびデプロイメント設定を読み取り、OMSとの同期を維持するためにエージェントに送信します。この動詞は、OMSとエージェント・ターゲットの収集設定が一致しないこと、またはメトリック拡張のデプロイメントまたはアタッチメントが欠落していることがレポートに示された場合、あるいはアラートが期待どおりに生成されない場合に、ターゲットの同期に使用できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlコマンドライン・インタフェースresync_targetを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新14 (13.5.0.14)以降で使用可能です。

  • データベース・ターゲットのSQL統計収集: OCIオペレーション・インサイト(OPSI)サービスを使用している場合は、SQLエクスプローラを介して公開されるSQL統計日次データ・オブジェクトを利用できます。これには、オペレーション・インサイト対応データベースで継続的に収集されたSQLパフォーマンス統計が含まれています。データベース・プラグインのバージョン13.5.0.13以降では、Oracle Enterprise Managerによって管理されているデータベースからも、同じSQLパフォーマンス統計メトリックが自動的に収集されます。Enterprise ManagerからOCIへのデータ・エクスポートを有効にすると、これらの新しい統計がOCIオブジェクト・ストレージ・バケットにエクスポートされます。したがって、オペレーション・インサイトを使用して、Enterprise Managerで管理されているデータベースに対して、同じSQL分析を実行できるようになりました。

    SQL統計日次データ・オブジェクトの詳細は、Oracle Cloud InfrastructureのドキュメントでSQL統計日次を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • ユーザー定義のイベント圧縮ポリシー: イベント圧縮ポリシーは、ノイズ削減メカニズムの役目を果たし、複数の相関イベントを1つのインシデントにグループ化する条件を示します。Enterprise Managerでは、Oracleが提供する即時利用可能なポリシーに加え、ユーザーが独自のカスタム・イベント圧縮ポリシーを定義できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドイベント圧縮ポリシーを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • コンポジット・ターゲットの場合のウィジェットでの集約ターゲット・タイプ入力: ウィジェットに表示されるデータについて集約ターゲット・タイプの入力を構成できるようになりました。集約ターゲット・タイプのデフォルト・オプションは「グループ」ですが、ウィジェット入力を編集し、「クラスタASM」「データベース・システム」などのその他の集集約ターゲット・タイプを選択できます。

    即時利用可能なグループ - メトリック - 折れ線ウィジェットで集約ターゲット・タイプの入力を使用する方法については、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』即時利用可能なメトリック・ウィジェットの使用を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • 即時利用可能なメトリック・ウィジェットでのRAWメトリック・データ: メトリック・ウィジェット(ターゲット - メトリック - 折れ線およびグループ - メトリック - 折れ線)で2日未満のメトリック・データを表示する場合、メトリック・データはRAWデータから取得されます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』即時利用可能なメトリック・ウィジェットの使用を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • Oracle Enterprise Managerダッシュボードのウィジェット・グループ: 新規または既存のダッシュボードのグループ関連ウィジェットにウィジェット・グループ・コンテナを追加できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ウィジェット・グループの追加を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • エージェントの優先接続記述子フィールド: エージェントの優先接続記述子フィールドは、既存のプラガブル・データベース(PDB)検出ワークフローでの新しいオプション・フィールドです。エージェントの優先接続文字列が指定されている場合は、エージェントによって、PDBへのモニタリング接続のためにそれが使用されます。また、EMCLIのmodify_targetコマンドを使用して、AgentPreferredConnectStringターゲット・プロパティによって、すでに検出されているPDBについてエージェントの優先接続記述子を設定できます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • データベース・ユーザーおよびデータベース・モニタリング・ユーザーのセキュア・パスワードの自動生成: パスワード・ローテーション・ジョブで、このジョブが実行されているすべてのデータベースに有効な現在のパスワード・ポリシーに準拠する、指定された参照パスワードに基づいた、新しいパスワードの自動生成がサポートされるようになりました。これにより、新しく生成されるパスワードがすべて、現在のパスワード・セキュリティ・ポリシーに準拠するようになります。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイド』モニタリング・ユーザー・パスワード管理の自動化に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新12 (13.5.0.12)以降で使用可能です。

  • 公開済ランブックのインポートとエクスポートおよび外部リンクの定義: 公開済の動的ランブック定義をインポートまたはエクスポートできるため、既存のランブックを利用して新しい定義を作成できます。また、ノートのステップ内で外部WebサイトおよびMOSノートへのリンクを指定できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド動的ランブックのエクスポートとインポートおよび動的ランブックの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • 修正処理でのKerberos資格証明の使用: 「表領域に領域を追加 (拡張)」修正処理を使用できるようになりました。これは、Kerberos資格証明とともに使用できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド修正処理でのKerberos資格証明の使用を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • 管理グループ階層での間接メンバーの包含と除外: 管理グループ階層を作成するときに、間接メンバーを含めるか除外するかを指定できるようになりました。間接メンバーとは、ターゲット・プロパティが管理グループ基準と一致しないがその親ターゲットが管理グループの直接メンバーであるため管理グループに追加されているターゲットです。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドグループ・メンバーのタイプおよび同期を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • イベント圧縮分析: 選択した過去の期間についてイベント圧縮ポリシーによるイベントおよびインシデントへの影響を分析できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドイベント圧縮ポリシーを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • カスタムSQL問合せを使用したウィジェットの作成: Oracle Enterprise ManagerダッシュボードでカスタムSQL問合せを使用してウィジェットを作成できるようになりました。カスタムSQL問合せを使用すると、Oracle Enterprise Manager Management Repositoryビューからデータを問い合せることや、使用可能なビジュアライゼーション・オプションによりウィジェット内のデータをビジュアル化することができます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドカスタムSQLを使用したウィジェットの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • Enterprise ManagerとOCIの統合に関する新機能
    • データ・エクスポート・モニタリング: インシデント・マネージャを使用してOCIへのEnterprise Managerデータ・エクスポートの状態をモニターできるようになりました。Enterprise ManagerからOCIに情報を移動するエクスポート・ジョブを、インシデント・マネージャを介して直接モニターできるようになりました。インシデント・ルールを作成すると、データ・エクスポートの問題を迅速に解決できるように、自動的に管理者に通知できます。

      詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドEnterprise Managerからのデータ・アップロードのモニタリングを参照してください。

    • ソース検証: 個々のデータ・ソースに対して検証を実行できます。アクション・メニューからターゲット・レベルで「診断の実行」オプションを使用できるようになりました。

      詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』サービスのデータ・アップロード・ステータスの表示に関する項を参照してください。

    • ソース診断の保存: 「診断」表の内容を、さらに分析するために、カンマ区切り値(CSV)ファイルに保存できるようになりました。

      詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』サービスのデータ・アップロード・ステータスの表示に関する項を参照してください。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • ジョブ・システム構成: 「ジョブ・システム・コンソール」の「ディスパッチャ」ダッシュボードで、ディスパッチャ構成パラメータを直接変更できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイドディスパッチャを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • 関連ランブック: インシデント・マネージャでは、計算された関連性スコアに基づいて、特定のインシデントに関連する可能性がある上位(最大3つ)のランブックを表示できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド高度な操作と構成(関連ランブック)を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • Enterprise Managerダッシュボードでのカスタム・ウィジェットの作成: カスタム・ウィジェットを作成して、ユーザーに関連するOracle Enterprise Managerデータをビジュアル化し、新規または既存のダッシュボードに追加できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』問合せベースのウィジェットの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新9 (13.5.0.9)以降で使用可能です。

  • Enterprise Managerウェアハウス: Enterprise Manager (EM)ウェアハウスは、1つ以上のEnterprise Managerリポジトリからパフォーマンス、構成およびターゲット・インベントリ・データを抽出し、Oracle CloudのAutonomous Data Warehouse (ADW)に格納します。

    詳細は、Enterprise Managerウェアハウスに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新8 (13.5.0.8)以降で使用可能です。

  • イベント圧縮: イベント圧縮を使用すると、基礎となるイベントの過剰なトリガーによって発生した無関係なインシデント・アラートを除外できます。これらのフィルタの作成は、相関イベントを1つのインシデントにグループ化するグローバル圧縮ポリシーを指定できるため簡略化されています。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』複数のイベントの単一インシデントへの圧縮に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新8 (13.5.0.8)以降で使用可能です。

  • 包括的なOCIデータ・エクスポート・ステータス: OCIにデータをエクスポートするEnterprise Managerターゲットに、包括的なデータ・エクスポート・ステータスが追加されました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』サービスのデータ・アップロード・ステータスの表示に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • 動的ランブックによるユーザー・ナレッジの活用: 動的ランブックでは、組織のユーザー専門知識を活用してインシデントを分析および解決する際の効率が向上します。経験豊富なユーザーは、Enterprise Managerの機能を使用して問題を解決するための専門知識を取得する自動化された一連のステップ(動的ランブック)を作成します。すべてのユーザーが定義済の動的ランブックを実行して、類似するインシデント条件をトリアージできます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』動的ランブックの使用に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • SYSDBAおよびSYSDG監視ユーザーの自動パスワード・ローテーション: SYSDBAやSYSDGなどのSYS*ロールを持つOracle Database監視ユーザーが、自動パスワード・ローテーションを起動できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイド』モニタリング・ユーザー・パスワード管理の自動化に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • SYSDG権限を使用したデータベースの監視: Oracle Enterprise Managerでは、Oracle Databaseターゲットを検出および監視するための資格証明としてData Guard SYSDG管理者権限を付与されたユーザーが許可されるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイドSYSDG権限による監視を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • 複数のOCIサービスを同じブリッジに関連付け可能: 複数のOCIサービスに単一のOCIブリッジを使用できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』OCIサービスとEnterprise Managerとの統合に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • Oracle Enterprise Managerダッシュボードのフィルタ: Oracle Enterprise Managerダッシュボードで新しいフィルタ機能を使用できるようになりました。この機能を使用して、選択したフィルタのコンテキスト内でデータを絞り込み、表示できます。デフォルトで使用可能なダッシュボードをカスタマイズしたり、新しいダッシュボードを作成するときに、フィルタを追加できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ダッシュボードの使用に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)以降で使用可能です。

  • DBSNMP以外のユーザーを使用したデータベースの監視: Oracle Enterprise Managerでは、Oracle Databaseターゲットを検出および監視するためのモニタリング資格証明として、dbsnmp以外のユーザーを使用できるようになりました。以前は、Oracle Databaseターゲットのモニタリング資格証明として、dbsnmpユーザーのみが使用できました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』Enterprise Managerでの新しいターゲット・モニタリング資格証明の指定に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

  • カスタム・ダッシュボードの作成: カスタム・ダッシュボードを作成して、Oracle定義のウィジェットをダッシュボードに追加できるようになりました。また、ウィジェットはデフォルトで使用可能なダッシュボードをカスタマイズするときにも追加できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ダッシュボードの使用に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

  • デフォルトで使用可能な新しいダッシュボード: Enterprise Managerダッシュボードの一部として、デフォルトで使用可能な次のダッシュボードを利用できるようになりました。
    • フェデレーション・サマリー - サイト別
    • フェデレーション・サマリー - グループ別

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』デフォルトのEnterprise Managerダッシュボードに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新3 (13.5.0.3)以降で使用可能です。

  • エージェント・パッチ適用UIの機能強化: 「エージェント」ページ表には、RUバージョンを示す列が追加されています。「NMOエラー」ページには、エージェントでroot.shが実行されなかったかどうかが示されるようになりました。どちらのUI機能強化についても、この情報を表示するためにユーザーが列を選択する必要があります。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新3 (13.5.0.3)以降で使用可能です。

  • Oracle Enterprise Managerのダッシュボード: Enterprise Managerダッシュボードを使用できるようになりました。これは、企業からリアルタイム・データを収集し、簡単に解釈できるウィジェットでそれらを表示する、データ・ビジュアライゼーション・ツールです。初期リリースでは、すぐに使用可能な次のダッシュボードがEnterprise Managerにあり、これらのダッシュボードを自分の要件に合わせてカスタマイズできます。
    • エンタープライズ・サマリー
    • グループ・サマリー

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ダッシュボードの使用に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • DBSNMP以外のユーザーの自動パスワード・ローテーション: データベース・ターゲットのデフォルトの監視ユーザーではないユーザーの場合、「データベース・ユーザーのパスワードの変更」ジョブ・タイプを使用してパスワード・ローテーションを自動化できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlセキュリティ・ガイド』非モニタリング・ユーザー・パスワード管理の自動化に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • Oracle Cloud Infrastructureサービスを使用する機能: Oracle Enterprise Manager環境内のデータベースに対して、Oracle Cloud Infrastructureサービス(ロギング・アナリティクスおよび操作インサイト)を使用できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』Enterprise ManagerとOCIサービスとの統合に関する項を参照してください。

  • RESTベースのコネクタのサポート: SOAPに加えて、チケット発行コネクタの開発時にRESTがサポートされるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlコネクタ統合ガイドチケッティング・コネクタの構築に関する項を参照してください。

  • Oracle Enterprise Managerのコンプライアンス標準: サイジング・コンプライアンス標準ルールがOracle Enterprise Managerに組み込まれるようになりました。デフォルトでは、Enterprise Managerはこれらのルールに対してEnterprise Managerリポジトリ・ターゲットをチェックし、最適なパフォーマンスのための変更を示すアラートを送信します。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』コンプライアンス標準に関する項を参照してください。

  • ジョブ・システム診断の改善: ジョブ・システム診断ダッシュボードおよびジョブ、キューおよびディスパッチャのヘルスなどの新しいヘルス・メトリックにドリルダウンする機能が改善されました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・ガイド』ジョブ・システムの問題の診断に関する項を参照してください。

データベース管理

この項では、データベース管理の新機能および拡張機能について説明します。

  • Enterprise ManagerでのECPUを使用して構成されたADBのサポート: Oracle Enterprise Managerは、ECPUコンピュート・モデルを使用して構成されたAutonomous Databasesをサポートしていることが保証されました。ECPUは、コンピュート・リソースの抽象化された尺度です。ECPUは、Exadataデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーの共有プールから柔軟に割り当てられる、コアの数に基づいています。

    ECPUの詳細は、Autonomous Databaseでのコンピュート・モデルを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23).以降で使用可能です。

  • Enterprise Managerクラウド拡張機能: 新しいEnterprise Managerクラウド拡張機能により、Oracle Enterprise Managerインタフェースで、OCI Opsインサイト・サービスの豊富な機能を直接利用できるようになりました。この機能拡張により、Enterprise Managerの「データベース・リソース」ページで、データベースのコンテキストでSQLパフォーマンス・インサイト、データベース容量計画および予測情報を表示できるようになります。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』「クラウド拡張データの表示」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23).以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブでのリアルタイムSQLモニタリング用のSQL分析タブ: パフォーマンス・ハブの<SQL ID>のリアルタイムSQLモニタリングページでSQL分析タブが使用できるようになり、次のセクションがあります:
    • SQL分析: Oracleオプティマイザから提示された分析メッセージのリストが表示され、SQLパフォーマンスを向上させるためにプラン・ライン・レベルで有用な情報を提供します。
    • 失敗ヒント: SQL実行を目的とするがデータベースで使用されなかったヒントのリストが表示されます。
    • 成功ヒント: SQL実行に正常に適用されたヒントのリストが表示されます。

    これらの各セクションの「ラインID」の番号をクリックすると、「計画統計」タブの実際のプラン・ラインに移動して、詳細情報を表示できます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新22 (13.5.0.22)以降で使用可能です。

  • ADDMスポットライトでのSQL詳細の表示: ADDMスポットライトで、SQL関連の推奨事項の「SQLの詳細」ページに移動できるようになりました。これを行うには:
    1. 「結果」または「推奨」タブで、「推奨」列に表示される番号をクリックします。
    2. 結果の推奨: 上位SQL文セクションで、詳細を表示するSQL文の「アクション」アイコンアイコンをクリックした後、「SQL詳細の表示」をクリックします。

    SQL文の<SQL_ID>のSQL詳細ページが表示され、「ADDMスポットライト」には、選択された時間範囲の詳細が示されます。このページは、パフォーマンス・ハブの「SQLの詳細」ページと同じであることに注意してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • RU 20におけるADDMスポットライトの拡張: 次のADDMスポットライト機能が使用可能になりました:
    • メンテナンス・ウィンドウのイベント注釈の表示: データベース・メンテナンス・ウィンドウのイベント注釈をADDMスポットライト「サマリー」チャートに表示できるようになりました。メンテナンス・ウィンドウは、自動化メンテナンス・タスクが実行される連続的な時間間隔です。メンテナンス・ウィンドウのイベント注釈を表示するには:
      1. 「結果」または「推奨」タブで、「サマリー」チャートの上にあるイベント注釈を含めるチェック・ボックスを選択します。

        「構成の変更」および「状態の変更」イベント・オプションを含むフィールドが、イベント注釈を含めるチェック・ボックスの横に表示されます。

      2. イベント注釈を含めるチェック・ボックスの横にあるフィールド内をクリックし、「メンテナンス・ウィンドウ」を選択します。

        「サマリー」チャートに、「構成の変更」および「状態の変更」イベントに加えて、「メンテナンス・ウィンドウ」イベントが表示されるようになりました。イベントを示す下向き矢印の上にマウスを置くと、イベントの詳細を表示できます。

    • データベース・パラメータの編集: 「ADDMスポットライト」から「初期化パラメータ」ページに移動して、データベース・パラメータを編集できるようになりました。「結果」「推奨」および「データベース・パラメータ」タブで、データベース・パラメータに関連する結果、推奨、または影響の大きい値またはデフォルト以外の値を持つデータベース・パラメータの「アクション」アイコンアイコンをクリックし、データベース・パラメータの編集をクリックします。新しいタブが開き、「初期化パラメータ」ページが表示されます。このページは、特定のデータベース・パラメータのみを表示するようにフィルタされ、このパラメータを編集できます。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新20 (13.5.0.20)以降で使用可能です。

  • ADDMスポットライトのカテゴリ別の結果および推奨のフィルタ: 「サマリー」チャートの凡例で使用可能なカテゴリをクリックして、「ADDMスポットライト」で結果および推奨をフィルタできるようになりました。たとえば、「結果」タブで、「サマリー」チャートの右側にある凡例の「上位SQL」をクリックして、「サマリー」チャートおよび表に上位SQLの結果と関連情報のみを表示します。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新19 (13.5.0.19)以降で使用可能です。

  • データベース・ホームページのワークロード分析: Oracle Enterprise Managerのデータベース・ホームページに自動分析タスクの情報を表示するオプションが含まれるようになりました。これを行うには、自動分析タスクの作成時にホームページに表示をクリックするか、既存の自動分析タスクに対して次のステップを実行します:
    1. Enterprise Managerのデータベースのホームページに移動します。
    2. 「パフォーマンス」メニューで「ワークロード分析」を選択します。

      自動分析タブが「ワークロード分析」ページに表示されます。

    3. 「分析タスク」タブをクリックします。
    4. データベースのホームページでメトリックを表示する自動分析タスクの「アクション」アイコンアイコンをクリックし、ホームページに表示をクリックします。

    データベース・ホームページ・タスクの設定時に、データベースのホームページの「ワークロード分析」タイルに、タスクの「SQLの共通点」および「経過時間」メトリックが表示されます。タイルをクリックして最終実行の自動ワークロード分析を表示し、「ワークロード分析レポート」リンクをクリックして詳細を表示できます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新19 (13.5.0.19)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブの「ブロックしているセッション」タブ: 「ブロックしているセッション」タブがパフォーマンス・ハブで使用可能になり、これを使用して、現在のブロック中および待機中のセッションを階層表示で表示できます。「ブロックしているセッション」では、次のことができます:
    • ブロックしている各セッションの詳細情報を表示し、ブロックしているセッションによってブロックされたセッションを表示します。
    • 関連するSQLを検査またはドリルダウンして、ブロックの原因を特定します。
    • 待機中のセッションの問題を解決するために、リストされている1つ以上のセッションを終了するなど、いくつかのトラブルシューティング操作を実行します。

    詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントのブロックしているセッションを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • RU 18におけるADDMスポットライトの拡張: RACデータベースでADDMスポットライトを使用する場合、RACインスタンス・レベルの情報を表示するためにユーザー・インタフェースに対して次の拡張が行われます:
    • 時間範囲中の合計データベース時間には、選択した時間範囲の合計データベース時間が表示されます。RACデータベースの場合、時間範囲中の合計データベース時間の横にある時計アイコン (時計)アイコンをクリックして、RACインスタンス別のデータベース時間内訳を表示します。単一インスタンス・データベースでADDMスポットライトを使用する場合、時計アイコンは表示されません。
    • 「結果」タブで、「アクション」アイコンアイコンをクリックし、インスタンスのコントリビューションの表示をクリックして、その結果に対するRACインスタンスのコントリビューションを決定します。

    また、「結果」タブの「サマリー」チャートなど、時系列チャートに大量のデータを表示する場合、チャートの右上隅にあるズーム・インおよびズーム・アウトのアイコン (ズーム・インおよびズーム・アウト)アイコンを使用して、表示される内容の範囲を変更できるようになりました。ズーム・イン・アイコンをクリックした後、マウスとタッチ・パッドを使用してチャートの右または左にスクロールし、ズーム・インおよびズーム・アウトできます。これは、過去7日間など、より長い期間のデータを表示する場合に特に便利です。ズーム・インおよびズーム・アウトを使用してチャートに加えた変更を元に戻すには、リストア・アイコン (リストア)アイコンをクリックします。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブ・レポート: データベースのパフォーマンスに関する情報を含むアクティビティ・レポートを生成、表示およびダウンロードできるようになりました。レポートには、その作成時に収集されてバンドルされたデータに基づくパフォーマンス・ハブ・ユーザー・インタフェースが含まれています。

    パフォーマンス・ハブ・レポートにアクセスするには:

    1. 右上隅にある「レポート」メニューをクリックし、「パフォーマンス・ハブ」を選択します。
    2. 「パフォーマンス・ハブのレポートを生成」ダイアログで、次の3つのレベルのデータのいずれかを含むようにレポートを設定します:
      • 基本: タブの内容のみが含まれています。
      • 標準: タブの内容および上位SQL文の詳細が含まれています。
      • すべて: タブの内容およびすべてのSQL文の詳細が含まれています。
    3. 「ダウンロード」をクリックして、選択した期間のレポートを生成し、ダウンロードします。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • RU 17におけるADDMスポットライトの拡張: 次のADDMスポットライト機能が使用可能になりました:
    • 「推奨」タブの新しいデフォルト・オプション「すべて」を使用すると、指定した期間内のすべての推奨を表示できます。これは、「推奨」タブの「サマリー」セクションで使用可能な「データベース・パラメータ」「SQL」および「スキーマ・オブジェクト」オプションに加えたものです。
    • 指定した期間の全体的な影響別に、結果および推奨のサマリーのタグ・クラウド表示を表示できるようになりました。タグ・クラウド表示を表示するには、「結果」タブで「サマリー」セクションの右上隅にあるクラウド・アイコン (クラウド)アイコンをクリックし、「推奨」タブで「データベース・パラメータ」「SQL」および「スキーマ・オブジェクト」の推奨に対してクラウド・アイコンをクリックします。タグ・クラウド表示では、テキストのサイズは全体的な影響を示し、テキストの色は様々なカテゴリの結果および推奨に対応します。たとえば、「結果」タブでタグ・クラウド表示を表示するときに、「上位SQL文」のフォントが最大である場合は、結果数が最も多く、その色は「上位SQL」カテゴリの一部であることを示します。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • ADDMスポットライトの新規イベント注釈機能: ADDMスポットライト・チャートにイベントを追加して、関心のあるイベントとADDMの結果および推奨事項のタイミングを関連付けることができるようになりました。これらのイベントには、データベースの再起動および構成パラメータの変更が含まれます。この機能を使用するには、「結果」タブおよび「推奨」タブの「サマリー」セクションでイベント注釈を含むチェック・ボックスを選択します。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブのASH分析ユーザー・セッションのユーザー名リンク: パフォーマンス・ハブの「ASH分析」タブで、「ユーザー・セッション」セクションにユーザー名リンクが表示されるようになりました。ユーザー名リンクをクリックすると、「ユーザーの表示: <ユーザー名>」ページで、ロール、システム、オブジェクト権限などのユーザーの詳細情報を表示できます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • 複数のData Guardファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバをモニターする新しいメトリック: Oracle Database 19c以降では、新しいData Guardファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバ・メトリック・カテゴリを使用できるようになりました。このカテゴリのメトリックを使用すると、Data Guard構成内のすべてのファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバのステータスを収集およびモニターでき、単一インスタンスおよびRACデータベースで使用できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Databaseメトリック・リファレンス・マニュアル』Data Guardファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバ- Oracle Database 19c以降を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • PDBで使用可能なヒート・マップおよびADO: ILMヒート・マップおよび自動データ最適化(ADO)機能は、Oracle Enterprise Managerのプラガブル・データベース(PDB)で使用できるようになりました。これらの機能にアクセスするには、PDBのホーム・ページに移動し、「管理」メニューで「ストレージ」を選択し、「情報ライフサイクル管理」を選択します。

    詳細は、『Oracle Database VLDBおよびパーティショニング・ガイド』Oracle Enterprise Managerを使用したILMヒート・マップおよびADOの管理を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • RU 15におけるADDMスポットライトの拡張: ADDMスポットライトでは、「データベース・パラメータ」タブでパラメータの推奨を表示するオプションが提供されるようになりました。推奨事項を含むパラメータには、「推奨の表示」というアクション・メニューがあり、それをクリックすると、推奨事項に関する詳細を含むパネルが表示されます。

    また、ADDMスポットライトでは、「クイック選択」メニューに新しい「最後の実行」オプションが追加されました。このオプションを使用すると、時間範囲を前回のADDM実行からの時間に設定でき、このオプションを選択すると、結果および推奨事項の表には、その1回の実行からのADDMの結果および推奨事項が表示されます。また、データベース・パラメータ設定は同じ時間範囲から設定されます。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブの「ワークロード」タブ: 「ワークロード」タブがパフォーマンス・ハブで使用可能になり、データベース・ワークロードの監視およびスパイクとボトルネックを識別するために使用できる一連の統計がグラフィカルに表示されます。

    詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントでワークロードを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • RACインスタンスのPDBの新しいPDBモード・メトリック: RACインスタンスのPDBの動作状態(モード)に関するリアルタイム・アラートが、PDBモード・メトリックを介して使用できるようになりました。これらのメトリックを使用して、RACデータベース内のすべてのインスタンスにわたってPDBのモードを追跡できます。これらのメトリックは、READ WRITE、READ WRITE RESTRICTED、READ ONLY、READ ONLY RESTRICTEDおよびMOUNTEDモードを対象としています。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Databaseメトリック・リファレンス・マニュアル』PDBモードを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • ADDMスポットライト: 自動データベース診断モニター(ADDM)がOracle Databaseに組み込まれています。これにより、データベースに関するパフォーマンス問題が自動的に検出され報告されます。ADDMスポットライトは、期間中に実行されたADDMで報告されたパフォーマンス問題を要約する、新しいOracle Enterprise Managerインタフェースです。パフォーマンスへの影響が最も大きい検出結果が強調表示され、それらの修正方法について提案が示されます。また、データベース・パラメータ値、および分析期間中のこれらに対する変更内容も示されます。ADDMスポットライト情報はデータベース・ホーム・ページにも表示されます。これには、過去1日間のADDM検出結果の要約、および「ADDMスポットライト」ページにドリルダウンするためのリンクが含まれています。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • クラウドへのバックアップを構成するための最新のワークフロー: データベース・ターゲットを管理するために、新しいJETワークフローを使用してOCIオブジェクト・ストレージへのデータベース・バックアップを構成できるようになりました。このワークフローは、データベース・ホーム・ページ内の「可用性」の下にある新しい「Oracle Cloudバックアップの構成」メニュー項目として使用できます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブの上位アクティビティ・ライト: 新しい上位アクティビティ・ライト機能は、パフォーマンス・ハブの簡略化された非常に効率的なモードです。このモードでは、データベース管理者が、問題を簡単に可視化できる単一のビューで、管理対象データベースのライブ・パフォーマンスを監視できます。「上位アクティビティ・ライト」では、リアルタイム監視の応答時間が短くなり、パフォーマンス診断に必要な重要情報が提供されます。

    詳細は、Oracle Cloud Infrastructureのドキュメントで上位アクティビティ・ライトを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • Oracle Enterprise Managerのワークロード分析: ワークロード分析を使用して、回帰または改善の理由を特定、定量化および除去できるようになりました。ワークロード分析では、同じまたは類似の2つの異なる時点から、データベース内の上位問合せの分析が実行されます。パフォーマンスが低下した文は、SQLチューニング・アドバイザまたはSQL計画ベースラインを使用してチューニングできます。

    詳細は、『Oracle Database Testingガイド』ワークロード分析の使用を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • Autonomous Database用のOracle Database Vault: Oracle Enterprise ManagerでのAutonomous Database用Oracle Database Vaultの管理や、タスク(他のデータベースへのポリシーの伝播など)の実行ができるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Autonomous Databases管理者ガイド監視および管理タスクを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブのグラフィカルな実行計画: パフォーマンス・ハブの「SQLモニタリング」タブに「グラフィカルな実行計画」オプションが含まれるようになり、これを使用して、各ノードが操作を表すノードの縮小可能なツリーとしてSQL実行計画を表示できます。この計画では、必要な分のデータを表示したり、ツリーを回転して情報を水平または垂直に表示できます。

    詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントでグラフィカルな実行計画を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブでのSQLモニタリングのオプティマイザ環境タブおよび「アウトライン」タブ: パフォーマンス・ハブのSQL <ID>のリアルタイムSQLモニタリング・ページに移動すると、オプティマイザ・パラメータとその値をオプティマイザ環境タブに表示し、パラメータを名前でフィルタできるようになりました。このページには「アウトライン」タブも表示され、SQL文(アウトライン・データ)に関連付けられたオプティマイザ・ヒントのセットがテキスト形式で表示されます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • Autonomous Database用のData Masking and Subsetting: Oracle Enterprise Managerで、Autonomous Database用にData Masking and Subsettingの機能を使用できるようになりました。この包括的なソリューションを使用すると、機密性の高い本番データを検出してマスクすることで、本番以外の環境でのデータ露出を最小限に抑えることができます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Autonomous Databases管理者ガイド監視および管理タスクを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • パフォーマンス・ハブの「Exadata」タブ: 「Exadata」タブは、Oracle Enterprise Managerによって管理されるExadataデータベースで使用できます。このタブには、Oracle Exadataハード・ディスクおよびフラッシュのパフォーマンス統計の統合ビューが表示され、データベース、Exadataストレージ・セルおよび自動ストレージ管理(ASM)を含むシステム・コンポーネントのヘルスおよびパフォーマンスに関するインサイトが提供されます。「Exadata」タブを使用して、Exadataデータベースのパフォーマンス診断を拡張できます。このタブは履歴モードでのみ使用でき、コンテナ・データベース(CDB)のみをサポートします。リアルタイム・ビューはサポートされず、プラガブル・データベース(PDB)に関する情報も提供されません。

    詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントで「Exadata」タブに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新9 (13.5.0.9)以降で使用可能です。

  • 自律型データベースのデータ・リダクション・サポート: Oracle Enterprise Managerの自律型データベースでデータ・リダクション機能を使用できるようになりました。この機能を使用すると、ディスク上またはキャッシュ内の基礎となるデータベース・ブロックを変更せずに、アプリケーションに表示される機密情報をリダクションできます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Autonomous Databases管理者ガイド監視および管理タスクを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新8 (13.5.0.8)以降で使用可能です。

  • PDBの新しいメトリック・グループ: 新しいメトリック・グループ「リソース使用率」がプラガブル・データベース(PDB)で使用可能になりました。このメトリック・グループのメトリック(平均バッファ・キャッシュ使用量平均CPU使用率など)では、PDBリソース使用率の様々な側面を監視できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Databaseメトリック・リファレンス・マニュアルリソース使用率を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • 小規模なマニュアルに分割されたOracle Database Plug-inメトリック・リファレンス・マニュアル: Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Database Plug-inメトリック・リファレンス・マニュアルは、情報を検索する際のユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、次のドキュメントに分割されました。

    これらの新しいマニュアルは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • backup_database EMCLI動詞の更新: customBackupサブコマンドとsuggestedBackupサブコマンドの両方のbackup_databaseに対して、次の更新が行われました。
    • 新しいコンポジット(グループ)ターゲット・タイプがサポートされるようになりました。
    • リソースの競合を最小限に抑えるためにローリング方式でデータベース・バックアップを実行する新しいforceSerialModeオプションが追加されました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlコマンドライン・インタフェースbackup_databaseを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • Oracle Enterprise Managerの自律型データベースに対応する新機能: Oracle Enterprise Managerでは、自律型データベースに対して次の機能が使用できるようになりました。
    • クラウド資格証明ストア: Enterprise Managerは、自律型データベースのデータベース・オブジェクトとして、データベース・ユーザー資格証明を格納することがサポートされるようになりました。格納された資格証明は、リモートのオンプレミス・データベース、自律型データベースまたはOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージへのアクセスに使用できます。
    • ディレクトリ・オブジェクト: 「ディレクトリ・オブジェクト」ページでは、自律型データベースのデフォルト・ディレクトリとカスタム作成ディレクトリを表示できるようになりました。また、ディレクトリ・オブジェクトを作成して、そのディレクトリとオブジェクト・ストレージの間でファイルを転送することもできます。
    • データベース・リンク: Enterprise Managerで検出された自律型データベース(共有)からターゲット・データベースへのデータベース・リンクを作成できるようになりました。データベース・リンクを使用すると、オブジェクトにアクセスして、ターゲット・データベースに操作を実行できます。
    • 自律型データベースのバックアップおよびリカバリの管理と監視: 自律型データベースのバックアップのリストを表示し、オンデマンド・バックアップをスケジュールして、データベースをリストアできるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Autonomous Databases管理者ガイド監視および管理タスクを参照してください。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新3 (13.5.0.3)以降で使用可能です。

  • データベース・シャーディングのデータ分散分析および視覚化: 「シャードされたデータベース」メトリックを使用して、シャード・データベース内のシャード間のデータ分散の高度な分析を利用できるようになりました。これには次の機能が含まれます。
    • データ・サイズや一意のキーの数など、様々なサイズ・パラメータによるシャードのランキングまたは視覚化。
    • スループットに基づいたホット・シャードの識別。
    • 次の範囲内または範囲全体でグループ化したサイズまたは負荷のビジュアライゼーション:
      • シャードグループ
      • Data Guard構成
    • 特定のキーを持つシャードを検索する機能。
    • 個々のシャード・レベルのドリルダウン(チャンク別)。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Databaseメトリック・リファレンス・マニュアルシャード・データベースを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • 「データベース・スケジューラ・ジョブ」メトリック: DBMS_SCHEDULERインタフェースを介して登録されたDBMSジョブの現在のステータスをレポートする、「データベース・スケジューラ・ジョブ」メトリックを表示できるようになりました。これらのメトリックを使用して、長時間実行されているジョブをモニターし、個々のジョブに関するアラートを取得できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Databaseメトリック・リファレンス・マニュアルデータベース・スケジューラ・ジョブを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • clone_databaseおよびcreate_standby_database EMCLI動詞での複数の場所のサポート: clone_databaseおよびcreate_standby_database EMCLI動詞にmultiplex_locsオプションが追加されて、複数の場所がサポートされるようになりました。このオプションを使用すると、REDOログおよび制御ファイル用に複数の場所を指定できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlコマンドライン・インタフェースclone_databaseおよびcreate_standby_databaseを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • dg_convert_standby EMCLI動詞の新しいconvert_toオプション: convert_toオプションがdg_convert_standby EMCLI動詞に追加されました。このオプションを使用すると、スタンバイ・データベースの変換先のロールを指定できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlコマンドライン・インタフェースdg_convert_standbyを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • clone_databaseおよびcreate_standby_database EMCLI動詞での並列性のサポート: clone_databaseおよびcreate_standby_database EMCLI動詞に-degree_of_parallelismオプションが追加されて、並列性がサポートされるようになりました。このオプションを使用すると、RMANによってデータベース・ファイルをコピーするのに使用される、パラレル・チャネルの数を指定できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェースclone_databaseおよびcreate_standby_databaseを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • オンプレミス・データベースから自律型データベースへのSQLチューニング・セットのコピー: Oracle Enterprise Managerで検出されたオンプレミス・データベースから、Oracle Enterprise Managerで検出された自律型データベースに、SQLチューニング・セットをコピーできるようになりました。

    詳細は、オンプレミス・データベースから自律型データベースへのSQLチューニング・セットのコピーのチュートリアルを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • ZDLRAの「ヘルス」メトリックと保護されたデータベースメトリックのignoreProtectionPoliciesプロパティ: 「ヘルス」または保護されたデータベースメトリックでignoreProtectionPoliciesプロパティを使用すると、特定の保護ポリシーに関連付けられたデータベースに対して生成されたインシデントを無視できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracle Databaseメトリック・リファレンス・マニュアルリカバリ・アプライアンスを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • データベース・ロール変更の自動検出: Oracle Enterprise Managerでは、Oracle Data Guard構成で発生した可能性のあるデータベース・ロール変更を、これらの変更が開始された場所や方法に関係なく、自動的に検出できるようになりました。ロール変更検出により、必要な動的プロパティの再計算がトリガーされ、このData Guard構成内のデータベースのすべてのメトリックおよび属性が確実に同期されるようになります。ファスト・スタート・フェイルオーバー(FSFO)の発生が検出された場合は、Oracle Enterprise Managerでアラートが発生します。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • SWIFTエンドポイントを使用したOCIオブジェクト・ストレージへのデータベース・バックアップのサポート: Oracle Enterprise Managerでは、SWIFTエンドポイントの利用によるOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージへのデータベースのバックアップがサポートされるようになりました。バックアップを構成するには、SWIFTエンドポイント、資格証明およびオブジェクト・ストレージ・バケット情報を提供する必要があります。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • 機密データのタイプの拡張および追加: Oracle Data Masking and Subsetting Packでは、テスト用および開発環境用の、セキュアな本番データを管理するための包括的なソリューションが提供されます。機密データは、機密データ検出によって識別されます。機密データ検出では、自分のビジネスに固有の検索パターンを定義できます。すぐに使用可能な機密タイプを利用することもできます。事前定義済の次のタイプが更新されました。
    • クレジット・カード番号
    • 電子メールID
    • IPアドレス
    • ISBN_10
    • ISBN_13
    • 国民保険番号
    • 電話番号
    • 社会保険番号
    • 社会保障番号
    • 統一商品コード

    また、新たに次のタイプがサポートされるようになりました。

    • 期間
    • カードの有効期限
    • カードのセキュリティ・コード
    • カードのセキュリティPIN
    • 生年月日
    • 民族
    • フル・ネーム
    • 性別
    • インドのAadhaar番号
    • インドのPAN
    • MACアドレス
    • メキシコのCURPコード
    • 出生地
    • 郵便番号
    • 人種
    • 宗教
    • 性的指向

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

データベース・ライフサイクル管理

この項では、データベース・ライフサイクル管理の新機能と拡張機能について説明します。

  • データベース・プロビジョニングでのASMディスク・グループ作成中の障害グループ・サポート: Enterprise Managerを使用して新しいGrid Infrastructureまたは単一インスタンス高可用性データベースをプロビジョニングするときに、ASMディスク・グループの初期設定中に障害グループ・ディスクを指定できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』Oracle ASMを使用してOracle Grid InfrastructureおよびOracle Databasesをプロビジョニングする手順を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23).以降で使用可能です。

  • Oracle Database 19c用の新しいCIS 1.2.0コンプライアンス標準: Oracle Database 19c用の最新のCISコンプライアンス1.2.0標準が使用可能になりました。これらの標準は、「自己更新」と、「構成標準」オプションおよび「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できます。

    詳細は、Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスCISコンプライアンス標準についてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23).以降で使用可能です。

  • プラガブル・データベースおよびRACデータベースで使用可能なOracle DBSATコンプライアンス標準: Oracle Database Security Assessment Tool (DBSAT)コンプライアンス標準は、Enterprise Managerに組み込まれているプラガブル・データベース(PDB)およびReal Application Cluster (RAC)データベースのターゲットとともに使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスOracle DBSATコンプライアンス標準を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新22 (13.5.0.22)以降で使用可能です。

  • 新しいコンプライアンス情報パブリッシャ・レポート: 2つの新しいデフォルトの情報パブリッシャ(IP)レポート(「抑制されたコンプライアンス違反」および「大量データをアップロードする構成拡張」)がコンプライアンスで使用できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』「コンプライアンス・レポートの分析」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新22 (13.5.0.22)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 12cおよび19c用のSTIG標準バージョン2リリース8および9: Oracle Database 12cおよび19c用の最新のSTIGバージョン2リリース8および9標準を、「自己更新」オプションと、従来の「構成標準」および「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスセキュリティ技術導入ガイドについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新22 (13.5.0.22)以降で使用可能です。

  • パッチ履歴: REST APIを介してフリート・メンテナンスで、更新およびアップグレード操作のデータベース・パッチ適用履歴にアクセスできるようになりました。これにより、過去の更新およびアップグレード操作を表示し、.CSV形式でエクスポートできるようになります。ご使用の環境のデータ保持ポリシーによって、フリート・メンテナンスで更新およびアップグレードの履歴を遡って表示できる期間が決まることに注意してください。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』「パッチ履歴」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • フィールドが追加されたプロビジョニングの前処理/後処理スクリプト: データベース・プロビジョニングの前処理/後処理スクリプトの開発時に、Oracleホーム、Oracleベース、SIDなどの新しい追加データ・フィールドを使用できるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』「データベース・プロビジョニングの前処理/後処理スクリプト」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • フリート・メンテナンス・ハブによるイメージおよびバージョンの作成のサポート: フリート・メンテナンス・ハブ・ユーザーは、Enterprise Managerユーザー・インタフェースを使用してゴールド・イメージを作成できるようになりました。この機能は、既存のEM CLIおよびREST APIメソッドを補完します。ガイド付き作成プロセスにより、推奨されるパッチが体系的に組み込まれるとともに、新しいイメージまたはバージョンに必要なカスタム・パッチを柔軟に含めることができます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』「フリート・メンテナンス・ハブを使用したパッチ・コンプライアンスへの準拠」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新20 (13.5.0.20)以降で使用可能です。

  • Oracleホーム名の接頭辞の指定: カスタム接頭辞を使用して、Oracleホームおよび対応するターゲットの命名法を合理化できるようになりました。この指定された接頭辞は、Oracleホーム名の不可欠な部分になります。ホーム名の接頭辞が指定されていない場合は、Enterprise Managerのデフォルトの命名規則が適用されます。この機能は、ユーザー・インタフェース、EM CLIおよびREST APIを介して使用できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』UIを使用したデプロイおよび更新を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新20 (13.5.0.20)以降で使用可能です。

  • 無効になっているPDBについての新しいチャージバック・メトリック: 新しい「PDBモード」メトリックにより、ホストでPDBが無効になっているが他では有効になっている場合に、チャージバックで、マルチノードRAC設定での未使用のPDBエンティティを計算できます。「PDBモード」メトリックは、デフォルトでは無効になっており、チャージバックでチャージを正しく計算するには有効にする必要があります。

    詳細は、『Oracle Enterprise Managerクラウド管理ガイド』チャージバックへのエンティティの追加を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新20 (13.5.0.20)以降で使用可能です。

  • PDBについての新しいチャージバック・メトリック: PDBチャージバック・ターゲットで、新しい「リソース使用率」メトリックが使用されます。このメトリックはデフォルトでは無効になっており、チャージバックをPDBターゲットで正しく機能させるためには有効にする必要があります。このメトリックが有効になっていない場合、チャージバックでは、PDBターゲットについて正しくないチャージがレポートされます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Managerクラウド管理ガイド』チャージバックへのエンティティの追加を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新19 (13.5.0.19)以降で使用可能です。

  • デフォルトで無効になっているデータベース移行ユーティリティのダウンロード: リリース更新18 (13.5.0.18)以降、Enterprise Manager 13.5の新規インストールでは、移行に必要な最新のユーティリティをダウンロードするジョブがデフォルトで無効になります。既存のEnterprise Managerユーザーの場合、ジョブは最後の移行ワークベンチ・アクティビティから3か月間有効のままになります。ユーザーが移行プロジェクトにいる場合は、このジョブを有効にして最新の更新を取得することをお薦めします。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイド』データベース移行の前提条件を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • 完了としてのデータベース移行のサインオフ: 移行ワークベンチUIで完了としてマークする既存のオプションに加えて、EM CLIまたはREST APIコマンドを使用してエラーで完了した移行アクティビティをサインオフできます。すでに「完了」とマークされた移行アクティビティを「エラーで完了」に戻すこともできます。これは、すでに確認され、「完了」とマークされた移行アクティビティに対して追加の注意およびトラブルシューティングが必要な問題が見つかった場合に役立ちます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイド』移行ステータスの確認および移行の完了を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • Oracleホームの再デプロイ: Oracleホームが破損してホストから完全に削除された場合は、EM CLIのdb_software_maintenance動詞でIS_REDEPLOY="true"パラメータを渡すことで、同じホストにOracleホームを再デプロイできます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』Oracleホームの再デプロイを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • フリート・メンテナンス - AutoUpgradeユーティリティを使用したデータベースのアップグレード: AutoUpgradeユーティリティは、Oracleデータベースのアップグレードに推奨されるツールです。Oracle Enterprise Managerのフリート・メンテナンスでは、AutoUpgradeを使用して単一インスタンスを実行し、RACデータベースをバージョン12.2以降にアップグレードできるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』フリート・メンテナンスのAutoUpgradeを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • 新しいEMCLI動詞query_suppressed_recommendations: この新しいEMCLI動詞は、特定のターゲット、複数のターゲットまたは特定のターゲット・タイプについて、以前に抑制された構成およびコンプライアンス・パッチの推奨を問い合せることができます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェース』query_suppressed_recommendationsを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 12cおよび19c用のSTIG標準バージョン2リリース7: Oracle Database 12cおよび19c用の最新のSTIGバージョン2リリース7標準を、「自己更新」オプションと、従来の「構成標準」および「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスセキュリティ技術導入ガイドについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • 新しいEMCLI動詞dg_convert_standby_to_cluster: この新しいEMCLI動詞は、単一インスタンスのData Guardフィジカル・スタンバイ・データベースを管理者の管理対象クラスタ・データベースに変換します。

    詳細は、『Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェース』dg_convert_standby_to_clusterを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 19c用の新しいCIS 1.1.0コンプライアンス標準: Oracle Database 19c用の最新のCISコンプライアンス1.1.0標準が使用可能になりました。これらの標準は、「自己更新」と、「構成標準」オプションおよび「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できます。

    詳細は、Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスCISコンプライアンス標準についてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • 失敗したフリート・メンテナンス更新のロールバック・サポート: 失敗した更新の単一インスタンスまたはRACデータベース操作をロールバックできるようになりました。ロールバック操作は、データベースを初期状態に戻します。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』失敗した更新操作のロールバックを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • TTSベースの移行に使用可能な移行前および移行後分析ダッシュボード: Oracle Enterprise Managerの移行ワークベンチを使用したトランスポータブル表領域(TTS)ベースの移行では、移行前および移行後の詳細分析が機能するようになり、移行の完全な概要を確認できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイド』トランスポータブル表領域を使用したフル・データベースの移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • グリッド・インフラストラクチャのパッチ適用のためのデータベース・インスタンスのパラレル停止のサポート: DRAIN_TIMEOUTパラメータを使用して、クラスタ・ノードで実行されているグリッド・インフラストラクチャ・データベースの更新をパラレル停止できるようになりました。入力ファイルに指定すると、DRAIN_TIMEOUT値によって、セッションがノードから排出されるまでの設定時間の待機が発生し、ノードで実行されているすべてのインスタンス、サービスおよびリソースが停止します。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』更新操作を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • 「プロシージャ・アクティビティ」ページの拡張検索機能: 追加の検索フィルタが「プロシージャ・アクティビティ」ページに追加され、デプロイメント・プロシージャ・アクティビティ検索をさらに絞り込むことができます。追加のフィルタは、「所有者」「開始日」および「開始日終了」です。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』操作の追跡、修正および再開を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • フリート・メンテナンス・ハブ: Oracle Enterprise Managerは、フリート・メンテナンス・ハブと呼ばれる新しいインタフェースを提供します。このインタフェースを使用して、管理者はデータベース・アセットの脆弱性に関するインサイトを取得し、影響を受けるターゲットにパッチを適用できます。このインタフェースでは、ゴールド・イメージにサブスクライブされていないデータベース・アセットを識別し、イメージのパッチ推奨を確認し、ゴールド・イメージがリフレッシュされたら、ターゲットを新しいバージョンのゴールド・イメージにサブスクライブし、更新およびアップグレード操作を実行できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』「フリート・メンテナンス・ハブ」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 12cおよび19c用のSTIG標準バージョン2リリース6: Oracle Database 12cおよび19c用の最新のSTIGバージョン2リリース6標準を、「自己更新」オプションと、従来の「構成標準」および「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスセキュリティ技術導入ガイドについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • 透過的データ暗号化(TDE)による移行ワークベンチのサポート: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチでは、TDEを使用した暗号化された移行がサポートされるようになり、移行中のデータ・セキュリティが向上します。移行ワークベンチのTDE移行は、移行ワークベンチUI、REST APIおよびEMCLIでサポートされています。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドデータベース移行ワークベンチを使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • Oracleホームのパスおよび作業ディレクトリのフリート・メンテナンス変数: Oracle Enterprise Managerフリート・メンテナンスでは、Oracleホームのパスおよび作業ディレクトリの変数の使用を受け入れ、同じ送信内で同じホストに複数のOracleホームをデプロイすることで、一括更新およびアップグレードを容易にできるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』Oracleホームのパス変数の使用を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • コンプライアンスのパッチ推奨の抑制: この新しいEMCLI動詞を使用すると、特定のターゲット・タイプまたはターゲット名のコンプライアンス・パッチ推奨を抑制できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェース』suppress_recommended_patchを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • 移行ワークベンチのトランスポータブル表領域の移行前分析の拡張: 移行ワークベンチ・トランスポータブル表領域の移行前分析には、移行前分析をCPAT分析とほぼ同じ方法で表示できる新しい拡張機能が用意されています。

    これらの拡張機能は次のとおりです:

    • 移行前アナライザはTTSデプロイメント・プロシージャに完全に統合され、スタンドアロン・モジュールではなくなりました。
    • 入力検証が移行前分析とCPATの文言と一致するようになり、レポートの解析やアクションの特定が容易になります。
    • REST API移行前分析(action=CHECK_MIGRATION_READINESS)を実行すると、移行ワークベンチを使用して、すべての移行タイプの分析動作を統合するプロシージャ実行IDが返されます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドトランスポータブル表領域を使用した移行を参照してください。

    これらの機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • Oracle Fleet Patching and Provisioningとの統合: Oracle Enterprise Managerは、Oracle Fleet Patching and Provisioning (FPP)と統合されるようになりました。これにより、FPPのユーザーは、フリート・メンテナンスを使用したセキュリティ・パッチ推奨やプロアクティブなパッチ適用などのEnterprise Manager機能を利用できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』Oracle Fleet Patching and ProvisioningとEnterprise Managerの統合を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新14 (13.5.0.14)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 12cおよび19c用のSTIG標準バージョン2リリース5: Oracle Database 12cおよび19c用の最新のSTIGバージョン2リリース5標準を、「自己更新」オプションと、従来の「構成標準」および「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスセキュリティ技術導入ガイドについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新14 (13.5.0.14)以降で使用可能です。

  • トランスポータブル表領域移行用の移行前アナライザ: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチでは、トランスポータブル表領域移行に対してCPATのような移行前分析を実行できるようになり、送信前にレポートの検証、表示および潜在的な移行エラーの修正を実行できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドトランスポータブル表領域を使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新14 (13.5.0.14)以降で使用可能です。

  • フリート・メンテナンスでのNFSストレージ・タイプのサポート: NFSストレージのオプションを使用してフリート・メンテナンスのゴールド・イメージを作成およびインポートできるようになりました。これによって、複数のホストへのデプロイメントがより効率的になり、ゴールド・イメージをNFSの参照場所に格納することでコピーおよびファイルの数が少なくなります。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control データベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』ゴールド・イメージの作成を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • 移行ワークベンチでのKerberos資格証明のサポート: 組織のセキュリティを向上させるため、Oracle Enterprise Managerの移行ワークベンチで、データ・ポンプ移行の実行中にデータベースKerberos資格証明およびデータベースKerberos Keytab資格証明を使用した認証がサポートされるようになりました。Microsoft Active Directoryユーザーをデータベース・アカウントに排他的にマップし、パスワードや人間による操作を必要とせずにKerberosパスワードまたはKeytabファイルを使用して認証できます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイド』フル・データベースのデータ・ポンプの移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新12 (13.5.0.12)以降で使用可能です。

  • Cloud@Customerの新しいEXAchk AHFコンプライアンス標準: Oracle Enterprise Managerでは、Exadata Cloud@CustomerシステムのOracle Autonomous Health Framework (AHF) EXAchkコンプライアンス標準が統合されるようになりました。

    詳細は、『Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンス』AHF EXAchkコンプライアンス標準に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新12 (13.5.0.12)以降で使用可能です。

  • 新しいPDBへの移行の場合のPDB管理者資格証明: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチを使用して新しいPDBへのデータベース移行を実行するときに、PDB管理者資格証明をその新しいPDBの名前付き資格証明として使用できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドデータベース移行ワークベンチを使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新12 (13.5.0.12)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 12cおよび19c用のSTIG標準バージョン2リリース4: Oracle Database 12cおよび19c用の最新のSTIGバージョン2リリース4標準を、「自己更新」オプションと、従来の「構成標準」および「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスセキュリティ技術導入ガイドについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • cleanup_cs_target_associationの新しい強制フラグ: EMCLI動詞cleanup_cs_target_associationに、コンプライアンス標準についての失敗したか保留になっているターゲット・アソシエーションを削除するforceフラグが追加されました。

    詳細は、Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェースcleanup_cs_target_associationsを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • トランスポータブル表領域の移行のためのカスタムの前処理スクリプトと後処理スクリプト: 前処理スクリプトと後処理スクリプトを使用して、Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチの使用によるトランスポータブル表領域の移行をさらにカスタマイズできるようになりました。前処理スクリプトと後処理スクリプトは、TTSを使用した表領域移行とフル・データベース移行の両方で使用できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイド表領域移行用のカスタム・スクリプトを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • DBSATコンプライアンスの機密データ評価レポート: DBSATコンプライアンス標準に、データベースの機密データ情報の脆弱性に焦点を当てた新しいレポートが備わり、Oracle Enterprise ManagerでのDBSATオファリングがさらに強化されいます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスOracle DBSATコンプライアンス標準を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • トランスポータブル表領域の移行でのメタデータ・ダンプ・ファイルの暗号化: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチの使用によるトランスポータブル表領域の移行では、メタデータ・ダンプ・ファイルの暗号化パスワードの入力と確認が必要になりました。これにより、トランスポータブル表領域の移行に関するセキュリティが強化されます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドトランスポータブル表領域を使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • 開始ページへの移行ワークベンチの方法選択の移動: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチの使用によるデータベース移行エクスペリエンスをさらに強化し簡略化するために、移行の方法選択(データ・ポンプまたはトランスポータブル表領域)が、ウィザードの3番目のステップから1番目のステップに移動されました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドデータベース移行ワークベンチを使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • 移行ワークベンチのトランスポータブル表領域の非CDBから非CDBへの移行: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチのユーザー・インタフェースを使用して非コンテナ・データベース(非CDB)から非CDBへのトランスポータブル表領域(TTS)の移行を実行できるようになりました。TTSを使用して表領域移行およびフル・データベース移行を実行すると、ほぼ停止時間なしで、新しいインフラストラクチャへの非CDBデータベースの増分移行が可能になります。

    TTSの移行の詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドトランスポータブル表領域を使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • ExaCCのデータベース・ライフサイクル管理およびプライベート・クラウド管理: Oracle Enterprise Managerで、Exadata Cloud@Customerのデータベース・ライフサイクル管理およびプライベート・クラウド管理がサポートされるようになりました。ユーザーは、ExaCCでのDatabase Lifecycle Management (DBLM)機能およびCloud Management Pack (CMP)機能を多数利用できます。お客様が、プライベート・クラウド管理(PDBaaS)に加え、PDBのコンプライアンスおよび構成の作成、パッチ適用、クローン作成、再配置、保護などのアクションを実行できるようになりました。

    ExaCCのデータベース・ライフサイクル管理およびプライベート・クラウド管理の詳細は、Oracle Enterprise Manager Oracle Exadata CloudのためのCloud ControlExadata Cloud@Customerのライフサイクル管理を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • DBSNMP以外のモニタリング・ユーザーによるデータベースのプロビジョニングおよびクローニング: Enterprise Managerから新しいデータベースをプロビジョニングし、データベース・モニタリング用のDBSNMP以外のユーザーを指定できるようになりました。DBSNMP以外のモニタリング・ユーザーを使用して、データベースにパッチを適用し、データベースをアップグレードおよびクローニングできます。これらの機能はDatabase as a Serviceからも使用でき、デプロイメント・プロシージャは下位互換性があり、新しいDBSNMP形式で保存されます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』Oracle Databaseの作成手順に関する項およびクローン・ウィザードを使用したフル・クローン・データベースの作成に関する項を参照してください。

    Database as a Serviceについては、『Oracle Enterprise Managerクラウド管理ガイド』クローン・ウィザードを使用したフル・クローン・データベースの作成に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新8 (13.5.0.8)以降で使用可能です。

  • 新しい構成およびコンプライアンス管理ビュー: 2つの新しい管理ビューが追加されました。「コンプライアンス」ビューmgmt$rules_evaluated_per_dayには、毎日評価されるルールに関する情報が表示されます。「エンタープライズ構成」管理ビューMGMT$CHANGES_PER_SNAPSHOTは、実行されたスナップショットごとに変更を追跡する診断ビューです。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンスMGMT$RULES_EVALUATED_PER_DAYおよびMGMT$CHANGES_PER_SNAPSHOTを参照してください。

    これらのビューは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • 移行ワークベンチ・マルチフェーズ・トランスポータブル表領域の移行: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチのユーザー・インタフェースを使用して、マルチフェーズ・トランスポータブル表領域(TTS)の移行を実行できるようになりました。この方法を使用すると、TTSを使用した増分バックアップを介して移行を実行し、新しい効率的なインフラストラクチャへのデータベースの停止時間がほとんど発生しない移行が可能です。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドトランスポータブル表領域を使用したマルチフェーズ移行の実行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • フリート・メンテナンス自動稼働スケジュール: Oracle Databaseターゲットのフリート・メンテナンス・タスクを自動的にスケジュールできるようになりました。「リスナーの移行」および「データベースの更新」操作の開始時間を設定するときに即時/自動を選択すると、前のタスクが終了した直後にタスクが開始されます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネジメント管理者ガイドフリート・メンテナンスのUIの操作を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 11gリリース2、12cおよび19c用のSTIG標準バージョン2リリース3: Oracle Database 11gリリース2、12cおよび19cの最新のSTIGバージョン2リリース3標準を、「自己更新」オプションおよび従来の「構成標準」および「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスセキュリティ技術導入ガイドについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • 新しいEXAchk AHFコンプライアンス標準: Oracle Enterprise Managerは、仮想Exadata Engineered Systems X8およびX8MのOracle Autonomous Health Framework (AHF) EXAchkを統合しました。

    詳細は、『Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンス』AHF EXAchkコンプライアンス標準に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • オンプレミス移行に使用可能なクラウド移行前アドバイザ・ツール: データベース移行ワークベンチでは、オンプレミスからオンプレミスへの移行にクラウド移行前アドバイザ・ツール(CPAT)を利用できるようになりました。CPATは、Oracleデータベース・インスタンスに接続して、移行の成功を保証するように設計された一連のチェックを実行します。CPATはレポートを生成し、その結果はデータベース移行ワークベンチで使用します。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドデータベース移行ワークベンチを使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。
  • 新規データベース移行ワークベンチ・ガイド: 計画、統合および移行ワークベンチの構成および関連タスクなどのOracle Database移行アクティビティ情報には、Enterprise Manager Migration Workbenchガイド13.5という専用の新しいガイドからアクセスできます。

    この新しいガイドは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)以降で使用可能です。

  • Oracle DBSATコンプライアンス標準: Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)は、Oracle Database Security Assessment Tool (DBSAT)を新しいコンプライアンス標準として統合します。これにより、Enterprise Managerの既存のコンプライアンス機能を使用して、データベース・ターゲットを関連付け、セキュリティ・アセスメントを実行し、その結果を表示できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスOracle DBSATコンプライアンス標準を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)以降で使用可能です。

  • 移行ワークベンチ・トランスポータブル表領域の移行: Oracle Enterprise Manager移行ワークベンチのユーザー・インタフェースを使用して、トランスポータブル表領域(TTS)の移行を実行できるようになりました。TTSを使用して表領域およびフル・データベース移行を実行し、新しい効率的なインフラストラクチャへのデータベースの停止時間がほとんど発生しない増分移行が可能です。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドデータベース移行ワークベンチを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)以降で使用可能です。

  • フリート・メンテナンスを使用した非コンテナ・データベースの新規プラガブル・データベースへの更新: 「アップグレード」または非CDBをプラガブル・データベースとしてアップグレード操作を選択して、フリート・メンテナンス・ユーザー・インタフェースを使用して非コンテナ・データベース(非CDB)を新しいPDBに更新できるようになりました。このタイプのアップグレードでは、非CDBデータベースを取得し、新しいPDBにアップグレードします。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド移行、デプロイ、更新およびOracle Enterprise Managerのフリート・メンテナンス・グラフィック・ユーザー・インタフェースを使用したOracleプラガブル・データベースへのパッチ適用を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)以降で使用可能です。

  • 新しいコンプライアンス・ルールの詳細タブ: コンプライアンス・フレームワークの「評価結果」セクションには、指定したルールの詳細サマリー、その重大度、ルールの状態(「本番」や「テスト」など)、説明、原理および推奨事項を提示する新しい「ルールの詳細」タブが導入されています。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』コンプライアンス・フレームワークの「評価結果」の表示に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

  • フリート・メンテナンスUIを使用したプラガブル・データベースの更新とアップグレード:: PDBの更新とアップグレードは、「フリート・メンテナンス」ユーザー・インタフェースを使用することでサポートされるようになりました。ユーザーは、パッチ適用、更新またはアップグレードする個別または複数のPDBターゲットを選択できるようになり、既存のコンテナ・データベース(CDB)にアタッチすることも、新規のCDBにデプロイすることもできます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』Oracle Enterprise Managerのフリート・メンテナンス・グラフィック・ユーザー・インタフェースを使用したOracleプラガブル・データベースへのパッチ適用に関する項およびフリート・メンテナンスUIの操作に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。
  • 移行ワークベンチで使用可能なクラウド移行前アドバイザ・ツール: 「データベース移行ワークベンチ」では、移行前のアクティビティで別のOracle製品に使用するクラウド移行前アドバイザ・ツール(CPAT)を利用するようになりました。CPATは、Oracleデータベース・インスタンスに接続して、移行の成功を保証するように設計された一連のチェックを実行します。CPATはレポートを生成し、その結果はデータベース移行ワークベンチで使用します。CPATは、以前のバージョンで使用されていたソース・データベース分析を実行するスキーマ・アドバイザに置き換わるものです。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドデータベース移行ワークベンチを使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。
  • EXAchk AHFコンプライアンス標準: Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新3 (13.5.0.3)は、Exadata Engineered Systems X8およびX8MのOracle Autonomous Health Framework (AHF) EXAchkを統合します。Oracle EXAchkは、Exadataのソフトウェア・コンポーネントとハードウェア・コンポーネントのスタック用の軽量で非侵入型のヘルス・チェック・フレームワークです。Enterprise Managerは、Exadata Systemのコンポーネントおよびデータベース・インスタンスごとに、全体的なヘルス・モニタリング、自動リスク識別、問題の事前通知について、一連のコンプライアンス標準と関連する制御を提供します。

    詳細は、『Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンス』AHF EXAchkコンプライアンス標準に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新3 (13.5.0.3)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 12c用のSTIG標準リリース18: Oracle Database 12c用の最新のSTIG標準を、新しい「自己更新」オプション、および従来の「構成標準」および「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスセキュリティ技術導入ガイドについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • 「コンプライアンス・ダッシュボード」の拡張機能: 「コンプライアンス・ダッシュボード」では、「ライフ・サイクル」プロパティによるフィルタが可能になり、「基幹」、「本番」、「ステージング」、「テスト」および「開発」の値についてコンプライアンス違反をフィルタできるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイドコンプライアンス・ダッシュボードについてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • 導出アソシエーション用の新しいMTMメトリック: この新しいメトリックは、すべてのターゲットをスキャンし、5秒を超える導出アソシエーションをレポートします。

    詳細は、Enterprise Manager Cloud Controlフレームワーク、ホストおよびサービス・メトリック・リファレンス・マニュアル5秒より長くかかる導出アソシエーションを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新2 (13.5.0.2)以降で使用可能です。

  • 新しい「フリート・メンテナンス」UI: Oracle Databaseターゲットに対する「フリート・メンテナンス」タスクの設定と実行をガイドする簡単で直感的なプロセスを使用して、Enterprise Managerユーザー・インタフェースページから「フリート・メンテナンス」のタスクを実行できるようになりました。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネジメント管理者ガイドフリート・メンテナンスのUIの操作を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • 移行ワークベンチの機能拡張: 移行ワークベンチは、新しい宛先ターゲットをサポートするように拡張されました。これを使用すると、オンプレミス・データベースおよびスキーマを次のものに移行できます。
    • オンプレミス・データベース。既存または新規のPDBに
    • Exadata、およびプラットフォーム間
    • DBCS (ExaCC、ExaCS、ベア・メタル、VM)
    • 自律型データベース

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Database Migration Workbenchガイドデータベース移行ワークベンチを使用した移行を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 21cでのプロビジョニング、アップグレードおよびパッチ適用のサポート: データベースをOracle Database 21cにプロビジョニングおよびアップグレードできるようになりました。また、「フリート・メンテナンス」のアクティビティを実行して、21cまでのデータベース・デプロイメントを更新およびパッチ適用できます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイドデータベースのプロビジョニングおよびデータベースのフリート・メンテナンスを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • Oracle Database 19c用のCISコンプライアンス標準: Oracle Database 19c用の最新のCISコンプライアンス標準が使用可能になりました。これらの標準は、新しい「自己更新」と、「構成標準」オプションおよび「コンプライアンス標準」オプションを介して使用できます。

    詳細は、Enterprise Manager Cloud Control Oracleコンプライアンス標準リファレンスCISコンプライアンス標準についてを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • 「コンプライアンス標準」のための「自己更新」: 「コンプライアンス標準」を「自己更新」を介して使用できるようになりました。これにより、新しい標準および更新された標準の提供がOracle Enterprise Managerのマイナー・リリース外およびメジャー・リリース外で開始されるとすぐに、それらを入手できるようになります。「標準」には、「自己更新」ホームページからアクセスできます。これは、新しい更新について情報を入手するための共通ダッシュボードであり、更新を確認、ダウンロードおよび適用するための共通ワークフローでもあります。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイド「コンプライアンス標準」のための「自己更新」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • 「構成」と「コンプライアンス」の新しい検索バー: 「構成」と「コンプライアンス」に2つの新しい検索バーが備わりました。これを使用すると、デプロイメント検索がより迅速かつ簡単になります。これらの新しい検索バーは、「コンプライアンス・ライブラリ」「デプロイ」の下、および「構成拡張」「デプロイ」の下にあります。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース・ライフサイクル・マネージメント管理者ガイドコンプライアンスの評価を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新1 (13.5.0.1)以降で使用可能です。

  • 新しいVerb cleanup_cs_target_associations: これは、特定のコンプライアンス標準に対して失敗したターゲット・アソシエーションまたは保留中のターゲット・アソシエーションを削除する、構成およびコンプライアンス用の新しいVerbです。

    詳細は、Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェースcleanup_cs_target_associationsを参照してください。

エンジニアド・システムの管理

この項では、エンジニアド・システム管理の新機能および拡張機能について説明します。

  • Exadata Cloud InfrastructureでのMulticloud@Azureのサポート: Exadata Cloud infrastructureのサポートに、新しいExadata VMクラスタ・デプロイメント・タイプであるMulticloud@Azureが含まれるようになりました。

    詳細は、『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』「Exadata Cloudターゲット・ホームページの探索」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新24 (13.5.0.24)以降で使用可能です。

  • Oracle Exadata 24.1とOracle Database 23aiのサポート: Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23)では、次のサポートが追加されました:
    • モニタリングと管理は、Oracle Exadata System Softwareバージョン24.1.xでサポートされています。
    • データベースのモニタリングおよび管理は、オンプレミスOracle Exadata 24.1.xで実行されているOracle Database 23ai (バージョン23.5以上)でサポートされています。

    ノート:

    サポートはTCP接続のみに限定されています。TCPSを使用した検出とモニタリングは現在サポートされていません。
  • エンジニアド・システムの高度な管理とモニタリングのための新しい管理パック: このリリースでは、Oracle Enterprise Manager Cloud ControlのExadata Management PackおよびZero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA) Management Packが導入されています。これには、ExadataとZDLRAの高度なパフォーマンス最適化、管理およびインフラストラクチャ・パッチ適用のための新機能が含まれています。Exadata Management Packの機能は、Exadataの管理やExadataマシンのフリートの管理を最適化するために役立ちます。パフォーマンスのボトルネックや予備容量を特定することで、ハードウェアを最適利用し、主要アプリケーションのパフォーマンス低下を最小限に抑えることができます。新しいインフラストラクチャ・フリート・パッチ適用により、停止時間が短縮され、最小限の労力でExadataソフトウェアおよびファームウェアを最新の状態にできます。Zero Data Loss Recovery Appliance Management Packにより、バックアップの構成とスケジュール作成にかかる時間が短縮され、企業のポリシーに必ず従ってデータベースをリストアできるように高度なバックアップ構成を設定できるようになります。この新機能は、様々な新しいインタフェース、EM CLIおよびREST APIでサポートされています。

    詳細は、Engineered Systemsのためのアドバンスト・マネージメントおよびモニタリングエンジニアド・システム・パックの概要を参照してください。

    これらのパックは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23)以降で使用可能です。

  • Exascaleのモニタリング: 新しいExascaleターゲット・ホームページにはモニタリング機能が用意されています(可用性モニタリングやヘルス・モニタリング、および処理済クライアント別の集約と分散の両方のストレージ使用率モニタリングとIOPS使用率モニタリングなど)。

    詳細は、Oracle Exadata Database Machineスタート・ガイドExascaleの検出とモニタリングを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23).以降で使用可能です。

  • wallet_rootの場所をサポートするためのEM CLI動詞の機能拡張: configure_db_ha -configureBackupToRAコマンドで、データベース初期化パラメータwallet_rootがサポートされています。これにより、データベースで使用されているすべてのコンポーネント・ウォレット用のサブディレクトリを含むルート・ディレクトリ・ツリーの場所を指定します。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlインタフェースconfigure_db_ha -configureBackupToRAを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23).以降で使用可能です。

  • Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure用のデータベース・ライフサイクル管理およびクラウド管理パックのサポート: 以前はOracle Exadata Database Service on Cloud@Customerでのみ使用可能だったパック機能が、Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureにまで拡張されました。コンプライアンス管理によるセキュリティ体制の作成、パッチ適用、クローニング、再配置、強化などのデータベース・ライフサイクル管理アクティビティを実行し、Exadata Cloudのハイブリッド環境全体でプラガブル・データベースの構成の標準化を確立できるようになりました。

    オンプレミス、またExadata Cloud、Oracle Cloud、その他のパブリック・クラウドなどのハイブリッド環境全体でリソースを統合して、専用のセキュアでプライベートなハイブリッド・プラガブルDatabase-as-a-Serviceを構築できます。

    ハイブリッド環境にプラガブルDatabase-as-a-Serviceをデプロイすることで、データベース管理のDevOpsモデルを採用することもできます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』「Exadata Cloudライフサイクル管理」を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用可能です。

  • Oracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureターゲットでのAutonomous Exadata VMクラスタの検出および監視: Exadata InfrastructureターゲットのEMコンソールのガイド付き検出プロセスに、Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D)ターゲットに関連付けられたAutonomous Exadata VMクラスタの検出が含まれるようになりました。

    検出が完了したら、新しいターゲット・ホームページおよび関連するAutonomous Exadata VMクラスタの詳細を確認できます。詳細は、『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』コンソールを使用したExadata Cloudターゲットの検出およびExadata Cloudターゲット・ホームページの確認を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用可能です。

  • Exadataのすべてのハードウェア・コンポーネント用に規模を拡大したSNMP V2からV3への変換のサポート: 関連する操作を再検出または手動で実行することなく、SNMP V3を使用するように、SNMP V2で構成されている検出済のExadata環境を移行できるようになりました。

    EMCLIコマンド構文、入力ファイル・パラメータおよびサンプル入力ファイルについては、『Oracle Exadata Database Machineスタート・ガイド』Exadataのすべてのハードウェア・コンポーネント用に規模を拡大したSNMP V2からV3への変換を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用可能です。

  • ZDLRA間におけるすべての保護データベース・バックアップの移行のサポート: Zero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA) 21.2で追加された新しいコピー-すべてのバックアップ・モードでは、ZDLRA間で特定の保護データベースのすべてのバックアップを移行できます。この新しいコピー-すべてのバックアップ・モードは、Oracle Enterprise Managerのレプリケーション・サーバーへの保護ポリシーの追加ウィザードでサポートされています。これにより、この保護ポリシー内のリカバリ範囲内にあるデータベースのすべてのバックアップが、新しいダウンストリームZDLRAにコピーされます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • ZDLRAへのデータベース・バックアップを構成するための最新ワークフロー: Zero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA)にバックアップするようにデータベースを構成するための新しいUIワークフローには、次の機能が含まれます。
    • データベースのバックアップに使用される仮想プライベート・カタログ・ユーザーを指定する機能
    • ZDLRAがTCPSバックアップに対して有効になっている場合の、バックアップのプロトコル(TCPまたはTCPS)の選択
    • バックアップ・ウォレットの場所を指定したり、既存のウォレットが存在する場合はそれを使用する機能
    • データベースのREDOトランスポートの有効化
    • ZDLRAバックアップ・モジュールの最新バージョンをダウンロードしてインストールするオプション
    • Data Guardデータベースの標準構成 - プライマリ・データベースがZDLRAにバックアップを送信するように構成されている場合、このData Guard構成のすべてのスタンバイを同じZDLRAにバックアップするように構成することもできます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新16 (13.5.0.16)以降で使用可能です。

  • ZDLRA再帰アーカイブ・バックアップ・ジョブ: Oracle Enterprise Managerでは、Zero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA)管理者が、特定の保護データベースの再帰アーカイブ・バックアップ・ジョブまたはプロシージャをスケジュールできるようになりました。この機能は、企業のコンプライアンス標準に従った再帰アーカイブ・バックアップのための、管理者戦略ベースのスケジューリング・オプション(月末など)を提供します。アーカイブ・バックアップ・ジョブの実行は、完全バックアップの合成に必要な基礎となる要素がZDLRAで使用可能になった後にのみ自動的に遅延されます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • Exadata Warehouseの拡張カスタマイズ: Exadata Warehouseでは、次の新しいカスタマイズを使用できます:
    • データ抽出の場所のカスタマイズ: デフォルトでは、Exadata Database Machineエージェントは、コンピュート・ノードおよびストレージ・サーバーから収集されたデータをエージェント・ステージ・ディレクトリに格納します。このカスタマイズ・オプションは、データを別の場所に格納する場合に使用します。
    • 最大データ抽出のカスタマイズ: デフォルトでは、領域制限しきい値はステージング・ディレクトリの80%に設定されます。この制限を使用可能な領域のパーセンテージとして調整するには、このカスタマイズ・オプションを使用します。
    • 予測設定のカスタマイズ: 予測の実行に使用されるデフォルト設定を上書きするには、xawh_config_propsパラメータを更新するこのカスタマイズ・オプションを使用します。
    • 追加のメトリックの収集: デフォルトでは、Exadata Warehouseはキュレートされたメトリックのセットを収集します。Exadata Database Machineターゲットから追加のメトリックを収集する場合は、このカスタマイズ・オプションを使用します。

    詳細は、Exadata Warehouseを使用したOracle Enterprise Manager Engineered Systemsのパフォーマンス・データのエクスポートおよび分析を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer (ExaDB-C@C)メトリック・データに対するExadata Warehouseのサポート: Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer (ExaDB-C@C)から収集されたきめ細かいパフォーマンス・メトリック・データのリポジトリとして機能するように、Enterprise Manager Cloud Controlを使用してExadata Warehouseを設定します。パフォーマンスおよび容量の分析と計画のために、履歴および予測データを長期保存するプラットフォームを提供します。

    詳細は、『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』Exadata Warehouseを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用可能です。

  • Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureターゲットの検出および監視: EMコンソールでガイドされた検出プロセスを使用して、タイプOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureの新しいExadata Infrastructureターゲットを検出します。モニタリング・エージェントの詳細、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)アカウントの詳細を指定し、検出するクラウド・ターゲットを選択します。オプションで、ストレージ・サーバー資格証明を指定して監視できます。

    検出が完了したら、新しいターゲット・ホームページおよび関連するExadata VMクラスタの詳細を確認できます。『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』コンソールを使用した専用インフラストラクチャでのExadataデータベースの検出およびExadata Infrastructureターゲットのホームページの確認を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新14 (13.5.0.14)以降で使用可能です。

  • Oracle Exadata Infrastructureホームページ内の「インシデント」タブ: Oracle Exadata Infrastructureホームページに、インシデントに関する新しいタブが含まれるようになりました。このタブでは、アラートとその詳細(問題の重大度、インシデントの要約、ターゲット名、ターゲット・タイプ、インシデントのステータス、そのエスカレーション・レベル、インシデントの経過時間、その最終更新日など)を表示できます。

    このホームページ、および「インシデント」タブへの移動手順の詳細は、『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』専用インフラストラクチャのターゲットのホームページでのExadataデータベースの確認を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • ZDLRAで保護されたデータベースのオンデマンド・アーカイブ・バックアップ: アーカイブ・バックアップは、ZDLRAバージョン21の新機能です。ZDLRA 21.1ソフトウェアを実行してZDLRAによって保護されている個々のデータベースに対して、オンデマンドで1回きりのアーカイブ・バックアップを開始するために、Oracle Enterprise Managerから新しいワークフローを利用できるようになりました。この新しいワークフローは、ZDLRAターゲット管理メニューの下の「保護されたデータベース」ページから起動できます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用可能です。

  • Exadata Cloudの検出でのOracle Autonomous VMクラスタのサポート: EMコンソールを使用してOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureを検出するときに、ガイド付きプロセスで、基にあるAutonomous VMクラスタ・ターゲットが自動的に検出されるようになりました。検出が完了すると、Oracle Exadata Infrastructureホームページに、すべての子ターゲットの詳細、それらのリソース使用率、およびAutonomous VMクラスタなどのネットワーク情報が表示されます。Oracle Autonomous VMクラスタのホームページを使用して、VMクラスタとそのメンバー・ターゲットを監視します。

    Autonomous VMクラスタに関連付けられたAutonomous Database (ADB)を監視するには、EMコンソールまたはEMCLIを使用してADBを検出します。前提条件となるタスク、検出の手順、およびOracle Autonomous VMクラスタのホームページの詳細は、『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』専用インフラストラクチャでのExadataデータベースの検出を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新12 (13.5.0.12)以降で使用可能です。

  • EMCLIの使用によるモニタリングのためのCellCLIからRESTful APIへの切替え: 任意の時点でExadata Storage Serverをロック・ダウンして、監視または管理のためにRESTful APIに切り替えることができます。切替えの場合は、モニタリング構成において各Exadata Storage ServerのRESTful APIモニタリング資格証明を提供する必要があります。ストレージ・サーバーの台数が多い場合は、EMCLIを使用して、モニタリング構成全体を更新するための単一の入力ファイルによって複数のモニタリング資格証明を提供できます。

    EMCLIコマンドの構文、入力ファイルのパラメータ、およびサンプル入力ファイルについては、Oracle Exadata Database Machineスタート・ガイドCellCLIからRESTful APIへの切替えのためのEMCLIを使用したモニタリング構成の更新を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で使用可能です。

  • Exadata Warehouseでの古いメトリック・データの自動パージ: 収集されるファイングレイン・メトリック・データ、およびExadata Capacity Warehouseの一部として生成されるロールアップ・データは大量になるため、定期的にリモート・リポジトリから古いデータを削除することが重要です。自動パージ機能では、古いメトリック・データを定期的に削除できます。

    デフォルトの保存期間をオーバーライドし、ファイングレイン・データ、毎時ロールアップ・データ、日次ロールアップ・データおよび診断データの保存期間に独自の値を指定するには、EMジョブ・タイプExadata Warehouseの自動パージ設定を使用します。

    新しいジョブを作成する手順と、パラメータのデフォルト値および許容値については、Oracle Exadata Database Machineスタート・ガイド古いメトリック・データの自動パージを参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • Oracle Exadata Cloud@Customer Gen2の検出とモニタリング: コンソールを使用してGen2 Exadata Cloudターゲットを検出するための新しい検出ウィザードを確認します。シンプルなガイド付きプロセスに従って、モニタリング・エージェントの詳細、OCIの詳細およびストレージ・サーバーの名前付き資格証明を指定し、Oracle Enterprise ManagerがGen2 Exadata Cloudターゲットとその依存ターゲットを検出できるようにします。検出を開始する前に、前提条件タスクを完了してください。『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』Gen2 Exadata Cloudの検出に関する項を参照してください。

    検出が完了した後、Oracle Exadata Infrastructureホームページの単一ペインを使用してすべてのクラウド・ターゲットを監視できます。Oracle Exadata Infrastructureで個々のVMクラスタを監視するには、Oracle Cloud VM Clusterホームページにアクセスします。『Oracle Exadata CloudのためのOracle Enterprise Manager Cloud Control』Gen2 Exadata Cloudターゲットのホームページの確認に関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新9 (13.5.0.9)以降で使用可能です。

  • 検出およびモニタリングにroot以外のユーザーを使用: root以外のユーザーを作成してから、資格証明を使用して仮想プラットフォーム・ターゲットおよびシステム・インフラストラクチャ・リモート・ホスト・ターゲットを検出および監視できるようになりました。また、root以外のユーザー資格証明を使用して、システム・インフラストラクチャILOMサーバー・ターゲットも監視できます。

    詳細は、『Oracle Exadata Database Machineスタート・ガイド』root以外のユーザーを使用した検出とモニタリングの前提条件に関する項およびroot以外のユーザーを使用したシステム・インフラストラクチャILOMサーバー・ターゲットのモニタリングに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新8 (13.5.0.8)以降で使用可能です。

  • Exadata Database MachineおよびZDLRAパフォーマンス・メトリック・データのExadata Warehouseへのエクスポートと分析: オンプレミスおよびクラウドベースのOracle Engineered Systems (Exadata Database Machine、Zero Data Loss Recovery Applianceなど)から収集された詳細なパフォーマンス・メトリック・データのリポジトリとして機能するように、Enterprise Manager Cloud Controlを使用してExadata Warehouseを設定します。パフォーマンスおよび容量の分析と計画のために、履歴および予測データを長期保存するプラットフォームを提供します。

    詳細は、Oracle Exadata Database Machineスタート・ガイドOracle Exadata Database Machine管理を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • 高度なZDLRA Backup Anywhere管理のサポート: Oracle Enterprise Managerは、指定された保護ポリシーでデータベースのレプリケーションのエンドツーエンド構成をサポートするようになりました。保護ポリシーがレプリケーション・サーバーに追加されると、この保護ポリシー内のデータベースは、必要に応じてダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスに登録されます。アップストリームおよびダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスがペアリングされている場合、これらのデータベースに対して双方向レプリケーションを構成することもできます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)以降で使用可能です。

  • 保護ポリシーの新規コンプライアンス属性のサポート: Oracle Enterprise Managerでは、ZDLRA 21で保護ポリシーに追加された新しいコンプライアンス属性がサポートされるようになりました。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新5 (13.5.0.5)以降で使用可能です。

  • REST APIを使用したSIサーバー・ターゲットの監視: Exadata 12cから13cへのターゲット・タイプの変換を実行すると、REST APIを使用してシステム・インフラストラクチャ・サーバー・ターゲットを監視できるようになりました。これはILOMバージョン5.0.1以降にのみ適用されます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

  • SIサーバーおよびZFSターゲットの監視に使用するroot以外のユーザー資格証明: システム・インフラストラクチャ・サーバー・ターゲットまたはZFSターゲットは、root以外のユーザーを使用して監視できるようになりました。ILOMシェルまたはZFSコンソールを使用して新しいユーザーを作成するだけで、そのユーザーは検出用またはモニタリング資格証明として使用できます。SNMPアラートの処理のために、SNMPユーザーの作成とSNMPサブスクリプションを手動で変更する必要があります。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』エンジニアド・システムでのOracle ZFS Storage Applianceの使用に関する項およびサーバー管理の概要に関する項参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

  • ZDLRAの名前付きユーザーのサポート: Oracle Enterprise Managerでは、ADMINまたはMONITORロールを持つZDLRAの名前付きユーザーを使用してリカバリ・アプライアンスを検出および管理できます。ZDLRA 21.1には、日常的なZDLRA管理アクティビティを管理するために、この名前付き管理ユーザーの概念が導入されました。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

  • 保護されたデータベースをZDLRAにオンボーディングするための新しいREST API: Oracle Enterprise ManagerのZDLRAプラグインでは、リカバリ・アプライアンスに保護されたデータベースをオンボードするための新しいREST APIがサポートされるようになりました。このREST APIは、1つ以上のリカバリ・アプライアンスにデータベースのフリートをオンボードするために使用できます。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

クラウド管理

この項では、クラウド管理の新機能と拡張機能について説明します。

  • 未使用リソースのチャージバック・サポート: Oracle Cloud Infrastructureのチャージバックで未使用リソースがサポートされるようになりました。使用されていないリソースが同一エンティティまたは関連ホスト・エンティティにチャージされるようになりました。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlクラウド管理ガイド』Oracle Cloud Infrastructureのチャージバックに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • 固定コスト項目タイプ: Oracle Cloud Infrastructureのチャージバックで、リカバリ・レートの下に新しい「固定」項目タイプがさらに追加されました。この項目タイプでは、電力、不動産、管理者給与など、消費されたリソースの運用に関わる固定コストが示されます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlクラウド管理ガイド』Oracle Cloud Infrastructureのチャージバックに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新10 (13.5.0.10)以降で使用可能です。

  • チャージバック・テンプレート: チャージバック設定ウィザード・セッション入力を、将来のセッションに適用できるテンプレートに保存できるようになりました。これにより、多数のOCIターゲットを構成する必要がある場合にチャージバック設定が簡略化されます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlクラウド管理ガイド』Oracle Cloud Infrastructureのチャージバックに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • Oracle Cloud Infrastructure (OCI)のチャージバック: チャージバックを使用すると、OCIエンティティのコストを分割し、それぞれの使用状況に基づいて内部顧客にチャージできます。

    詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlクラウド管理ガイド』Oracle Cloud Infrastructureのチャージバックに関する項を参照してください。

    この機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新4 (13.5.0.4)以降で使用可能です。

拡張性と統合

この項では、拡張性と統合の新機能と拡張機能について説明します。

  • REST APIに対する機能拡張および追加: Enterprise Manager REST APIに、次のような機能拡張および追加があります:
    • フリート・メンテナンスREST APIの機能拡張: Exadataパッチ適用をサポートするための更新であり、新しいExadata Management Packの一部です。
    • ZDLRA管理REST APIの機能拡張: フリート作成アーカイブ・バックアップAPIを使用して、保護ポリシー内の保護されたすべてデータベースについてアーカイブ・バックアップを作成できるようになりました。この更新は、新しいZero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA) Management Packの一部です。
    • 新しいデータベース・バックアップ管理REST API: データベースのフリートに対してバックアップを構成およびスケジュールできるようになりました。この更新は、新しいZero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA) Management Packの一部です。

    RESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    RESTエンドポイントの機能拡張は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新23 (13.5.0.23)以降で使用できます。

  • 新しいライフサイクル・メンテナンス履歴のREST API: ライフサイクル・メンテナンス履歴のREST APIでは、ライフサイクル・メンテナンス履歴の取得APIにより、フリート・メンテナンスの更新(パッチ適用)およびアップグレード操作用のデータベース・メンテナンス履歴が表示されるようになりました。ライフサイクル・メンテナンス履歴のエクスポートAPIは、フリート・メンテナンスの更新(パッチ適用)およびアップグレード操作のデータベース・メンテナンス履歴をエクスポートします。ご使用の環境のデータ保持ポリシーによって、フリート・メンテナンスで更新およびアップグレードの履歴を遡って表示する期間が決まります。

    ライフサイクル・メンテナンス履歴RESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    新しいライフサイクル・メンテナンス履歴RESTエンドポイントは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新21 (13.5.0.21)以降で使用できます。

  • フリート・メンテナンスのREST APIの拡張機能: フリート・メンテナンスのためのREST APIで、イメージ・バージョンの取得APIに、それに基づくリリース・バージョン番号が表示されるようになりました。

    フリート・メンテナンスRESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    フリート・メンテナンスRESTエンドポイントのこの拡張機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新20 (13.5.0.20)以降で使用できます。

  • フリート・メンテナンスのREST APIの拡張機能: フリート・メンテナンスの既存のREST APIでは、次の拡張が行われています:

    SANストレージのサポート:

    • イメージの作成(SANストレージからイメージ・バンドルをインポート)
    • イメージのエクスポート
    • 操作の実行 - デプロイ・リクエスト・ペイロードで新規フィールドexternalStageLocationを使用して、イメージ・アーカイブのSANストレージの場所を指定できます

    FPPサーバーでのイメージ・バージョンの作成のサポート:

    • 参照Oracleホームのパッチ適用から
    • 新しい参照Oracleホームのパッチ適用のデプロイを使用
    • 新しい参照Oracleホームのパッチ適用をデプロイして、既存のバージョンから

    フリート・メンテナンスRESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    フリート・メンテナンスRESTエンドポイントのこの拡張機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新19 (13.5.0.19)以降で使用できます。

  • フリート・メンテナンスのREST APIの拡張機能: フリート・メンテナンスの既存のREST APIでは、次の拡張が行われています:
    • 既存のバージョンを使用したゴールド・イメージ・バージョンの作成の新しいREST API
    • ロールバックDBのreportOnlyオプションのサポート
    • storageDestinationに置き換えられた、バージョン作成リクエスト・ペイロードのimageTypeおよびcreationType入力
    • デプロイ操作REST APIでのIS_REDEPLOYフラグのサポート

    フリート・メンテナンスRESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    フリート・メンテナンスRESTエンドポイントのこの拡張機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用できます。

  • 資格証明管理のためのREST APIの拡張機能: 資格証明管理の既存のREST APIに、モニタリング資格証明および優先資格証明の作成および管理のサポートが含まれるようになりました。

    資格証明管理RESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    資格証明管理RESTエンドポイントのこの拡張機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用できます。

  • ターゲット・タイプのREST APIの拡張機能: ターゲット・タイプの既存のREST APIに、ターゲット・タイプの資格証明セットの作成リスト変更削除詳細の指定および検索のサポートが含まれるようになりました。

    ターゲット・タイプRESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    ターゲット・タイプRESTエンドポイントのこの拡張機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新18 (13.5.0.18)以降で使用できます。

  • currentThresholdSettings情報を取得するためのメトリックREST APIの拡張: 既存のメトリックREST API GET /em/api/metricTimeSeriesが、新しい問合せパラメータinclude=currentThresholdSettingsを指定して現在のしきい値設定に関する情報を取得するように拡張されました。現在のしきい値設定情報には、発生数使用される演算子警告しきい値、およびクリティカルしきい値が含まれています。

    メトリックRESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    メトリックRESTエンドポイントのこの拡張機能は、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新17 (13.5.0.17)以降で使用できます。

  • Oracle Enterprise Manager App for Grafanaバージョン4.0.0: 新しいバージョンのOracle Enterprise Manager App for Grafanaでは、2つの新しいダッシュボード(Exadata容量計画レポートおよびExadata Cloud容量計画レポート)と、次のようないくつかの新機能が導入されています:
    1. OEMリポジトリまたはターゲットから問い合せたデータに関するGrafanaアラート
    2. 問合せテンプレート変数の新しいUI
    3. OEMリポジトリのデータを使用したカスタム変数の定義
    4. ユーザーが選択した時間範囲に基づいた、様々な表からのデータの動的なフェッチ
    5. 他の変数からの時間範囲の自動的な変更
    6. 動的データ表示の問合せの条件式

    Oracle Enterprise Manager App for Grafanaバージョン4.0.0は、Grafanaバージョン9.2.0およびOracle Enterprise Manager 13cリリース5更新11 (13.5.0.11)以降で動作保証されています。詳細は、Oracle Enterprise Manager App for Grafanaを参照してください。

  • IBM Tivoli Netcool/OMNIbus RESTイベント・コネクタ: このコネクタは、Tivoli Netcool/OMNIbusのREST APIを介してOracle Enterprise ManagerをIBM Tivoli Netcool/OMNIbusと統合し、Enterprise ManagerからIBM Tivoli Netcool/OMNIbusにイベント情報を共有できるようにします。Enterprise Managerから送信されるすべてのイベントが監視され、Netcool/OMNIbusのアラート情報が自動的に更新されます。

    詳細は、Oracle Enterprise Manager IBM Tivoli Netcool/OMNIbus RESTコネクタ・インストレーションおよび構成ガイドコネクタの概要を参照してください。

    このコネクタはOracle Enterprise Manager 13cリリース5で動作保証されており、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)がリリースされる頃にリリースされています。

  • データベース・メンテナンスRESTエンドポイント: すべての更新(パッチ適用)およびアップグレード・アクティビティで、新しいREST APIエンドポイントを使用できるようになりました。これには、操作、およびイメージ管理やターゲット・サブスクリプションなどの管理アクティビティのためのエンドポイントが含まれています。RESTエンドポイントの完全なリストは、次のとおりです:
    • データベース・メンテナンス - 更新(パッチ適用)とアップグレード
    • データベース・メンテナンス - Oracle Fleet Patching and Provisioning (FPP)の使用
    • デプロイメント・プロシージャ(データベース・メンテナンス・アクティビティの一部として発行されたプロシージャを追跡および管理用)。

    データベース・メンテナンスRESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    ノート: 既存のデータベース・フリート・メンテナンスREST APIは引き続きサポートされます。データベース・フリート・メンテナンスREST APIを参照してください。

    データベース・メンテナンスRESTエンドポイントは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用できます。

  • ZDLRA管理RESTエンドポイント: Zero Data Loss Recovery Appliance (ZDLRA)管理用の次のRESTエンドポイントが使用できるようになりました:
    • ZDLRAで保護されたデータベース管理
    • ZDLRA保護ポリシー管理
    • ZDLRAレプリケーション管理
    • ZDLRAアーカイブ・バックアップ管理

    ZDLRA管理RESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    ZDLRA管理RESTエンドポイントは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新15 (13.5.0.15)以降で使用できます。

  • 資格証明管理およびデプロイメント・プロシージャのRESTエンドポイント: 次のRESTエンドポイントが使用可能になりました:
    • 資格証明管理: Oracle Enterprise Managerの名前付き資格証明を管理するためのエンドポイント
    • デプロイメント・プロシージャ: デプロイメント・プロシージャを管理するためのエンドポイント

    資格証明管理およびデプロイメント・プロシージャのRESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    資格証明管理およびデプロイメント・プロシージャのRESTエンドポイントは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新14 (13.5.0.14)以降で使用できます。

  • 「グローバル・ターゲットのプロパティ」、「ターゲット・タイプ」および更新された「ターゲット」RESTエンドポイント: 次のRESTエンドポイントが追加/更新されました:
    • グローバル・ターゲットのプロパティ: 定義および既知の値の取得など、グローバル・ターゲット・プロパティを管理します。
    • ターゲット・タイプ: ターゲット作成サンプルのためのエンドポイント。
    • ターゲット: すべてのターゲットの作成、読取り、更新および削除(CRUD)の操作を含むように更新されたエンドポイント。

    「グローバル・ターゲットのプロパティ」、「ターゲット・タイプ」および更新された「ターゲット」RESTエンドポイントの詳細は、Oracle Enterprise ManagerのREST APIを参照してください。

    ユーザー管理RESTエンドポイントは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新13 (13.5.0.13)以降で使用できます。

  • ユーザー管理のRESTエンドポイント: ユーザー管理のRESTエンドポイントがOracle Enterprise Manager REST APIに追加されました。

    ユーザー管理RESTエンドポイントの詳細は、『Oracle Enterprise ManagerのREST API』を参照してください。

    ユーザー管理RESTエンドポイントは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新9 (13.5.0.9)以降で使用できます。

  • Oracle Enterprise ManagerのREST API: Oracle Enterprise ManagerのREST APIには、コア・フレームワーク・サブシステムを管理できるRESTエンドポイントが用意されています。

    Oracle Enterprise ManagerのREST APIの詳細は、Oracle Enterprise ManagerのREST APIを参照してください。

    REST APIは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新7 (13.5.0.7)以降で使用可能です。

  • Oracle Enterprise Manager App for Grafanaバージョン3.0.0: Oracle Enterprise Manager App for Grafanaを使用すると、Oracle Enterprise ManagerのメトリックをGrafanaに統合して表示できます。Enterprise Manager App for Grafanaバージョン3.0.0が最近導入され、即時利用可能な2つの新しいダッシュボードと新しいGrafana Serverバージョン認証が含まれています。

    Enterprise Manager App for Grafanaの詳細は、Oracle Enterprise Manager App for Grafanaを参照してください。

  • コネクタの拡張: Oracle Enterprise Managerコネクタは、他のヘルプ・デスクまたは管理システムに接続する方法を提供し、アラート、可用性、ターゲット・ステータスなどの重要な情報を共有できるようにします。Enterprise Managerコネクタは、最新バージョンのEnterprise Managerで定期的に動作保証されています。

    最新のEnterprise Managerコネクタのリソースについては、コネクタ・ガイドおよびサプリメンタル・コネクタ・リソースを参照してください。

    これらのEnterprise ManagerコネクタはOracle Enterprise Manager 13cリリース5で動作保証されており、新しいコネクタはOracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)とほぼ同時にリリースされています。

  • Oracle Enterprise Managerウェアハウス用のJupyter Notebook: Oracle Enterprise Manager Management Repository (OMR)には、重要な監視、構成および診断データが含まれます。このデータは、複数のEnterprise ManagerサイトからOracle Cloudのオブジェクト・ストレージにエクスポートできます。Oracle Enterprise Managerウェアハウス用の新しいJupyter Notebookをダウンロードして、高度な分析を実行し、オブジェクト・ストレージに格納されたEnterprise Managerデータに関するインサイトを引き出すことができます。Jupyter Notebookは、Oracle Data Science ServiceまたはAnacondaのいずれかで実行できます。

    これらのNotebookでは、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新6 (13.5.0.6)を使用してデータがエクスポートされると想定しています。

Enterprise Manager Mobile

Oracle Enterprise Manager Mobileは、App Store® (Appleモバイル・デバイス用)およびGoogle Play (Androidモバイル・デバイス用)からダウンロードできるようになりました。

  • ディープ・リンク: Oracle Enterprise Managerから送信される通知には、Enterprise Managerモバイルの管理/監視機能に直接アクセスするコンテキスト・リンクの埋込みが可能になりました。

    詳細は、Enterprise Manager MobileヘルプEnterprise Manager通知からの監視/管理機能への直接アクセスに関する項を参照してください。

    この機能は、Enterprise Manager Mobileバージョン1.4以降で使用できます。

  • グループ・フィルタリングの強化: ターゲットの詳細画面から、グループ・メンバーをフラット化された階層または直接メンバーのみの形式で表示できるようになりました。

    詳細は、Enterprise Manager Mobileヘルプグループ・メンバーシップのフィルタリングに関する項を参照してください。

    この機能は、Enterprise Manager Mobileバージョン1.4以降で使用できます。

  • Enterprise Managerダッシュボード: Enterprise Managerのデフォルトで使用可能なカスタム・ダッシュボードが、Enterprise Manager Mobileから使用できるようになりました。

    詳細は、Enterprise Manager MobileヘルプEnterprise Managerダッシュボードへのアクセスに関する項を参照してください。

    この機能は、Enterprise Manager Mobileバージョン1.4以降で使用できます。

  • グループ・フィルタリング: グループ・コンテキストによるフィルタリングでは、Oracle Enterprise Managerの統合ビューを作成できます。統合ビューでは、複数のEnterprise Managerインストールにわたりインシデント、問題、ジョブを管理できる、単一のグループを作成できます。

    詳細は、Enterprise Manager Mobileヘルプ統合されたEnterprise Managerの表示を参照してください。

    この機能は、Enterprise Manager Mobileバージョン1.3以降で使用できます。

  • 詳細の共有: Enterprise Manager Mobileでは、ご使用のモバイル・デバイスのネイティブ共有機能を使用して、ページのコンテンツを他の管理者と共有できます。

    詳細は、Enterprise Manager Mobileヘルプテキストまたは電子メールによる詳細の共有を参照してください。

    この機能は、Enterprise Manager Mobileバージョン1.3以降で使用できます。

  • インシデント・マネージャの拡張機能: インシデント・マネージャでは、カテゴリ別カスタム・ビュー、および他の管理者に共有されているビューを表示できるようになりました。ビュー定義日付範囲より優先される、カスタム日付範囲を使用して、問題(インシデント、問題およびイベント)のリストをフィルタできるようになりました。

    詳細は、Enterprise Manager Mobileヘルプインシデントの管理を参照してください。

    この機能は、Enterprise Manager Mobileバージョン1.3以降で使用できます。