Oracle® Solaris 11.2 デバイスドライバの記述

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更新: 2014 年 9 月
 
 

dump() エントリポイント (ブロックドライバ)

dump (9E) エントリポイントは、システム障害が発生した場合に、仮想アドレス空間の一部を指定されたデバイスに直接コピーするために使用されます。dump() はまた、チェックポイント操作中にカーネルの状態をディスクにコピーするためにも使用されます。詳細については、cpr (7)dump (9E) のマニュアルページを参照してください。チェックポイント操作中は割り込みが無効になっているため、このエントリポイントは、割り込みを使用せずにこの操作を実行できる必要があります。

int dump(dev_t dev, caddr_t addr, daddr_t blkno, int nblk)

ここでは:

dev

ダンプを受信するデバイスのデバイス番号。

addr

ダンプを開始する基準となるカーネル仮想アドレス。

blkno

ダンプを開始するブロック。

nblk

ダンプするブロック数。

このダンプは、既存のドライバの正常な動作に依存します。