Oracle® Solaris 11.2 デバイスドライバの記述

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更新: 2014 年 9 月
 
 

ホットプラグによる取り付け

このマニュアルには、ホットプラグによる取り付けに関する情報は記載されていません。このドキュメントに記載されたデバイスドライバ作成のための規則や提案に従えば、ドライバでホットプラグによる取り付けを扱えるようになります。特に、自動構成 (Chapter 6, Driver Autoconfigurationを参照) と detach(9E) の両方がドライバで正しく機能することを確認してください。また、電源管理を使用するドライバを設計している場合は、Chapter 12, Power Managementに記載された情報に従うようにしてください。SCSI HBA ドライバでは、ホットプラグによる取り付け機能を利用するために、cb_ops 構造体をその dev_ops 構造体 (Chapter 18, SCSI Host Bus Adapter Driversを参照) に追加することが必要な場合があります。

以前の Oracle Solaris OS バージョンでは、DT_HOTPLUG プロパティーを組み込むためにホットプラグ対応ドライバが必要でしたが、このプロパティーは必要なくなりました。ただし、ドライバの作成者が適切と思えば、DT_HOTPLUG プロパティーを組み込んで使用しても構いません。