PF ドライバは、次の表に記載された構成パラメータをサポートする必要があります。これらのパラメータは Sparc OVM Manager にエクスポートできます。構成が完了するのは、すべてのパラメータを構成した場合だけです。
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標準に関するパラメータ
リソース固有およびデバイス固有のパラメータ
クラス固有のパラメータ
PCI 構成情報ファイル /etc/pci.conf は、システムが PCI 構成 (特定 PF の VF 数など) を保存できるようにします。pci.conf ファイルは次を提供します。
- システムのブート時に VF を自動的に作成できるように PCI 構成を持続させること。
- この構成ファイルは boot_archive の一部になっているため、システムのブート中に VF を使用できます。
詳細は、Appendix E, pci.conf Fileを参照してください。
SPARC: ldm コマンド経由でパラメータを設定できます。詳細は、 ldm (1M) のマニュアルページを参照してください。
x86: pci.conf ファイルにクラス固有のパラメータを指定できます。次の例は、pci.conf ファイルに設定されたパラメータを示したものです。
[System_Configuration] [[path=/pci@0,0/pci8086,3a40@1c/pci108e,4848@0,1]] num-vf=2 [Device_Configuration] [[path=/pci@0,0/pci8086,3a40@1c/pci108e,4848@0,1]] VF[0] = { primary-mac-addr = 0xaabbccddeeff alt-mac-addrs = 0x102233445556, 0x102233445557 vlan-id = 20, 30 } VF[1] = { primary-mac-addr = 0xaabbccddeef1 alt-mac-addrs = 0x102233445568 vlan-id = 20, 30, 40, 50 }
すべての Sparc OVM プラットフォームで、SPARC OVM Manager が SR-IOV 構成を担当します。Sparc OVM Manager は次の処理を担当します。
SR-IOV 対応ドライバを持つ PF のリストを取得します
ドライバでサポートされるデバイス固有のパラメータを取得します
特定のデバイス構成を検証します
マシン記述子 (MD) ファイルをすべての有効な構成詳細で更新するほか、VF の割り当てや削除も行います
次の図に、Sparc OVM 構成の概要図を示します。
図 21-2 Sparc OVM 構成の概要図
Oracle Solaris 11 リリースの時点では、x86 のような基本的なプラットフォーム上で SR-IOV を構成する際に使用できる構成ツールはありません。