ドライバは、その親にプロパティーを要求できます。そしてその親は、さらにその親に要求できます。ドライバは、要求をその親よりも上位に対して行えるかどうかを制御できます。
たとえば、次の例の esp ドライバは、ターゲットごとに targetx-sync-speed という整数プロパティーを保持します。targetx-sync-speed 内の x はターゲット番号を表します。prtconf(1M) コマンドは、ドライバのプロパティーを冗長モードで表示します。次の例は、esp ドライバの部分的なリストを示しています。
% prtconf -v ... esp, instance #0 Driver software properties: name <target2-sync-speed> length <4> value <0x00000fa0>. ...
次の表で、プロパティーインタフェースのサマリーを説明します。
|
int プロパティーインタフェースを使用するときは、できるだけ ddi_prop_update_int(9F) などの 32 ビットバージョンではなく、ddi_prop_update_int64(9F) などの 64 ビットバージョンを使用してください。