fwupdate ツールを使用してファームウェアをアップグレードすると、実行のサマリーにアップグレードが成功したかどうかが示されます。この情報は、ログファイルにも書き込まれます。
実行のサマリーメッセージの例を次に示します。
dry-run/check 関数が成功したあとに出力されるメッセージ:
Check firmware successful for device: device_name
アップグレードは成功したが、対象コンポーネントにファームウェアバージョン情報が提供されていない場合:
Upgrade of firmware for device_name succeeded. Version information was not available.
製品のリリースノートを参照して、アップグレードの検証方法を確認してください。
アップグレードが成功した場合:
Upgrade of device_name from old_fw to new_fw succeeded.
アップグレードが成功したあとにソフトウェアのバージョン番号が変わらなかった場合:
Upgrade of device_name from old_fw succeeded, but is not yet active.
この場合は、サーバーをリセットするか、その他の指示に従うことが必要になる可能性があります。製品のリリースノートを参照して、バージョン番号の更新方法を確認してください。
アップグレードが失敗した場合:
Upgrade of device_name failed: error_message
上記の出力の変数は次のことを表しています。
device_name は、アップグレード対象のデバイスの論理名です。
old_fw は、古いファームウェアバージョンです。
new_fw は、新しいファームウェアバージョンです。
error_message は、ファームウェアの更新が失敗した理由を説明するエラーメッセージです。