biosconfig を使用すると、共通する XML 構成ファイルを使用して同様の複数のサーバーにわたる設定を構成できます。ただし、変更中の構成に両方のシステムに存在しない周辺装置またはコンポーネントが含まれている場合は、XML ファイルをカスタマイズする必要があります。エクスポート元またはインポート先のシステムの BIOS ファームウェアが同じバージョンである必要はありません。
biosconfig コマンドを使用すると、現在の構成設定を取得したり、構成設定を設定したりできます。構成の設定の取得に使用する場合、biosconfig は構成を表示する XML 出力を生成します。構成の設定に使用する場合、biosconfig は構成の設定を記載した XML 入力を読み取ります。
![]() | 注意 - 通常の BIOS 設定メニューに表示されない BIOS 設定を biosconfig を使用して変更しないでください。 |
biosconfig を使用するには、XML ファイルを編集するための実用的な知識が必要です。BIOS の編集プロセスには、biosconfig を使用した次のタスクが含まれています。
BIOS 構成設定を XML に取得するには、次のように入力します。
biosconfig -get_option filename.xml
get コマンドを使用して XML ファイル名が指定されている場合は、BIOS 構成が XML ファイルに保存されます。XML ファイルが指定されていない場合は、出力が端末に書き込まれます。
XML ファイルを確認し、必要に応じて変更します。
XML ファイルは、vi のような好みのエディタで変更できます。
変更を実装するには、次のように入力します。
biosconfig -set_option filename.xml
同じ XML ファイルを使用すると、同じタイプの複数のシステムを変更できます。