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Oracle® Server CLI ツール ユーザーズガイド

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更新: 2015 年 12 月
 
 

RAID ボリュームサイズのオプションを使用するためのガイドライン

RAID ボリュームの –-subdisk-size を使用する際は、次のガイドラインに留意してください。

  • –-subdisk-size オプションで指定された RAID ボリュームの合計サイズは、どのディスクの使用可能サイズも超えることはできません。合計サイズはディスクサイズ以下にできますが、ディスクサイズよりも大きくすることはできません。

  • RAID ボリュームの一部として構成されているディスク上にあるパーシャルディスクを使用して、RAID ボリュームを作成することはできません。ディスクが RAID ボリュームに追加されると、ディスクに「In Use」のマークが付けられ、ディスクの一部しか使用されていない場合でも別の RAID ボリュームを作成するためにはこのディスクを使用できなくなります。

    たとえば、次のコマンドシーケンスは許可されません。

    # raidconfig create raid --disk=c0d0,c0d2 --subdisk-size=50
    
    # raidconfig create raid --disk=c0d0,c0d2 --subdisk-size=100

    2 つ目のコマンドでエラーが発生します。

  • –-subdisk-size オプションを使用して複数の RAID ボリュームを同時に作成する場合に、–-name オプションを使用すると、すべての RAID ボリュームが同じ名前で構成されます。

    これが発生した場合、raidconfig modify コマンドを使用してボリュームの名前を変更できます。

  • パーシャルディスク上の RAID ボリュームは削除できますが、パーシャルディスクが別の RAID ボリュームで使用されている場合は、そのディスクに「In Use」のマークが付けられます。そのディスクを使用して別の RAID ボリュームを作成することはできません。