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Oracle® Server CLI ツール ユーザーズガイド

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更新: 2015 年 12 月
 
 

ubiosconfig コマンドの構文

ubiosconfig コマンドは次のコマンド構文を使用します。

ubiosconfig subcommand type [option]

–-help オプションまたは –-version オプションを使用する場合、ubiosconfig コマンドにサブコマンドは必要ありません。それ以外の場合は、1 つ以上のサブコマンドが必須です。

コマンドが失敗すると、ubiosconfig のエラーコードに記載されているいくつかの障害コードのいずれかが返されます。

次の表に示すオプションは、ubiosconfig を含むすべての CLI ツールのコマンドに適用されます。

ショートオプション
ロングオプション
説明
–?
–-help
ヘルプ情報を表示します。
–V
–-version
ツールのバージョンを表示します。

サービスプロセッサにアクセスするときに、ローカルホストと ILOM の相互接続またはリモート Ethernet ネットワーク接続上で ubiosconfig を使用できます。サービスプロセッサにアクセスする ubiosconfig コマンドを発行する場合、ホストと ILOM の相互接続を使用するときは資格情報は必要ありませんが、Ethernet ネットワーク接続では必要となります。


注 -  Oracle ILOM 3.2.4 より前のバージョンを使用しているシステムの場合、LAN インタフェース (ホストと ILOM の相互接続または Ethernet ネットワーク接続) を使用するには、サービスプロセッサにアクセスするコマンドに -H および -U オプションを使用して資格情報を手動で含める必要があります。資格情報を指定しない場合、コマンドはデフォルトの低速なローカル KCS インタフェースを使用してローカルの Oracle ILOM サービスプロセッサにアクセスします。

ネットワーク接続上の ubiosconfig でサポートされているオプションを次の表に示します。

ショートオプション
ロングオプション
説明
–H
–-remote_hostname
このオプションに続けてリモートサービスプロセッサのホスト名または IP アドレスを指定します。
–U
–-remote_username
このオプションに続けて、リモートサービスプロセッサへのログインに使用する root アクセス権を持つユーザー名を指定します。

例:

ubiosconfig export all --remote_hostname=address --remote_username=username

ここで、address はターゲットサーバーのサービスプロセッサのリモートホスト名または IP アドレス (xx.xx.xx.xx という形式)、username は操作を実行するためのログインアクセス権を持つユーザー名です。

リモート Oracle ILOM サービスプロセッサにアクセスするときには、このユーザー名に対応するパスワードの入力を求められます。

ubiosconfig は、次の表に示すサブコマンドをサポートしています。

サブコマンド
機能
import
次回ブート時にサーバーの UEFI BIOS に適用される XML 構成ファイルをインポートします。
export
サーバーの UEFI BIOS 構成をローカルの XML ファイルにエクスポートします。
cancel
保留中になっている UEFI BIOS 構成の変更を取り消します。
list
保留中になっている UEFI BIOS インポート操作またはエクスポート操作に関するステータス情報を表示します。
reset
次回ブート時にサーバーの UEFI BIOS 構成を出荷時のデフォルト値にリセットします。