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Oracle® Server CLI ツール ユーザーズガイド

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更新: 2015 年 12 月
 
 

RAID ボリュームの作成

始める前に

raidconfig を使用してボリュームを作成する (選択したディスク上の既存のデータが上書きされます) 前に、オペレーティングシステムのツールを使用して、接続されているディスクのインベントリ、それらの列挙、および保持するデータが含まれているかどうかに関する情報を取得してください。使用している OS ブートディスクまたはアプリケーションによって使用されるその他の論理ディスクを上書きしないように注意してください。

  • RAID ボリュームを作成するには、次のように入力します。

    raidconfig create raid options -d disks

    たとえば、コントローラ 1 にストライプサイズが 128K バイトの RAID 0 ボリュームを作成するには、次のコマンドを入力します。

    raidconfig create raid --stripe-size 128 -d c1d0,c1d1

    create raid サブコマンドには、次の表に示されている 1 つ以上のオプションに加えて、-d オプションを指定する必要があります。

    ショートオプション
    ロングオプション
    説明
    –d
    –-disks
    ディスク ID 番号をコンマで区切ったディスクのリストを指定します。
    該当なし
    –-level
    ボリュームの RAID レベル (0、1、1E、5、10、50、60 など) を指定します。特定のコントローラに対してサポートされているレベルは、list コマンドのそのコントローラに対する「Supported RAID Levels」フィールドで確認できます。このオプションを指定しないと、レベル「0」が使用されます。
    該当なし
    –-stripe-size
    作成する RAID ボリュームのストライプサイズ (K バイト単位) を指定します。このオプションを指定しないと、コントローラでデフォルトのサイズが使用されます。
    該当なし
    –-subarrays
    入れ子の RAID レベル (10、50) に対して、RAID コンポーネントのサイズ (物理ディスクの数) を指定します。
    該当なし
    –-name
    RAID ボリュームを示すユーザー定義の名前を割り当てます。この名前は空の文字列 ("") に設定できます。
    該当なし
    –-subdisk-size

    RAID ボリュームの最大容量は構成できません。HBA またはコントローラでサポートされている場合は、パーシャルディスクから RAID を作成でき、すべてのディスクのサイズが同じです。