ホストウォッチドッグの状態に関連するエラー
次の表に示すエラーは、ホストウォッチドッグの状態が IPMI ウォッチドッグタイマーの状態の影響を受けるときに発生します。エラーメッセージのあとに、メッセージの理由と問題の解決方法が表示されます。
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IPMI ウォッチドッグタイマーは Hardware Management Pack の外部で有効にされました。
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Admin state: Disable
Current state: Enable
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ホストウォッチドッグはユーザーによって無効にされましたが、IPMI ウォッチドッグタイマーは Hardware Management Pack の外部で有効になっています。
この状態 (「Admin state」が「Disable」で「Current State」が「Enable」) のときに、ホストウォッチドッグを有効にした場合、ホストウォッチドッグは「Disable」状態のままになります。
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hostwatchdog を有効にするには、次のコマンドを使用して IPMI ウォッチドッグタイマーをオフにする必要があります。
#ipmitool mc watchdog off
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IPMI ウォッチドッグタイマーは Hardware Management Pack の外部で有効にされました。
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Admin state: Enable
Current state: Enable
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最初に、「Admin state」は「Enable」であり、ユーザーは ipmitool を使用して IPMI ウォッチドッグタイマーを無効にし、次にユーザーは ipmitool を使用して IPMI ウォッチドッグタイマーを有効にします。
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リセット期間 (デフォルトは 60 秒) 後に、ホストウォッチドッグは状況を自動的に修正します。
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IPMI ウォッチドッグタイマーは Hardware Management Pack の外部で無効にされました。
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Admin state: Enable
Current state: Disable
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ホストウォッチドッグが「Enabled」状態のときに、IPMI ウォッチドッグタイマーは Hardware Management Pack の外部で無効にされました。
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リセット期間 (デフォルトは 60 秒) 後に、ホストウォッチドッグはこれを修正し、タイマーを再度有効にします。
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Need to have Oracle ILOM 3.2.2 or greater.
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各種
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ホストウォッチドッグを実行するには、Oracle ILOM がバージョン 3.2.2 以降である必要があります。
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次のいずれかを実行します。
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このコマンドを使用してホストウォッチドッグを無効にします。
ilomconfig disable host watchdog
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Oracle ILOM を 3.2.3 以降にアップグレードしてから、次のいずれかのコマンドを実行します。
/etc/init.d/hmp_watchdog reload
または
service hmp_watchdog reload
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IPMI command failed connection.Check IPMI driver.
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各種
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IPMI 要求を SP に送信できません。
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ホスト側で IPMI ドライバを確認します。
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IPMI watchdog command failed.
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各種
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IPMI ウォッチドッグコマンドは SP に到達しましたが、障害が発生しました。
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IPMI スタックが Oracle ILOM で正常に動作していることを確認します。
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Can not determine Oracle ILOM version.
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各種
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ホストウォッチドッグが Oracle ILOM のバージョンを判別できません。
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IPMI コマンドを SP に対して発行して、IPMI コマンドが SP で動作するかどうかを確認します。
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