HMP Watchdog Agent は、Oracle Hardware Management Pack のインストーラを使用してインストールできる Oracle Hardware Management Pack のオプションのコンポーネントです。このコンポーネントのインストール方法については、『Oracle Hardware Management Pack インストールガイド』を参照してください。
HMP Watchdog Agent に関する次の重要な情報を確認してください。
HMP Watchdog Agent を実行するには、システムが次の要件を満たしている必要があります。
Linux オペレーティングシステムがインストールされている
Oracle Hardware Management Pack 2.3 以降がインストールされている
SP で Oracle ILOM が 3.2.2 以降である
エージェントはデフォルトでは起動されません。これは、インストール後に起動する必要があります。
エージェントは、(ホストのリセット前に起動されていた場合でも) リセット後には自動的に起動されません。ホストのリセット後に再起動する必要があります。
ホストのリセット後に、ホストまたは ILOM のウォッチドッグ構成が保存されます。
HMP Watchdog Agent は 2 つのサービスを提供します。
ILOM ウォッチドッグ: 有効にした場合、ILOM ウォッチドッグは Oracle ILOM のヘルスを定期的に問い合わせます。Oracle ILOM が応答しなくなった場合、ホストは、「Warning」または「Reset」のいずれかの指定されたタイマーアクションを実行します。詳細は、ILOM ウォッチドッグの概要を参照してください。
ホストウォッチドッグ: 有効にした場合、ホストウォッチドッグはホストのヘルスを監視します。ホストが応答しなくなった場合、Oracle ILOM は、「Warning」、「Reset」、「Power Off」、または「Power Cycle」のいずれかの指定されたタイマーアクションを実行します。詳細は、ホストウォッチドッグの概要を参照してください。
このドキュメントでは、ilomconfig CLI コマンドを使用して HMP Watchdog Agent サービスを構成する方法について説明します。
HMP Watchdog Agent の手動での構成に関する情報は、Oracle Server Management Agents ユーザーズガイド の HMP ウォッチドッグエージェントの構成に記載されています。